92 熊野旅 5 デンジャラスな石段 と 神々しいご神体 ~神倉神社~ | かなまろん。神社仏閣参拝、日々のつぶやき。

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現役教員のブログです。日本の古典文学を学び、教えています。神社仏閣、古典のこと、日常のもろもろを綴っていきます。

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ありがとうございますハート

 

熊野旅の続きです

 

前回の記事はコチラ

 

 

86 熊野旅 1 僧たちの旅立ちの地 ~ 補陀落山寺1 ~

87 熊野旅 2 復元された船と熊野三所大神社 ~ 補陀落山寺2 ~

89 熊野旅 3 のぼるのぼる大門坂 熊野那智大社へ

91 熊野旅 4 感動の瀧……! 青岸渡寺から飛瀧神社へ

 
 

 

熊野への旅

2日目です

 

まずは

神倉神社に向かいます

 

神倉神社は

熊野速玉大社(新宮)の摂社で

 

神社のHPによると

 

熊野大神が

熊野三山として祀られる以前に

一番最初に降臨された聖地

 

ということです

 

急な石段を登った先にある

ゴトビキ岩」がご神体です

 

「御燈祭(おとうまつり)」といって

松明を持った人びとが

 

この石段をかけおりる

お祭が有名です音符

 

 

少し道に迷ったものの

無事、駐車場に到着しました

 

朝9時頃だったのですが

 

神社の駐車場には

まだ車が止まっていなかったです

 

駐車場までの道が狭いので

車で行かれる方は

 

ちょっと注意した方がいいかもキョロキョロ

 

鳥居を入る手前には

 

地元の方らしい

年配の男性が何人かいて

 

参拝者の方に聞かれて

 

トイレに案内したり

なさってました

 

氏子さん達が

参拝者のお世話を

 

なさってたのかな?

 

 

 

この橋の手前に

何人か男性がいたのです

 

説明板

 

 

 

毎度おなじみ

手水舎の龍さん

 

 

石段下に着きました!

 

さあ、登るぞ~!!

 

 

ちなみに、石段の手前には

杖が置いてあります

 

これが置いてあるところは

大体傾斜がきついので

 

遠慮なく

借りることにしています

 

 

 

てか

 

鳥居の先に見えている石段

 

マジで

 

ホントに

 

傾斜がキツイのでアセアセ

 

杖は必須ですよーー!!

 

 

傾斜がきつくて

 

石段の大きさが不揃いなので

登りにくいですえーん

 

あとから教えてもらったのですが

 

この石段は

源頼朝が

鎌倉時代に寄進したそのままで

 

鎌倉積み」というそうです

 

昨日の熊野古道の石段と同じですねにっこり

 

これです

91 熊野旅 4 感動の瀧……! 青岸渡寺から飛瀧神社へ

 

 

ハァハァ ゼィゼィあせる

息を切らしながら

登っていると

 

上から

涼しい顔で

 

年配の男性が

下ってきました

 

 

だいぶしんどかったので

 

こんにちは~

 

まだ、だいぶ先はありますか?

 

聞くと

 

男性は、ほんの少し

にやっとして

 

まだ半分やで

 

教えてくださいました

 

あはは~

 

がんばります~泣き笑い

 

と答えて

 

登っていきます

 

 

 

半分を過ぎると

傾斜はましになって

 

ちょっと登りやすくなりましたニコニコ

 

 

 

朝の光がさしこんで

美しいです

 

 

 

社殿が見えてきました

 

 

ゴトビキ岩が

見えます!

 

 

社殿手前の石段をのぼって

お参りします

 

下からながめると

大迫力キラキラ

 

 

ここから

海を眺められます

 

いい景色~ハート

 

 

ちょうど朝日が差して

 

 

 

社殿とご神体の「ゴトビキ岩」が

輝いて

 

 

 

 

神々しいです

 

 

 

この朝日を見るために

この時間に来たのかな~おねがい

 

二人で感激しきりでした

 

というのも

昨日

那智参拝のあとで

神倉神社にお参りするつもりだったから

 

夕方に来ていたら

この景色は見られなかったですよねニコニコ

 

お参りを終えて

下り始めると

 

若い女性の二人組が

やってきました

 

それまで

 

妹と二人だけで

参拝させてもらえて

 

よかったラブラブ

 

 

 

石段が急なので

 

登りよりも

 

さらに

気をつけないといけません

 

うっかり足を滑らせると

下まで

転げ落ちてしまうかも

しれないのでガーン

 

実際、最近も

 

下りで

大ケガをした方がいる

 

あとでガイドさんから

聞きました驚き

 

 

そろり、そろり

 

慎重に

下っていきます

 

 

入口の鳥居まで

もうすぐ

 

というところで

 

登るのに苦戦している

若い男性がいました

 

あまり大変そうなので

 

大丈夫ですか?

 

と声をかけると

 

登り、だいぶきついですか?

 

と聞いてこられます

 

結構

きついですけど

大丈夫ですよ音符

 

と言いましたが

 

まだまだ不安な様子

 

 

我々は

 

登山靴にリュック

杖をもった

登山スタイルだったのですが

 

男性は

すべりやすそうな革靴を

はいていて

 

薄着の軽装

おしゃれさんでした

 

しかも片手に

 

おみやげに買ったらしい

みかんが入った袋を

ぶら下げていました

 

片手がふさがってるので

より登りにくそうだった笑い泣き

 

 

男性がいたあたりは

 

一番傾斜がきついところで

 

まだ少し

その傾斜が続くので

 

心が折れそうに

なっていたのかもキョロキョロ

 

 

あまりに

大変そうなので

 

妹が

 

これどうぞ

 

 

自分の持っていた杖を

渡しました

 

男性は

遠慮されましたが

 

絶対

持っていた方がいいですよーー

 

ちょっと強引に渡しましたにやり

 

結局、男性は

不安そうな足取りで

 

少しずつ登って行かれました

 

 

我々に会わなければ

きっと

 

登らずに

引き返してたんじゃないかな

 

 

おせっかいしたかも~

 

ちょっと

思いつつ

 

入口の鳥居に到着しました

 

 

すると

これから登ろうとしている

少し年配の

 

4人くらいの

男女のグループがいて

 

女性のうちの1人が

 

話しかけてこられます

 

どれくらい時間かかりますー?

 

登れるかなー?

 

 

大体20分ぐらいですよー

 

かなり

きつい階段ですけど

 

何とか

登れますよーーー

 

とお答えしました

 

 

女性は

 

あー、やっぱり

だいぶしんどいんやねー

 

ありがとー

 

と言って

 

グループで

登っていかれました

 

 

短い間に

二組に会って

 

登ってお参りするように

励ましたので

 

 

妹と二人

 

ひょっとして
今日は

私たち


これから登ろうとする人の
後押しをする役目が
あったのかもね

 

と話しました

 

あの男性は 

 

私たちに会わなければ
きっと上まで登って
お参りしなかっただろうし


でも
ここに来たってことは
今日この時間に

上まで登って

お参りすべき人だったんだから

無事お参りできるよう
我々が手助けしたってことに

なるなー
 

 

こんな

運動してなさそうな

オバさん二人でも

 

妹は私より9才年下なので 

オバさんと言うのは

申し訳ないけどアセアセ

 

登れるから

大丈夫やで~

 

と色んな人に

アピることに

なってたのかなーーーデレデレ

 

 

そうそう

 

ものすんごく警戒していた

神倉神社の538段の石段ですが

 

 

実は

 

 

え?

もうたどり着いたん?

 

 

という感じでした笑い泣き笑い泣き

 

 

昨日

 

那智の大門坂を

登っていたので

 

耐性ができていたのかも

 

神倉神社の石段は

傾斜が

ものすごくきついですけど

 

距離が短く感じました

 

大門坂は

傾斜はそれほどでもないけど

 

登るのに

もっと時間がかったから…

 

大門坂を甘く見てた

ってこともありますがタラー

 

 

 

 

神倉神社を出て

 

右側にある

 

出雲大社新宮教会にも

参拝しました

 

 

 

手水舎

 

 

 

境内の三柱稲荷神社

 

 

静かなたたずまいの

神社でした照れ

 

出雲大社と同じなのかな

と思っていましたが

 

「出雲大社教(いずもおおやしろきょう)」という

別団体のようですね

 

知らなかったキョロキョロ

 

 

次は

 

 

熊野速玉大社(新宮)へ

向かいますキラキラ

 

 

続きます