BRZ(ZC6) ブレーキ交換

少し前に定期点検にてブレーキローターがすり減っており
来年の車検に通らないと言われてしまった。
スバルのディーラーではローターの交換に20万とか
アホみたいな額を要求されたため今回もまたもDIY。
というわけで今回はブレーキの交換を行います。
交換するものはブレーキローターと合わせて
ブレーキパッドを交換します。
今回交換するのは以下のもの

ディクセルのPDタイプのブレーキローターと
エンドレスの低ダストのブレーキパッドという
BRZと86乗りには定番の組み合わせのものを選択。
というわけで早速取り付けていきます。

まずはタイヤを外します。

ブレーキローターがみての通りなのでこいつを交換します。
ちなみに自分は基本的にエンジンブレーキを多用しまくるので
多分前のオーナーの時点でこうなっていたのだろう。


次にブレーキパッドを取り外します。
ブレーキパッドを取り外すにはキャリパー裏側にある
14mmのボルトを外すだけで上にずらして
パッドを取り外せるので楽勝です。
(トルクも26N・mで緩い。)

次にキャリパー本体を外しますが
これがクソほど取りづらく、ホイールハウス内という
内側の狭い場所しかスペースがなく長物が入らない。

ステアリングを最大まで切ってもこれなのでどうしようもない。
これがボクサーエンジンの欠点か…
というわけで追加で一回り短いトルクレンチと
凍結浸透潤滑剤を購入。
数日後Amazonからこれらが届いたので再挑戦。

というわけでこれがそれ。
ボルトを凍結して収縮させたところで潤滑剤が行き渡り
ゆるくなって取り外ししやすくなるっていうシロモノ。
要するに物理だから普通の潤滑剤よりも効果てきめんらしい。

フリーズルブを使うことでなんとか取り外せたので
キャリパーはS字フックなどを使って
コイルスプリングとかにひっかけておきます。

ブレーキローターの取り外しですが
固着してて叩くだけでは取り外せないので
二穴用意されているサービスホールに
M8×1.25のボルトを均等に回し入れて押し出します。

ブレーキローターを取り外したあとがこれ。

ブレーキダストできったないので
ブレーキクリーナーとワイヤーブラシを使ってダスト汚れや
ボルトの山も磨いていきます。
もちろん写真には写っていないですが
キャリパーも真っ黒なので磨いていきます。

取り外したローターがこれ。
違いは一目瞭然ですね。
ディクセルのPDタイプのブレーキローターは
安価なもののほぼ純正と同等の性能を持っているので
純正置き換え先として優秀なものとなっている。

というわけでブレーキローターを取り付けます。
が、このままだと固定があまく
ブレーキキャリパーの取り付けも大変なので
M12×1.25のナットを使ってローターを固定します。

ナットで固定するとこんな感じ。
(写真を撮り忘れたので後輪のブレーキローターの写真)
これでブレーキローターのガタツキがなくなったので
キャリパーを取り付けていきますが…

貧乏カスタムでドレスアップをしていきます。
耐熱塗料のマーカーでキャリパーを赤く塗っていきます。

使用感はとても良く、乾燥も速攻なので
いわゆる筆塗りのものと違ってお手軽感はありますが
塗装後つや消しになってしまい
ブレンボなどのキャリパーのような感じにはならない。
まぁ自己満ドレスアップなのでこんなでもいいかなって。
駐車場が砂利でジャッキアップできないので
家の前の道路で作業しているため
悠長に乾燥をまっている時間などない。

次にピストン戻しを使ってブレーキのピストンを引っ込めます。
これをしないと交換して厚みがもとに戻ったブレーキローターと
パッドの分ピストンが邪魔で取り付けができないからである。
ピストン戻しはこういう安価な物を購入したが
とりあえずちゃんと使えたので良かった。

戻したピストンはこんな感じ。
これまでにこの分ローターとパッドが消耗していたんだなぁって。

次にブレーキパッド
エンドレスのSSMプラスは鮮やかな青色で存在感がある。
純正パッドと違ってバックプレートや
板バネのようなものがついていないですが
皆このまま取り付けているので自分もそのまま取り付けます。

取り付けの際はローターに接触する部分を紙やすりで軽く擦ります。
こうするとブレーキの食いつきが良くなるとかなんとか。
写真では全然わからないですが…(左のパッドを擦った。)

取り付けるとこんな感じ。
赤いキャリパー()と青いエンドレスのパッドでスポーティに見える。
この状態になるとキャリパーがさらに塗りやすくなるので
残りの部分をさらに塗っていきます。


キャリパーを固定したら鳴き防止でディクセルの
グリスをキャリパーが当たる部分へ塗布していきます。
交換が終わったのでもとに戻していきます。
それぞれの締め付けトルクは検索したところ
キャリパーを固定している裏の17mmのボルトは
70、80、100、110N・mとどこもバラバラのことを書いている。
外す時の感覚からおそらく100、110N・mな感じがするので
100N・mで固定。
パッドを固定している14mmのスライドボルトが26N・m
(こちらはどこのサイトでも同じような数値を書いていた。)

(モザイクはセキュリティナット)
BBSのホイールと合わせてなかなかハッタリが効いた
それっぽい見た目になったじゃないの。
普段それなりの頻度で洗車しているのですが
見ての通りホイールがブレーキダストで汚い。
低ダストタイプのブレーキパッドに交換したので
これがどうなるか楽しみですね。


というわけでリアも作業開始。
同じくパッドを外してキャリパーも外したらローターも外します。
リアキャリパーはフロントよりも締め付けトルクが弱いため
フリーズルブを使わずとも簡単に外せました。

ただ、前輪と違って後輪にはサイドブレーキが仕込まれているので
そのままでは外せません。
サイドブレーキを解除し真下まで転がし
ブレーキローターについているゴム栓を外すと
サイドブレーキの引き代を調整するダイヤルが見えるので
これを下方向にまわして緩めていきます。
(サイドブレーキは解除したまま)
そうするとブレーキローター内のドラムブレーキが
当たらなくなるので前輪同様
サービスホールにボルトを突っ込んでまわして外します。
この時、ダイヤルをどれくらい緩めたのか
覚えておくとあとで直す時簡単です。

ブレーキローターを外した状態。
ドラムインディスク方式のブレーキなので
ディスクブレーキのほか、ブレーキローター内にはドラムがある。
こちらもフロント同様ブレーキダストで汚れていたため
ワイヤーブラシで磨いていきます。

さっきのダイヤルはこんな感じになっています。
写真では写っていないのですが自分はキャリパー塗装に使ったペンで
ダイヤルの元の位置を塗ったので直すのは簡単です。

リアも比べるとこんな感じ。
前輪同様ほとんど純正と同じような見た目をしています。

摩耗具合も前輪ほどではないが段差ができている。


取り付けて、サイドブレーキのダイヤルも元に戻して
ゴム栓も忘れずにもとに戻してキャリパーを塗装してこう。
前輪と比べると締め付けトルクが弱い分遥かにイージーでした。
ちなみに締め付けトルクはキャリパー裏の14mmのボルトが66N・m
(フロントと違ってリアはほとんどのサイトでこう記載されていた。)
パッドを固定している14mmのスライドボルトは前輪同様26N・m
というわけでブレーキのピストンを戻したので
数度ブレーキを踏んであわせてテスト走行。

まだブレーキローターとパッドが馴染んでいないからか
ブレーキの効きが甘いがちゃんと使われているようで
ローターに跡が残っています。
ひとまず安心しました。
ディクセルの新品は防錆対策か何かでしばらくブレーキの効きが
甘いらしいのでしばらくはブレーキを慎重に使っていきたいと思います。
それにしても車は工業製品として優れてるなぁって。
ラインの流れ作業で作ってるだけあって
ボルトが固着していたことを除けば作業は簡単だった。
未だに自転車のブレーキパッドは交換したあと
ディスクブレーキの位置を合わせるのに手こずるのに。