かなまろんです
ブログにお越しくださって
ありがとうございます
熊野旅の続きです
前回の記事はコチラ↓
JR那智駅近くのお店で
おいしいランチを
食べてから
補陀落山寺(ふだらくさんじ)へ
向かいました
JR那智駅からは
車ですぐです
ここに来たかった理由は
2つ
1つめ
ここは
昔、観音菩薩が住むという
「補陀落浄土」へ
船に乗って
旅だった場所だったのです
補陀落渡海の様子は
井上靖の
『補陀落渡海記』という
小説で読んでいたので
その舞台となった場所でもある
補陀落山寺を
この目で見たかった
2つめ
色々と調べていたとき
補陀落渡海のときに
使った船が
復元されているのを知り
その船を見たかった
補陀落山寺です
年末の土曜日だったので
檀家さんらしき人たちが
お堂を掃除して
いらっしゃいました
掃除の邪魔をするのも悪いし
外だけ見て
帰ろうかな~
と思っていたら
どうぞ、どうぞ
お入りください
と
声をかけてくださいました
どうぞお堂へあがって
見ていってください
とも
おっしゃってくださったので
お言葉に甘えて
あがらせていただきました
ちょうど
お掃除が終わるところだった
みたいです
お堂にあがってすぐのところに
熊野参詣の様子を
絵にしたものがあったので
写真に撮ろうとしていたら
それはガラスが反射して
撮影しにくいから
こちらのを撮ったらいいですよ
と
ガラスに入っていない絵を
教えてくださいます
それがこれ
これは
「那智参詣曼荼羅(なちさんけいまんだら)」
といって
那智山への参詣の様子を
描いたものです
妹と二人
眺めていると
男性の方が
多分、ご住職
物腰が柔らかで
とってもいいお声だった
こちらの寺は
ここに書かれていますよ
赤で囲んだあたり
昔
外の鳥居の前からは
すぐに海岸だったんです
お寺の横に
神社があって
そこに鳥居がありました
と説明してくださいます
どうぞ仏様も
ご覧になってください
とすすめてくださるので
お言葉に甘えて
見せていただきました
ご本尊は
平安時代に作られた
千手観音さまで
その優美なお姿に
魅了された方が
たくさんいるらしく
ご本尊をモチーフにして
描かれて
奉納された絵が
ガラスの額に入って
たくさん
飾られていました
ガラスが反射するので
写真は撮りませんでしたが
仏様の写真も
撮っていいか
お尋ねすると
どうぞ、どうぞ
とおっしゃって
くださいます
遠慮なく
撮影させていただきました
ご本尊の説明
ご本尊のレプリカです
ご本尊の写真の
パネルもあったのですが
恐れ多い感じがして
撮影しませんでした
ご本尊は
年に一日だけ
御開帳されるそうです
パネルの写真でも
とてもすばらしい
素敵な
お姿だったので
ぜひとも
一度拝見したいな~
と思いました
同じく平安時代作の
二天像
二天像の説明
お不動さまも
いらっしゃいました
ご住職 多分
は
私たちの
拝観のペースに
合わせて
色々と説明してくださいました
とっても
ありがたかったです
このパネルの前で
補陀落渡海の説明を
してくださった時に
私が
井上靖さんの
『補陀落渡海記』を
読みました~
と言うと
控えめに
喜んで
『補陀落渡海記』の
あらすじを
説明してくださったうえに
補陀落渡海の
背景や
補陀落渡海された
お坊さんたちの
お墓が
お寺にあり
お坊さんたちの
名前を書いた
祈念碑もある
と
教えてくださいました
たくさんお話を聞いたあと
ご住職 多分
に
お礼を言って
外にある
補陀落渡海船を
復元したものを
見に行きました
復元船の
実物は
…… …
続きます