映画:バンブルビー レビュー | のんびりクソレビューブログ

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     バンブルビー

 

安心してください、ネタバレはほとんど無しです。

 

セイバートロン星で一悶着あった後人間の主人公チャーリーが

古びたビートルを発見しおじさんから譲り受ける。

家に持ち帰るとビートルからいきなり何かが外れ底部を覗いてみると顔があって

いきなり変形し始めた… って感じ。

 

見どころ

・多くのリスペクトシーン

いつも実写TFはどこかしらリスペクトシーンがあるのだが、今回も多かったです。

「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のOPのマイスター副官さながらに

投げられた後変形して加速して突っ込むっていう一連の流れをやってくれたのだが

構図がかなり近く一緒だと言わざるを得ない。

 

また、ザ・ムービーで流れていた神曲「The Touch」も流れたり

セイバートロン星でのTF達の見た目がG1そっくりだったりと

ファンならニヤリとできるシーンが多くあった。

(特にオプティマスはしゃべるときマスクがモゴモゴ動いており意識していると言わざるを得ない)

 

・戦闘シーン

今回は冒頭にセイバートロン星での戦いと地球でのバンブルビーの戦いが繰り広げられました。

今までの実写TFシリーズと比べると短いながらかなり全面戦争感が強く

地球でのバンブルビーとシャッター+ドロップキックとの戦いもかなり迫力があり

TFの人数が少ない分ごちゃごちゃとしてなくわかりやすく

また、個人的には最もトランスフォームを駆使した戦いだったと思う。

 

最終的には「TF界の人類パネェ」でした。特にチャーリーの耐久性は人類のそれを上回っている。

 

・80年代表現

例えば主人公の知り合いとなるメモという男の部屋には「遊星からの物体X」の

ポスターがはられていたり、ラジオをつければA-haの「Take on me」が流れたり

米軍が使っているモニターがブラウン管だったり、敵はシーハリアーやAH-1Wだったり

俺は当然80年代はまだ生まれていないのですが、それっぽさが伝わってきました。

 

・多くの伏線回収

バンブルビーがなぜ初代実写TFで喋れなかったのかとか

実写TFシリーズでラジオなのになぜアレだけ流暢に会話がこなせるのかとか多くあった。

 

この映画単体で見てみれば、チャーリーが昔やっていたある競技が最後に役に立ったり

インターネット誕生の瞬間があったりしました。

あとは伏線回収とまでは言いませんがセクター7が出てきました。

 

なお、これを正史と考えた場合初代実写TFや、ザ・ラストナイトで

バンブルビーがWW2のときにすでにドイツに潜り込んでいたことなどに

矛盾が発生するので真剣に考えないほうがいいと思う。

 

 

以上、バンブルビーでした。

単純に面白かったです。

実写TFシリーズの前日譚みたいなものなので(前日譚と考えると矛盾が多いけれども)

今までのシリーズを見たことがない人でもおいていかれることがなく理解しやすいと思う。

 

また、今作のバンブルビーは諸事情により記憶がなくなったため

体育座りをして隅っこに隠れようとしたりとあざといかわいい感じになって

主人公チャーリーとも喋れないながらも友情を築いていく過程が描かれていて、

また、家族ともチャーリーから見ればいやな家族でも家族から見れば

チャーリーを実は心配していたりと家族愛も表現してあったりキッズにもオススメです。

 

 

 

 

 

見ての通りドアがいつもどおり羽になっていたりと劇中といろいろ違う。

これは映画館でも売っていました。

 

 

シャッターよりも戦闘時間が長く割り当てられ非常に見応えのある戦いを繰り広げた。

なおおもちゃの完成度

 

 

脳筋なドロップキックと違い頭が切れ人類を騙してバンブルビーを追い詰める。

なおなぜかマスクオンな模様