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ジャンル問わずレビューをするだけのブログ。
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もろもろ良さげなものをレビューしていくクソブログ

プレデター:バッドランド

プレデターの最新作が公開されたので見てきました。

今作はこれまでの作品とは大きく違い人間ではなく

プレデター(ヤウージャ)の「デク」が主役となる。

 

そのため、今までの人間が主役でプレデターの脅威から生き延びる…

という作品ではなく真っ当なSFアクションモノとして楽しめる。

 

そしてついに映像作品でプレデターの種族名「ヤウージャ」が扱われました。

思えばエイリアンもこの前のロムルスでようやく作中で「ゼノモーフ」と

呼ばれたりとこれまでの「なんて呼べば…」問題が解消され

ますます作品展開しやすくなったんじゃないかなって思います。

 

●あらすじ

今作の主人公であるヤウージャのデクは一族最弱ということで

「生きてることが恥」と父親に殺されそうになるが兄が身を挺して守ってくれ

危険な生物がたくさんいる惑星「ゲンナ」へ宇宙船で送られてしまう。

デクは一族を見返すため父親も恐れる「カリスク」という生き物を

亡き兄のためにも戦利品として持ち帰ろうとするも早速ピンチに。

そんなときどこからか声が聞こえ、そのアドバイスを頼りになんとか

その場を切り抜けるがその声の主はアンドロイドで上半身だけだった。

 

●みどころ

・デク

今作の、そしてプレデターシリーズ唯一のヤウージャの主人公となるデク。

あらすじでも書いた通り一族最弱ということで今までの作品とは違い

慢心や舐めプとかじゃなくシンプルに窮地に陥る場面が多々ある。

「ヤウージャは群れない」といい、永遠に喋り続けるティアや

気に入られた猿みたいな生き物と組むことを拒否するも

ティアが語る地球の狼の話などで次第に考え方が軟化していく。

 

・ティア

もう一人の主人公となる上半身だけのアンドロイドのティア

その正体は公式が早々にバラした通り「ウェイランド・ユタニ」製の

アンドロイドでついにお祭り映画でも何でもなくプレデターシリーズと

エイリアンシリーズが交わることとなった。

WY製ということで例に漏れずなにかを隠しているようなところが

節々に見受けられるがデクと組んだことで改善が見られ…

 

・惑星ゲンナの原生生物たち

デクの父親が恐れるカリスト以外にも恐ろしい生き物がたくさんいる上に

文字通りカミソリみたいな葉の植物やクレイモアみたいな花など

もはや生き物すべての存在を許さないような惑星ですが中には友好的なものもあり

デクが食料確保のため偶然にも助けた猿みたいな生き物(ティアがバトと名付ける)

もいてこの荒廃した世界での清涼剤として働く。

AVPよろしくこれらの現地素材を使った装備を作ったりする。

 

 

以上、プレデター:バッドランドでした。

冒頭やあらすじ、みどころを見ての通り従来のプレデター作品とは

ガラッと大きく作風を変えてきた作品となっています。

いわゆるバディモノとなっていて、頑固なデクと一癖二癖もあるティアが

お互いの目的のために協力し合って、良い影響を与え合って…と

こういうジャンルが好きな人には大いに突き刺さる作品と仕上がっている。

おもしろペット枠だったバトも惑星ゲンナの生き物らしく

全然ペット枠に収まらない戦力で加勢したりとアツい。

 

プレデターの映画を見に来たのに気がついたらファミリー映画になっていた。

 

 

1/2/プレデターズ/ザ・プレデターの4作が収録されたコレクション

監督によると初代のダッチを再演させようとしていたらしい

 

レビューにも書いた通りバッドランドは公式でエイリアンとプレデターを

クロスオーバーさせた作品となっており以前作られたお祭り映画である

エイリアンVSプレデターと違い今後に期待できる。

 

 

DCコンパクト USBポート DC-047

今度友人とすこし遠出をするのでシガーソケットをUSBに変換するもので

いいものが無いかと探していたときに見つけたモノをレビュー。

 

一応カーナビ取付時にUSBポートも用意したのですが

お一人様用なのでもう一個ということです。

 

●パッケージ

今回はカシムラという国内メーカーのモノを購入しました。

パッケージを見ての通りコンパクトさをアピールしていて

USB Type-Aのポートが2つながらも蓋を閉じることができると

宣伝していました。

 

●外観・使用感

蓋が閉められるということでかなりコンパクトで

大きさも4cmほどしか無い小型なものになっています。

こちらは同社のDC-37

よく「蓋が閉められる」と言われているものはこの商品のように

USB Type-AとCが1つづつでC側がハンドルになっているもので

Type-Aが2つの本商品は貴重かなと。

 

全然開けてなかったので金属部がちょっと白化していますが

取り付けると引き抜く用に先端の滑り止め加工がされている部分以外

完全に内部に埋まってしまうのでスッキリ感があります。

 

ちなみにこの状態でもこの出っ張りに指を掛ければ簡単に抜けました。

(渋いので運転中勝手にスッポ抜けたりは無いハズ)

 

エンジンをスタートさせると青く光り暗い車内でも

一目でポートがわかるようになっているのも良いです。

 

が、誤算だったのは蓋が閉められるとのことだったが

結局のところBRZ/86では蓋が閉められなかったです。

一目惚れで購入したのですが、公式サイトにはしっかり

このサイズなら閉められるよと記載してあったので

閉じることが目的ならちゃんと大きさを確認して

購入することをおすすめします。

 

 

以上、DCコンパクト USBポート DC-047でした。

記事の通り結局蓋を閉じることはできませんでしたが

スタイリッシュな見た目でUSB Type-Aが2つ使えるのは貴重で

(大きく出っ張ってるものならいくらでもあるが)

日本メーカーで信頼性と4.8Aが使える性能を買ったと思えば

そこまで高額なものでもなかったので失敗した買い物って

わけではなかった感じです。

 

今回はこれを購入したものの失敗

 

こっちのタイプだと完全に中に収まるので蓋を閉じることが可能なはず。

 

 

ムービー・マスターピース T-1000 ver2.0

 

というわけで今回はホットトイズが販売する高級玩具マスターピースシリーズから

ムービー・マスターピースのT-1000 ver2.0をレビュー。

 

14年前に販売された初版のver1.0からあらゆる点がブラッシュアップされたほか

ver1.0にはなかった溶鉱炉での戦闘で大穴が空いたダメージヘッドが付属し、

(その代わりver1.0にはエレベーター前で真っ二つになった顔が付属)

その他にも特別版の映画でのみ出てきた不具合を再現した足パーツなどが追加。

 

まさにマスターピースと呼ぶにふさわしい究極のT-1000となっている。

 

●パッケージ

パッケージはロバート・パトリック扮するT-1000(の本商品のおもちゃ)が

印刷されており(加工されてはいるものの)リアルさがわかりやすくなっており

ロゴもターミネーター2のものを使いその下にはT-1000 2.0と本商品が

最新のものであることを表している。

 

中身が1/6サイズなので当然箱も大きいです。

 

●内容

・本体

・頭2種(通常/ダメージ)

・手5種(脱力/平手/持ち手/拳/左手人差し指)

・刃物パーツ4種(左手人差し指長針/右手人差し指短針/刃物手/鉤爪手左右)

・ズボン2種(警察/白バイ隊員)

・ユーティリティ・ベルト2種(警察/白バイ隊員)

・ブーツ3種(警察/白バイ隊員/ダメージ)

・液体金属パーツ3種(小×3/大×2/二連×2)

・銃2種(M9/MP5K)

・サングラス

・ヘルメット

・手錠

・懐中電灯

・トランシーバー

・ジオラマ台座

・予備のジョイント

・視線操作棒

・説明書

 

と値段が値段なだけに付属品も充実

箱から取り出しただけでオーラが違いますわ。

 

ちなみに取り出した直後は見ての通り溶鉱炉での戦いのときの服装になっているので

(警察官上半身+白バイ隊員下半身)まずは着替えさせます。

 

こういう本格的なドールは持っていないので他がわからないですが

ズボンを脱がせて着せ替えるだけです。

後述するようにズボンはリアルのものとちょっとだけ構造が違うので注意。

 

●警察官

・素立ち

素立ちさせるとこんな感じ

服は布製でベルトは革製、革靴は多分塩ビかな?

警察官のバッチと名札のAUSTINはしっかり視認できるほど精密に作られている。

(ただ流石に名札は映画に比べオーバーサイズ)

 

画角とか考えずにいつも通り正面からの素立ちなので

ドール感がすごいですがこのあとのフェイスアップの写真を刮目せよ。

 

・フェイスアップ

ちゃんと角度と光量を調整するとこのクオリティ。

頭部はロバート・パトリック本人のライセンスを取得して作られており激似。

シワ感といい、目の輝きといい、それとこの角度だと分かりづらいですが、

上の素立ちの正面写真ではロバート・パトリックらしいつり上がった耳など

ちゃんと再現されていてもう本物ですわ。
 

この写真だと若干の優しさも感じ、序盤のジョン・コナーの居場所を

尋ねるT-1000感を感じる。

 

かつてレビューしたNECAのT-1000は値段の割に頑張っていましたが

それとはなにもかも別物ですね。

 

このあとの腕部の写真の頭部を見ればわかるのですが

後頭部の一部が巧妙に別パーツになっていて取り外すことができ、

その中には視線操作ギミックがある。

この棒をグリグリ動かすことで目を動かすことができる。

 

・腕部

腕は二重関節になっており服が干渉するもののここまで曲がる。

手首はボールジョイント、肩はある程度スイングするので

さすがの自由度と言わざるを得ない。

 

・脚部

膝は二重関節なものの、ズボンがパツパツになりこれ以上は曲がらない。

足首はダブルボールジョイントになっていて見た目以上に足首が動く。

 

こうやって足を曲げると裾が上がってしまうが

警官のズボンのときのみ取り付ける靴下があるので

写真の通り素体部分が露出するのを防いでくれる。

 

・背面

背面

ズボンの仕様なのですが、写真ではちょっと分かりづらいですが

本物のズボンと違ってこれはマジックテープを使って後ろで

開け閉めするするので間違って本物のようにジッパーで前側を開こうとして

裂かないように注意。

 

このベルトについているポーチやホルスター、小物類はすべて

実際に取り外したりして使用することが可能。

写真にはないがホルスターにハンドガンを収納することが可能。

 

●白バイ隊員

映画中盤以降で登場する白バイ隊員の姿をした形態で

ver 2.0で新規作成されたジャケットを上着に着用し、

側面に白いラインが入ったズボンとシンプルなベルトで取り付け、

バイクに乗るためブーツを履いている。

 

このときジャケットは警官の上着の上から着せるようにできており

警官の上着は脱がすことのできない仕様になっているので注意。

 

可動範囲に関してはブーツの仕様上足首が動かなくなることを除き

全体的にほぼ同一なので省略

 

背面は特に装飾もなくシンプルなデザイン

先も述べた通りベルトも変わっているため小物類もごっそりなくなっている。

 

ヘルメットにサングラスをかけ顔の表情がわからなくなるので

不気味さが一層増す。

 

ヘルメットは側面の白と黒の境目で上下に分割できるので

それで頭を挟み込んで取り付ける設計になっている。

 

ちなみにサングラスはヘルメットに取り付けるわけではないので

劇中こんなシーンは一切無いがサングラス単体で飾ることもできる。

 

●溶鉱炉戦

最後の溶鉱炉での戦いの姿。

劇中特に説明は無いが、このときT-1000は急速冷凍→粉砕→急速解凍→再結合と

過酷な状況に晒され見かけ上は問題なさそうに見えるがついにバグる。

 

その一環として初見では気づきにくいが警官上半身に白バイ隊員下半身で復活する。

 

劇場版ではカットされているが、特別版では更にわかりやすくこのあと貼る

無意識に足場の縞鋼板や虎模様の鉄パイプ等触れるものすべてをコピーしまくる

シーンが追加されていたりする。

 

サラ・コナーにレミントンM870でT-1000の頭をぶっ飛ばしたときの顔

これはver2.0で新規に作られた頭部でシワなど生々しい。

 

ちなみに当時はCGもそれほど優れてなかったため劇中のこのシーンの頭部は

もちろん作り物ということになる。ある意味これと同じ。

 

言うまでもないがこの頭部も残った左目は視線操作可能。

 

それと追加でダメージブーツ。

正確にはブーツがダメージを負ったわけではなく、上記したように

T-1000にバグが発生したため床の縞鋼板をコピーしながら

歩いていくシーンを再現するためのブーツとなっている。

 

●付属品

付属する手は全部で5種類と予備のボールジョイントが2つ

 

左上の拳に関しては握り込んでいるわけではなく棒状のものを

握って持っているような形になっていてパンチなどで使うにはちょっと不格好。

溶鉱炉での戦いでT-800をぶち抜いた金属の棒でも別途あるのかと思ったが

T-800の付属品を見ても見当たらないので何用かはわからない。

 

弾痕

すべてマグネットが埋め込まれておりT-1000の胴体のみ貼り付け可能。

 

武器類

 

M9のみスライドが後退するギミックあり。

MP5Kは後部のスリングスイベルが動くくらいでボルト操作は不可能

 

その他小物類で左から

手錠、トランシーバー、懐中電灯、視線操作棒

 

それとよくわからん銀のなにか。

説明書に特に何もかいてないからわからないが多分ベルトの装飾の予備

 

最後にジオラマ台座

見ての通り溶鉱炉(の一番最後のシーン)をイメージしたものになっている。

 

背面にはUSB Type-Cを接続するポートとスイッチがついていて

 

点灯するとめちゃくちゃ雰囲気がでる。

見ての通り下一面がただオレンジに光っているわけではなく

浮いている不純物をイメージしてまだらになっており臨場感がすごい。

 

●適当に

ちょいきつめだが膝立ちは可能

 

最新作のモータルコンバットで使われてたりと

T-1000を象徴する武器感あるけど劇中この姿で使ってなかったりする。

 

視線が動かせるので表情付けも簡単

 

別のT-1000がやっていた構え

 

ブローバックするので撃っている感じも出しやすい

 

鉤爪は付属品でも紹介した通り劇中同様両手分付属している。

 

取り付けてみると結構長め

 

弾痕は先程も紹介した通り胴体部分のみ取り付け可能で腕とかは無理

 

マグネットが強力なのでジャケットを着込んでいても取り付け可能

 

かっけぇ

 

劇中ではずっと持っていたけどヘリコプター強奪するまでは

撃っていなかったりする。

 

拳が欲しかった

この手は上の懐中電灯を持つ以外になにに使えるんだろうか

 

壁に叩きつけられるも爆速復帰のやつ

 

同じポーズでもこの絶望感よ

ライティングって重要なんだなぁ

 

 

以上、ムービー・マスターピース T-1000 ver2.0でした。

自身が購入した中ではダントツで高額な玩具でしたが

それに見合うクオリティで写真を見ての通りこれです。

 

初めてのホットトイズでしたが、適当にで分かる通り

人間としては不十分無い可動範囲で劇中のポーズはもちろん

それ以外のポーズも自由に取れるのでこれでやることではないが

ブンドドも余裕余裕。

 

今月はT-800のver2.0が発売予定なので組み合わせるのが楽しみです。

 

今回レビューしたもの。

こちらはいつ発売かわからないがT-1000に合わせて発売のT-800 ver2.0

もちろんこちらも予約済み

 

 

こちらのT-1000とT-800は旧版

ver2.0の買い替え需要からか中古で取引されている。

 

14年前のT-1000って2.2万だったんだなぁ…

ブラッシュアップ&物価高とはいえすげぇ値上がりかただ

 

記事内でも述べたがT-1000の一部パーツは劇場公開されていない

特別版でのみ出てきた再現パーツ。

 

メディコム・トイもT-1000を発売する

こちらの商品には付属しないパーツやアイテムがあるのですが

マスターピースを見たあとだとやはり値段相応というか…

 

 

カーナビのラジオ感度問題の解決を試みる

 

というわけで、以前カーナビをレビューした通り

VICSを全然掴んでくれなくて渋滞情報が入らないので

これを解決してみたいと思います。

 

というわけで一番簡単なアンテナの交換からやってみます。

今回取り付けるのはスカイプラスの高感度ミニアンテナ

 

 

というわけでものはこれ。

愛車のBRZの初期型はドルフィンアンテナではなく普通のアンテナなので

普通の見た目のこれを購入。

 

 

サイズ度外視ならこういうのもあるのだが

流石にクーペにこれは似合わなすぎるので却下。

ロードスターみたいに後ろに生えてるやつなら良かったのですが。

 

で、パッケージ裏を見るに純正のショートアンテナよりも

多少は感度が良くなっているらしい。

 

中身はこんな感じでアンテナに各種ネジ類が付属。

 

取り付けられていた純正のアンテナと同等サイズ。

パッケージ表を見ての通り、180mmの純正アンテナよりも

感度が良くなっているっぽいので同等サイズのアンテナなら

更に感度爆上げなはず。

 

というわけで交換してみましたが、相変わらずLowのまま

渋滞情報も掴まなければFM/AMラジオもノイズまみれでした。

次なる手段にでます。

 

アンテナーブースターという信号を増幅する装置を取り付けます。

今回はアークヒルのVA-100というものを選択。

 

これがブツ。

楽天で購入したので送料削減のためかパッケージではなく

開封された状態で別途ビニール袋に入っていました。

 

というわけでカーナビをぶっこ抜いて取り付けていきます。

今回はアクセサリー電源を使うので

バッテリーを外したりせずそのまま横着していきます。

 

カーナビのアクセサリー電源とまとめて一本にギボシ端子を取付。

やっちゃいけないらしいけどままええやろ

 

VA-100は電源の他にも黒色のケーブルがあるので

そちらにもアース端子を圧着しカーナビのブラケットに挟み込みます。

 

通電確認

VA-100は電源が来ると赤のLEDが点灯するのでわかりやすいです。

というわけでカーナビをもとに戻してテスト

 

感度Highになってる!やったぜ!

 

ちなみにアンテナブースター取り付け前。

決してVICS東京VICS横浜だから感度が違うというわけではない。

 

AM/FMラジオももともとノイズまみれで音声が遠くから聞こえている感じでしたが

アンテナブースター取り付け後はノイズも綺麗さっぱり消え失せ

クリアに音声が聞こえるようになりました。

 

あとは受信できるまで走ってみるだけですね。

 

 
 

他にももっと安価なアンテナブースターが存在するが性能は不明。

なぜなら買ってみたけど断線していたから。

 

 

ワン・バトル・アフター・アナザー

 

●あらすじ

主人公のボブ(レオナルド・ディカプリオ)とペルフィディアはフレンチ75という

アメリカ政府によって囚われた不法移民を開放する反政府組織の

メンバーとして活動している内に惹かれ合いデキてしまう。

赤ん坊が産まれたことでボブは正気に戻り静かに暮らそうといいますが

ペルフィディアはつまらない男と見捨て活動再開するも逮捕されてしまう。

かねてからペルフィディアに目をつけていた軍人のスティーブンという変態は

自分なら助けられると恩赦と引き換えに裏切りを提案しフレンチ75のメンバーは

次々と逮捕殺害されボブと娘も危険に晒されるが仲間の助けによって

新しい名前と身分を手に入れ遠く離れたところに逃れることになる。

16年後、平穏に暮らしていたはずがスティーブンがある目的から娘のウィラを

捕まえるためボブたちの住む町を強襲し捕獲。

ボブはウィラを取り戻すためにヤク漬けになった己を奮起させる。

 

と、あらすじは長めになってしまったがすでに公開されて時間が経ってるし

そもそも導入が長くて省略できないのでしかたないね。

 

●みどころ

・丁寧なスリラー作品

あらすじで分かる通り、ボブたちは静かに暮らしていたものの

スティーブンはある目的で16年後の今襲いかかってくる。

最初は目的がわからなかったものの、徐々に紐解きされていき

最終的にはわかるといった3時間ほどの長尺を使った描写がされる。

そんな内容ではあるが、要所要所でコメディシーンも盛り込まれており

見ている観客たちの息が詰まらないような配慮もされている。

 

・緊迫感のあるアクションシーン

ボブはかつて革命家として活動していたものの、今ではヤク漬けになっており

そもそもペルフィディアにつまらない男と言われるくらいの普通の男。

バリバリにアクションできるわけでもないし、ビビリだしと一般人感。

それ故に娘をスティーブンから取り戻すために頑張る姿が映えるし、

軍人相手にどうなっちまうんだと緊迫感が凄まじい。

あらゆるレビューサイトなどでも散々書かれているので書いてしまうが

ラストのカーチェイスシーンは決して派手ではないが息が詰まりそうになる。

 

・過激な社会風刺

序盤の革命家として活動していた時期では現代のアメリカが抱える

不法移民問題や人種差別問題など(実際ここまで過激かは知らないが)

ガッツリとした描写がされている。

個人的には移民問題云々はよくわからないので「不法なんだから自業自得やん」

とか「革命運動はともかく(ペルフィディアが逮捕された事件は)ただの犯罪」

としか思えないので深い言及は避けるがリアルの一つなんだなと思えた。

 

 

以上、ワン・バトル・アフター・アナザーでした。

あらすじにも軽く書いたが序盤は革命活動の合間に

ペルフィディアがボブやスティーブンとヤリまくる場面が映し出され

「俺は一体何を見せられてるんだ」と思ったが

中盤以降ボブがウィラを助けるためにあれこれし始めてから

グッと面白くなり始め終盤には食いついていました。

 

見どころにもあるように緊迫感のあるシーンが続くものの

要所要所でくすりと笑えるコメディシーンも挟み込まれ

休憩ポイントが自然に用意されているので見ている側としても

最後まで疲れずに見ることができたのでうまい配分と思いました。

 

レオナルド・ディカプリオが演じるボブも非常にいいキャラしていて

自分はタイタニックやギャング・オブ・ニューヨーク、インセプション

くらいでしか知らないのでここまで普通の一般人を演じているところは

新鮮味を感じ親近感を感じました。

ボブが革命活動で築いた人脈や仲間たちがウィラを助けるために

手を貸してくれるところなど人情を感じいいなと。

 

 

一躍レオナルド・ディカプリオが大スターへと上り詰めた作品

実は3時間くらいあるので本作ワン・バトル・アフター・アナザーと

同じくらいの長尺だったりする。