かなまろんです
ブログにお越しくださって
ありがとうございます
前回の続きです
前回までのお話はコチラ
13 前世とクロスオーバー ①
次の目的地では、建物と仏像などを拝観しました。
猫がいた
コジュウさんは、色々と感じられたみたいですが
私はあんまり何も感じなくて
今思うと、ちょっと重かったかな～、という感じです
建物や仏像を見て、「これは○○時代か？」と予想して
解説を見て、当たっていると「よしよし」と喜び
はずれていたら、「あら～」となっていました
お寺や博物館なんかへ行ったときに
よくやるんです
帰りに、管理されている方が
「花がきれいに咲いてますよ〜」
と教えてくださったので、パシャリ
調べてみたら、睡蓮の花のようです
見学を終えて、コジュウさんが宿泊される
平城京RVパークへ向かいます
ここまではスムーズに行けていたのですが
RVパークのある朱雀門ひろばへのルートを調べておらず…
「平城宮跡」の看板を頼りに向かいます
なんか違うな…と思いつつ、標識にしたがって
広い駐車場に入っていきました
着いたところは
目的の朱雀門ひろばからは、離れた場所でした
「県営奈良めぐり平城宮跡前自動車駐車場」というらしい
賢明なコジュウさんは、駐車場に入らずに
本来の目的地に向かわれました
今調べたら、私が車を駐めたのは
10月１日にオープンしたばかりのところでした
朱雀門ひろばまでは、歩いて5分ほどかかりますが
駐車場代などを考えると
結局、ここに車を駐めて正解だったかな
朱雀門ひろばにある駐車場は、200円／１ｈだったけど
私が駐めたところは、500円／1日だったので
結局おトクだったのです
私が駐車場から歩いて行くと
コジュウさんは、ちょうど宿泊の手続きをされていました
クロ（仮名）がご主人の方を見ていたので
ごあいさつしようと
車の窓をコンコンと軽くたたくと
チラッとこちらを見ましたが
スルーされました
当たり前よねえ、知らん人にいきなり笑いかけられても
クロ（仮名）がずっと車の中で過ごしていたので
お散歩をかねつつ
平城宮跡を、コジュウさんと話しながら散策しました
源九郎稲荷さんの近くで買ったお餅があったので
２人で食べながら
２コのうち、１コは源九郎さんにお供えしたものです
食べたのは「源九郎餅」
源九郎稲荷神社近くで売ってます
焼きもちなのですが
柔らかくて香ばしくておいしいです
源九郎稲荷さんへお参りするときには
時々お供えに買っていきます
そういえば、コジュウさんがお昼を食べたのか
聞き忘れた
私は、待ち合わせ時間ぎりぎりになる、と
焦ってたので
お昼を食べ損なったのですが
ひょっとすると
２人とも空きっ腹でウロウロしてたのかも
クロ（仮名）は草むらに入っていったり
大喜びです
通りがかった人たちに挨拶したり
たまには、私にも飛びついてきたりしてました
クロ（仮名）、カワイかった…
コジュウさんと色々お話しをしましたが
大体私が何か質問して、コジュウさんがそれに
答えてくれる、という感じだったように思います
そのとき、色んなことを教えてもらったんですが
大事なのは
自分の感覚を信じること
違和感があったら、立ち止まること
でした
去年から神社巡りをしていたのですが
最近は、憑かれたように遠方の神社にも行っていました
特急を使っても３時間以上かかるところへ
日帰りで1人弾丸ツアーをしたりとか
しかも2回も
いや、その神社は好きなところなので
よいのですけど
でも、さすがに体に疲れがたまってきてたのです
コジュウさんに教えてもらったところによると
体だけではなく、結構ヤバいことになってたらしい…
コジュウさんに言ってもらって
ようやく我にかえることができた感じかな
今は、行きたいところができても
ちょっと立ち止まって考えるようにしています
神社（とそこにいらっしゃる神様）は逃げないし、ね
平城宮跡に着いたときには
小雨がぱらついていましたが
散策していると
雨はあがっていました
２人と１匹で歩いていたら
空に、きれいな虹が出ていました
何となく、見せてもらってるなぁ、と感じました
その虹は長い間見ることができましたが
その後、別の方向にも虹が出ていました
こちらはすぐに消えてしまって
写真は撮れませんでした
朱雀門のまわりを歩いていると
二条大路という、再現された平城京の通りを
歩いていました
夕暮れが近づいてきて
西に沈んでゆく太陽が朱雀門に重なります
太陽が沈んでいく空は
刻々と色を変えていきます
薄桃色から青色のグラデーションになり
青がだんだん濃くなって、紫がかっていき…
キレイな空ですね～と、どちらからともなく口にしてました
ふと「昔、本当にここにいたって、あんまり実感ないな…」
とつぶやくと
「実際に、ここにいたんですよ」とコジュウさん
クロ（仮名）は、なかなか帰ろうとせず
コジュウさんを困らせていました
もっと散歩したかったんだよね
なんとか車のところまでもどり
お別れです
帰る前に、高野山で買ってきたお香とお香立てを
渡しました
お香の匂いがほかのものに移ると困るな、と思って
お渡しするのは最後にしたんです
復元された遣唐使船
入場時間が終わってて、中には入れなかったけど
ライトアップされた朱雀門を後にして
現世の子供たちが待つ家へと
車を走らせます
とても濃密だった、この半日のことを考えながら
続きます
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