こちらを読みました。
毎日忙しくて流れるように過ぎてしまう年末年始を大切に過ごしたいと思わせてくれる本でした。
◎ただ生きるだけでなく、十分に生きる。
経済的に豊かになるだけでなく、人生を豊かにするための方法を考える
◎人は老化には逆らえない。いつかは誰もが死ぬ。だからこそ、限られた時間のなかで最大限に命を燃やす方法を考えなければならない。
◎今しかできないことに金を使う。
金を無駄にするのを恐れて機会を逃すのはナンセンス。
◎大切なのは、自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまず金を使うこと。
◎健康(ヘルス)なくして、富(ウェルス)に価値なし。
人生の充実度を高めるのは、その時々にふさわしい経験。
◎ライフエネルギーとは、人が何かをするために費やすエネルギーのこと。金は、ライフエネルギーを表すもの。
◎おいしそうなクッキーを見ると、そのカロリーをウォーキング時間に換算する習慣があり、クッキーを無自覚に口に入れたりはしなくなる。
◎ライフエネルギーを意識すれば、衝動的、習慣的に行動せず、理性的に判断しやすくなる。
◎金のために、人生を犠牲にすべきではない。仕事や物質の奴隷になってはいけない
◎人はものではなく、経験に金を使う方が幸せになれる。
◎明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない。
◎人生で何を経験したいのかを真剣に考える。有意義で思い出に残るものという観点から、一度きりの人生で本当に何がしたいのかを考える。
◎人生でしなければならない一番大切な仕事は思い出作り。最後に残るのは結局それだけ。
テレビドラマ「ダウントン・アビー」
◎人は誰でも、常に思い出を通して人生の出来事を再体験できる。
身体が弱って思うように行動ができなくなっていても、それまでの人生を振り返ることで、大きな誇り、喜びを味わい、甘酸っぱい思い出に浸ることができる。
◎望む経験のうち、今日、今月、今年中に投資できるものはないだろうか。腰が重いと感じたら、「今」それをしないことのリスクを考える。
◎毎朝、コーヒーを買う習慣をやめる。金があるのに、それを楽しい経験に使わないのは避ける。
この習慣がなければ、他に何ができたかを頭の片隅に置いて、毎朝のコーヒーを楽しんでみる。
◎自分の行動について積極的に考え、自らの意思で判断を下すことを習慣にすれば「自動運転モード」な生き方をやめられるようになる。
金と時間の使い方をよく考えて選択していく事は、人生のエネルギーを最大限に活用するための基本。
◎大富豪になった後も、仕事を続けたのは働くのが楽しかったからではなく、単に働くことが習慣になっていただけ。タバコと同じように中毒になり、その習慣をやめられなかった。
◎「必要以上に稼ぐために働くこと」をやめるのは難しい。働けば「金」という社会に公然と認められた形の報酬が与えられるから。簡単に習慣になる。
◎時間給や年収が高い人ほど働き続け、稼ぎ続けたいという誘惑に駆られやすい。
◎高齢になるほど、金を使わなくなる
◎貯蓄より長寿年金。
老後の支出ルールに4%ルールがあるが、これは退職時に貯蓄から毎年4%を使い続けるというもの。
長寿年金は毎年購入額の4%以上の支払いを得られる。しかも自己資産を毎年4%切り崩す場合とは異なり、支払いは生きている限り保障される。
◎長寿年金は、長寿リスクに対処するための合理的な方法。
◎誰もが死と老化を避けられないことは紛れもない事実だから、人生の残り時間を意識する。
それが現在の行動に大きな影響を与えるはず。
◎自分の推定死亡日までの日数をカウントダウンする「ファイナルカウントダウン」というアプリがある。
死を意識することで、人生という限られた時間の大切さがわかる。
◎「ゼロで死ぬ」とは金だけの問題ではない。それは時間の問題でもある。
限られた時間とエネルギーをどう使うべきかもっと真剣に考えるべき。
◎金の価値を最大化できる年齢は「26から35歳」
譲り受けた財産から、価値や喜びを引き出す能力は、年齢とともに低下する。
金を楽しい経験に変える能力が老化とともに衰えていくのと同じ。何かを楽しむには最低限の健康が必要になる。
◎子どもの記憶の中で、どんな存在でいたいか。子どもと一緒にどんな経験をしたいか。
幼少期に親から十分に愛情を注がれた思い出を持っている人は、中年になっても健康状態が良好で、うつ病の発症レベルが低い。
◎ 6歳の子どもと過ごす時間を先送りし続けることはできない。子どもはいつまでも6歳のままではない。かけがえのない機会が次第になくなっていくという事実を意識しながら、経験と金のトレードオフについて考える。
◎金を稼いでいても、一緒に時間を過ごせず、経験も共有できないのなら、それはむしろ子どもに大切なものを与えているのではなく、奪っていることになる。
子どもの人生を豊かにするのも「金」ではなく、一緒に過ごした「経験」なのだから。
◎「旅行を躊躇する理由」を尋ねた調査によると、60歳未満は時間と金、75歳以上は健康上の問題と答える人が多かった。
◎健康上の問題は年齢が上がるにつれて大きな制約になり、高齢者では最大の制約になる。
◎年を取るほど、経験の先延ばしにかかる金利が高くなる。
体験に金を払おうとするときに、今すぐ金を支払うべきか、別の機会のために金を取っておくべきかを立ち止まって考える。
◎ 中年の年代は、時間が不足しがち。
若者は、豊富な時間を金に変えているが、過度になることが多い。若いときはもっと自由な時間を大切にすべき。
中年の人は余裕があるなら、もっと積極的に金で時間を買うべき。
◎ 59歳のカイロプラクターであるスターンは、身体能力を失う原因は、怪我や病気だけでなく、怠慢な健康管理が多くを占めていて、この年齢で健康を大きく崩すと元に戻すのは極めて難しいことも知り、もう一度体力を取り戻すことを決心をした。
◎数十年も健康管理を怠っていれば、取り返しがつかなくなることもある。手遅れにならないよう、健康への投資は出来る限り早く始めた方が良い。
◎あらゆる年代で、健康の改善は人生を改善する。
◎健康悪化の影響は、複利的に膨らむことが多い。例えば現在、ベストの健康状態から見て2%マイナスだとすれば、その低下率は年々増えていき、10年後や15年後には20%ほどになっている可能性がある。
◎ 体重が1キロ増えると膝には4キロの負担が余分にかかる。5キロの太りすぎは膝に20キロの余分な負担をかけることになる。
◎人生とは動くことである。動くことが苦痛になったり、制限されたりすればできる経験の幅も減ってしまう。
◎健康の小さな変化は、人生全体の充実度に甚大な悪影響を及ぼす可能性がある。
◎若い頃に健康に投資するほうが、人生全体の充実度は高まる。健康への投資は、今この時から味わうあらゆる経験に関わってくる。
◎時間は、金よりもはるかに希少で、有限。
時間を作るために金を払う人は、収入に関係なく、人生の満足度を高める
◎私たちは何かがゆっくりと終わりに近づいていることに目を向けず、それが永遠に続くかのように思い込んでいる。物事は永遠に続かず、いつかは色褪せ、消え去っていく。それを理解することで、人は目の前にあるものにもっと感謝できるようになる。
◎どんな経験でも、いつか自分にとって人生、最後のタイミングがやってくる。
大学生の自分、独身で気ままな暮らしをしている自分、幼子の親である自分_。
◎私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。にもかかわらず、私たちはそれを自覚していない。まるで、いくつになっても子ども用のプールで遊び続けられると思っているように。
◎最大の後悔は「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」
◎ 2番目に多かったのは「働きすぎなかったらよかった」(男性では一位)
働きすぎは後悔しても、一生懸命に子育てしたことを後悔する人はいなかった。
多くの人は働きすぎた結果、子どもやパートナーと一緒に時間を過ごせなかったことを後悔していた。
◎人は終わりを意識すると、その時間を最大限に活用しようとする意欲が高まる。
見知らぬ土地を観光する時、私たちはこれと同じような体験をする。
◎「タイムバケット」で後悔しない人生をつくる。
死ぬまでに経験したいことを各段階別にリストアップして行動計画を立てられ、先延ばししすぎるという過ちを避けやすくなる。
◎「死ぬまでにやりたいことリスト」に期間を設定すると見えてくるのは、物事にはそれを行うための相応しい時期がある、という事実。
◎実際に期間で区切ることで、年代を問わず実現できそうな「やりたいこと」にも気づく。
◎子どもがいる人は、子どもが成長して次の段階に移るまでに一緒に何をしたいかを考える。
今後1、 2年の間に子どもたちとしたいことはなんだろう?
◎人生最大で最高のパーティーにお金をかける。
葬式を除けば、これから先、これほど多くの大切な人たちを一度に招待できる機会はない。
◎楽しかったパーティーのことを思い出すのは、実際にあの島にいた時と同じくらい良いものだと感じる。
◎老後に最低限必要な資金は、(1年間の生活費) × (人生の残り年数)の70%ほど。
資産はただ寝かせておくわけではなく、株式や債券に投資すれば、資産は利息を生み出すから。
◎人生を最適化するよう金を使う場合、大半の人は45〜60歳の間に資産がピークに達する。
◎ピークの時期を迎えたら、稼いでいる以上の金を使わなければならない。そうしなければ資産が減らないから。
◎高齢になると、金を使う機会は自ずと減っていく。だから、老後のために過度に貯金するのではなく、金をもっと早い段階で有効に活用することを計画すべき。
◎加齢に伴う筋力の低下を防ぐために、週に数回の筋トレや定期的な水泳をするなど、精力的に運動をすることで、現在と将来に味わう経験の価値を積極的に高める。
◎特にやりたいことを見直すのに相応しいタイミングが、資産がピークに近づいているとき。
◎膨大な自由時間で何をするかについて漠然としたイメージしか持てないままリタイア生活を始める。しばらくすると、目的もなく毎日を過ごすようになり、気がついたら再び働きたくなる。仕事があれば、明確な目的を持って毎日を過ごせるし、帰属意識も満たされ、達成感も得られるから。
◎退職したり、勤務時間を減らしたりする前に「自由時間が増えたときに、自分は一体何がしたいのか」をよく考えておく。
◎リタイア生活を始めても、積極的に活動できる期間は限られている。だから、今思い切って大胆な挑戦をすべきやりたいことがあるけど、老後まで待つつもりだという考えはたいてい失敗に終わる。
◎「安定しているが充実感が得られない道」ではなく「確実性は低いが、経済的、心理的にはるかに大きなやりがいが感じられる大胆な道」に進む
◎どれくらいリスクを取ろうが、どんな大胆な行動に出ようが、一般的にそれは人生の早い段階が良い。
◎行動を取らないことへのリスクを過小評価すべきではない。
大きな行動をとらず、同じ場所に留まれば、安全に思えるだろうが、それによって何かを失っている可能性にも目を向けるべき。
◎「リスクの大きさ」と「不安」は区別すべき。
人は不安に襲われていると、実際のリスクを過度に大きく見なしてしまう。
◎人生では、目の前に常に選択肢がある。日々の選択に意識的になろう。より良い人生を生きるために、賢明な選択をしていこう。
◎挑戦しよう。人生を最大限に充実させ、たった一度の人生を価値あるものにしよう。
この本は、一貫して、時間は有限で、健康があってこそお金の価値が出てくることを伝えていました。
我が家は、子ども達の学費等、将来に向けてお金を貯めていく必要はありますが、今の子供たちとしか出来ない思い出作りにお金を投資していきたいです。
海外旅行は、子どもたちが独立してからの夫婦2人の楽しみと思っていましたが、若くて体力があるうちに家族で行くことで、また違う価値や思い出を生み出してくれると思いました。
最近、年をとってからでは、同じお金を使っても価値が下がってしまう体験があるのだということを目の当たりにしました。
この前、私の両親と家族みんなでホテルビュッフェに行ったときのこと。
私たち家族は、おいしくてたくさん食べてまた行きたいねとなったのですが、両親はあまり食べれるものもなく、また行こうと思わなかったと言っていました。
歳をとると食べ物もたくさん食べたいと思わなくなるのだなと実感。
今、お金が最大の価値を生み出す体験は、後回しにせず、これからも大胆に行動していきたいと思います。
人生の経験を向上させられるような健康改善する方法を具体的に1つ思い浮かべるとあったので、私は自分の脚力を鍛えるために今やっているヨガとリンパドレナージを毎日の日課として続けていこうと思います。
時間不足で経験をする機会を逃しているなら、時間を買う具体的な方法を今すぐ検討するについては、この前エアコンを掃除する業者に頼んで空気がきれいになったことが嬉しかったので、風呂のカビ取り掃除など、自分では難しい場所は業者に頼むのもいいなと思いました。
この本を読んで、毎日を大切に過ごしたい気持ちがより高まりました。
一度しかない今年の年末年始も、1日1日を大切に計画を立てて充実した日を過ごしたいです。
年末にかけてやりたいことがたくさんありますが、毎日こなしていき、2026年の元日の朝を爽やかに迎えたいと思います。