おもちゃ:Toyworld TW-F09X Deluxe Edition レビュー | のんびりクソレビューブログ

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 Toyworld TW-F09X Deluxe Edition

実写アニメ版問わずハイクオリティな非正規TF玩具を発売しているToyworldから

映画「バンブルビー」版のオプティマスプライムが発売しました。

 

この商品そのものは2019年の段階で発表されていて即刻ebayで予約しました。

しかし、2年たった今現在でさえも取引したユーザーがうんともすんとも言わないので

諦めてAmazonで購入しました。

 

不謹慎ですがこのご時世なのでコロナで死んだかと思いましたが

直近でも出品しているので生きているようです。

評価が高いので安心していましたが油断ならないですね。

(メッセージも送ったものの反応すらなし。ふざけてんのか。)

 

というわけで、紹介していきます。

 

●パッケージ

箱はかなり大きく、超合金などのものよりも更に大きく、

そして中身が中身なのでめちゃくちゃ重いです。

残念ながら海外製品ということで、箱はあちこち凹んでいたりします。

 

商品名がFrxeedoxm Leadxerなのに箱にはTACTICS WAISTCOATって書いてある。

一体どっちなんだと言わざるを得ないが非正規ではありがちなことです。

 

●中身

・本体

・銃4種(映画でもつかっていたもの/オリジナル武器3種)

・差し替えパーツ(セイバートロン星/地球版)

・手2種(可動/武器持ち手)

 

・スタンド

・スタンドアーム

・斧2種

・ジオラマブロック2種

・差し替え頭部

・銃エフェクトパーツ(スタンドの裏にある)

 

・充電器

・リモコン

・ワイパー

・スタンドアームのジョイント

・いくつかのボタン電池(本体にも予め取り付けられていました。)

 

とデラックス版にふさわしい圧倒的な付属品となっています。

ちなみにスタンダード版では差し替えパーツの一部とスタンド、スナイパーライフルのようなものが

削られています。

 

ちなみに説明書らしい説明書はペラペラの紙一枚しかなく、

詳しい変形の仕方はQRコードを読み取って動画を見てねってパターンでした。

 

以前紹介したBigFireBirdのNICEEもそうでしたし、

正直変形が複雑化する今のTF界隈では嬉しい配慮ですね。

(一応その紙に小さいながら変形の仕方は書いてあるが…)

 

●ビークルモード

こちらはセイバートロン星での姿のビークルモード。

非正規ということで、あちこち合いが悪いところがあるものの、しっかり変形させてあげれば

結構ぴったり変形します。

 

ワイパーは先程の写真を見てもらえばわかりますが、

別になっていて自分で取り付ける必要があります。

しかしこれが曲者で、ゴム製でめちゃくちゃフニャフニャなので取り付けづらくなっています。

 

側面。

あとで比較の画像を貼り付けるが、後ろ側が非常に長く

このように斜めになっているのでトレーラーとしては微妙なところもあります。

 

あと、タイヤも機械だらけのセイバートロン星であるからか

溝のようなものがなくつるつるのタイヤになっています。

 

ここらへんは向こうと地球の事情が違うのでそういうものだとおもいましょう。

 

後ろ側。

少し見づらい位置にきていますが、ちゃんとブレーキランプとウインカーも用意されていて

かなりそれっぽくなっています。

 

地球モード。

あとで付属品の項目で紹介するいくつかのパーツを差し替えることで

このように地球での姿になることができます。

 

かなり馴染み深い感じになりました。

 

ちなみにこの青丸で囲った部分。

動画ではツライチになるのですが見ての通りめちゃくちゃ干渉して全くツライチになりません。

しかもこの干渉している2パーツはどちらも金属パーツになっているので

個人での調整はめちゃくちゃ難しくなっています。

(しかも削る部分がロボットモードで表面に来る部分という始末。)

 

●ビークルモード比較

MP-44 コンボイ ver3.0と

わかりやすく上からの視点で撮影しましたが、見ての通り全長がかなり違います。

また、運転席のある赤い部分は1,2回りもTW-F09のほうが大きいです。

 

ちなみにMP-44付属のトレーラーは取り付け不可能でした。

 

変形難易度はドM向けのMP-44と比べると遥かに簡単でした。

というのも、変形動画を探してみてもらえばわかりますが、

結構往来のコンボイ司令官の変形パターンを踏襲している印象で

MP-10 コンボイ ver2と同レベルかと思います。

 

ただ、先程も述べたとおりパーツの合いの問題があるので

「単純な変形なら簡単」であって、きっちり変形させるのであれば別問題となります。

 

●ロボットモード

・素立ち

ロボットモードはめちゃくちゃコンボイ司令官って感じがします。

ただ、劇中の姿や、公式が発売しているDLX Scaleのオプティマスプライムと比べると

胸のフロントガラス部分がちょっと幅広な感じで、その影響で肩幅が広めで

また、腹部も短くなっています。

 

しかし、その結果逆三角形のヒロイックなバランスになっていてめちゃくちゃかっこいいです。

 

全体的に合金の使用率が高く、実際に持つと信じられないくらいずっしりしていて

この手の玩具はいろいろ持っていますが正直ここまで重いのは初めてです。

 

・バストアップ

顔は映画どおりG1そのものな形状ですが、モールドが多く

実写シリーズとちょうど中間のようなデザインになっています。

 

また、耳?のアンテナは自由に動くので角度付可能になっています。

 

後頭部から引っ張るとこのように頭が外れます。

中央の○がスイッチになっているのでそれを押すと青LEDが光るので

カメラアイを光らす事ができます。

 

さらにモゴモゴギミック付き。

モーターとか仕込んであるわけではないのでモゴモゴは人力ですが嬉しい配慮ですね。

(欲を言えばD-Styleみたいにアンテナと連動していればよかった)

 

それと他のレビュワーさんでもありましたが、首がかなりゆるいです。

が、取り外してみたところ基部がねじになっていてこれが緩かったので

締め直したらそれなりに固くなったのでゆるいと思ったらやってみてください。

(締め直してもゆるいのが多少改善されるだけでゆるいものはゆるいんですけどね。)

 

ここらへんは非正規って感じです。

 

・腕部等

肘は二重関節になっていてこれくらい曲げられます。

バンブルビー版オプティマス(以下ビーオプ)は映画は短い時間しかでていないものの

各社様々なビーオプを発売しています。

が、この肘の二重関節は数ある中でもこのTW-F09でしか採用されていないので

可動範囲を求めるのならこれ一択です。

 

肩もスウィングがあるのである程度動かすことが可能です。

 

また、指は全可動で(親指のみ基部がボールジョイント)、表情付けが可能。

 

他のTF玩具のように手のひらに武器をジョイントする長方形の穴が設けられているので

ホールド性もバッチリ。

 

・脚部

膝も二重関節になっていて太ももが腰アーマーに干渉するもののこれくらい上げることが可能。

足首も結構動くので接地性も高い。

 

・背面

背面はこんな感じでしっかり処理されているので背負い物感がほとんどないです。

いやぁどこから見てもかっこいいなぁ…

 

ただ、変形させる都合からか映画やDLX Scaleのものと比べると

背中側のボリュームがあまりなくフラットな印象を受けます。

 

●ロボットモード比較

同じくMP-44 コンボイver3.0と。

これと比べるとかなり大きく全長約29cmで圧倒的存在感です。

(解像度の違いってレベルじゃねぇぞ)

 

●付属品

(上が地球版/下がセイバートロン星版)

これらのパーツを付け替えることでどちらのビーオプも再現可能となっています。

 

あと、セイバートロン星版で使うホイールディスクはただはめ込むだけですが

一番最初は汚し用の塗装が固着しているのかめちゃくちゃ取り外しづらかったので注意。

 

(左が発光ギミック付き/右が差し替え頭部)

差し替え用の頭部は発光ギミックがなく首も固めでアンテナのデザインもちょっと違い、

モールドも差し替えのほうが深めでくっきりしている。

 

しかし、見ての通り本体との取付部が全く違うので取り付けられない。

説明書もないのでよくわからん。

 

(左が可動手/右が持ち手)

標準で取り付けられている可動手と差し替え用の持ち手の2種類で

持ち手のほうは取り付け用のジョイント穴がないですが、

塩ビなのでしっかりホールドしてくれます。

 

あと、基部のジョイント穴も可動手に比べキツめになっているので保持力も高い。

 

銃4種

(内一番上のスナイパーライフルみたいなののみデラックス版限定装備)

真ん中のものは映画でも使われていたライフルになっていて、上下は完全オリジナルです。

 

どの武器もグリップ部分が可動するので無理なく持たせることが可能で

上のスナイパーライフルはバイポッドがちゃんと使えます。

 

また、中央の映画で使われていたライフルのみ

後ろを外すとMicroUSBポートが露出し、接続することで充電可能。

 

赤矢印のボタンを押すことで銃声&発光ギミックが動作します。

 

斧2種

これも映画には出てきていないオリジナルの武器で

今までのエナジーアックス風の武器になっている。

 

また、後で紹介するがこの2つを組み合わせることで盾のような装備にもなります。

 

ジオラマブロックとエフェクトパーツ。

(エフェクトパーツのみデラックス版限定)

 

エフェクトパーツは見ての通り組み合わせ可能で様々な形状が作れます。

クリアパーツなので、ライフルの発光ギミックを使うことでキレイに光ります。

 

この非正規商品の中でもダントツでアウトでブラックで

訴えられたら確実に負けるスタンドです。

 

スタンドの後ろ側にMicroUSBポートがあるので接続することで充電可能。

 

スイッチを入れて付属のリモコンを押すことで様々な動作をする。

説明書が中国語なのでよくわからないが、Google先生によると

A:真ん中から左側の前後のスポットライトが点灯

B:音声ギミック
C:真ん中から右側の前後のスポットライトが点灯

 

スポットライトは角度付が可能なので好きな角度に調節可能。

 

で、アウトなのがBボタンの音声ギミック。

おそらく映画からぶっこ抜いているであろうボイスが収録されている。

声だけならそっくりさんを連れてきたとか、声真似しましたって言い訳効くかもしれないが、

完全に銃撃戦の中での声なので確実にぶっこ抜いている。

 

というわけで、上記のライフルの音声ギミックも映画から引き抜いていると思われる。

 

●適当に

S字立ち

顔がこっち向いて傾いているので赤組感が出ている。

 

膝立ち。

映画や他の玩具と違い太ももが短くスネが長いデザインをしているが

見ての通り膝立ちはしっかり決まる。

 

デラックス版のみ付属のスナイパーライフルは本体よりも大きい満足の仕様。

本体と違いオールプラですが、ウェザリングがしっかり入っているので安っぽさはない。

 

ロケランみたいな構えになってしまった。

可動範囲は優れているものの、ボディがめちゃくちゃ四角いので

大物をもたせると制約が生まれてしまう。

 

サイバトロン戦士 アターック!(それはビーオプやない、コンボイ司令官や)

 

ライフルならこんな感じで普通にもたせられます。

 

先も述べましたが、体が四角いので大変ですが

見ての通りこんな縮こまったポーズも取れます。

 

(一瞬しか光らないから一瞬で手を引っ込めないといけなくて撮影が大変だった。)

 

この時のビーオプは使える武器があれば全部喜んで使いそう。

 

(ちょっと首がおかしくなった)

G1では一回しかつかってなかったのに実写シリーズでピックアップされて

かと思ったらバンブルビーではついに一回も使うことがなかったエナジーアックスです。

 

これが先程の斧を組み合わせた盾モード。

 

包囲された時。

次回作はバンブルビーがビーオプを救いに行くのかと思ったら

最後しれっと地球にいるんだから恐れ入る。

(さすがG1では単騎最強なだけありますわ。)

 

飛び蹴り。

スタンドのジョイント部分は45度づつ角度付が可能だが、

見ての通り直角以外はおもすぎてバランスが取れないので補助が必要。

 

めちゃかっこいい。

 

 

以上、Toyworld TW-F09X Deluxe Editionでした。

紹介したとおりヒロイックなデザインにアレンジされているものの

極端な変化はなく、何も言われなければ映画版との違いに全く気づかないほどです。

それでいて、体型の問題はあるものの変形玩具でしかも非正規のなかでも

トップレベルの可動範囲を持っているので結構動かせます。

 

しかし、繊細なので変形時結構パーツぽろりをしてしまったので

ガシガシ遊ぶにはあまり向いていない印象も受けます。

 

付属品もデラックス版はかなり豊富でアウトすぎるスタンドまでついてくるので

できることならデラックス版をおすすめします。

 

最後に、ライフルとスタンドの電源が充電式なのは恐れ入る。

非正規もここまで来たかといった感じでタカトミも危ないと言わざるを得ない。

(次のMPMはビーオプとの噂もあるがどうなることやら…)

 

今回紹介したデラックス版。

スタンダード版。

Amazonではデラックス版と2000円くらいしか変わらないので

この価格差ならデラックス版のほうがお得感ある。

 

カラバリのネメシスプライム版。

 

公式から発売されているビーオプ。

非変形だが、全身53箇所の関節を持ち圧倒的な可動性を持っている。

 

当時こっちとどっちを買おうか迷った物。

比較動画を見るとTW-F09の半額ながらほぼ同等のサイズ感に

ウェザリングも施されていてしかも体型はほぼアレンジなしの映画版を

忠実に再現したものとなっている。

しかし、関節は2重ではないなど可動範囲の面での不満や

体型こそは完璧に似ているものの顔が全く似ていない問題があったので

最終的にTW-F09を2019年12月に予約。

 

タイトル通りバンブルビーが主役でビーオプは殆ど出てこないが

とんでもない強さでディセプティコンを無双。

中盤の回想シーンで囲まれて絶体絶命だと思われたがラストしれっと地球にいた。

(ここらへんの端折り方がG1らしい。)