エクスペンダブルズ ニューブラッド(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

エクスペンダブルズ ニューブラッド(ネタバレ)

エクスペンダブルズ  ニューブラッド

 
 
原題:Expend4bles
2023/アメリカ 上映時間103分

監督:スコット・ウォー

製作:アビ・ラーナー、ケビン・キング・テンプルトン、レス・ウェルドン、ヤリフ・ラーナー、ジェイソン・ステイサム

製作総指揮:ボアズ・デビッドソン、トレバー・ショート、ジェフリー・グリーンスタイン、ジョナサン・ヤンガー、ロブ・バン・ノーデン、マイケル・コンスタブル

キャラクター創造:デビッド・キャラハム

原案:スペンサー・コーエン、カート・ウィマー、タッド・ダガーハート

脚本:カート・ウィマー、タッド・ダガーハート、マックス・アダムス

撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ

美術:リッキー・エアーズ

衣装:ニール・マクリーン

編集:マイケル・J・ドゥーシー

音楽:ギョーム・ルーセル

出演:ジェイソン・ステイサム、シルベスター・スタローン、カーティス・“50セント”・ジャクソン、ミーガン・フォックス、ドルフ・ラングレン、トニー・ジャー、イコ・ウワイス、ランディ・クートゥア、ジェイコブ・スキピオ、レビ・トラン、アンディ・ガルシア、ダレン・ノップ、ダン・チューボン、エディ・ホール、マイク・メラー

パンフレット:★★★★★(1000円/相変わらず情報量が詰まった企画ページ多めの力作。キャストごとのコラムの人選が面白くて、50セントのZeebraさんとドルフ・ラングレンの加賀美セイラさんは笑った。旧作のパンフセットも買っちゃった!

(あらすじ)
自らを「消耗品」と名乗り、CIAから依頼される数々の難関ミッションを乗り越えてきた最強の傭兵軍団「エクスペンダブルズ」を率いるバーニー・ロスは、CIAからの新たな依頼にこたえるため、かつての相棒であるリー・クリスマスを訪ねる。バーニーと再び組むことを決意したリーがエクスペンダブルズのアジトに足を運ぶと、そこにはかつての仲間たちに加え、新たなメンバーも顔をそろえていた。新戦力を迎えたエクスペンダブルズが挑む今回のミッションは、テロリストが所有する核兵器を奪還すること。もし失敗すれば第3次世界大戦が勃発しかねないという危険なものだった。(以上、映画.comより)


予告編はこんな感じ↓

 

 

 

70点

 

 

そりゃあ80~90年代のアクション映画が好きで、「エクスペンダブルズ」シリーズは1作目からずっと観ている私的に、4作目となる本作を「観ない」という選択肢はなく、当然ながら前売り券を購入。昨年の10月17日丸の内ピカデリーでの試写会にて字幕版を観て、今年の1月10日(水)ユナイテッド・シネマとしまえんで前売り券に1000円プラスして4DX吹替版を鑑賞してきました。「(ジャンボ・シュリンプの扱いはマジで酷いけど)嫌いじゃないヨ (´∀)ノ (ノω・、) グスン」と思ったり。

 

 

前売り券は3種類から選べるので、スタローンをチョイス。特典は「オリジナルクリアコースター」でした。

 

1回目は久々に当たった試写会でビールとスナックを摂取しながら鑑賞。その後、「コカイン・ベア」をハシゴだッ!

 

2回目を観たのは昨日。今年初の「劇場での映画鑑賞」だったのです (´∀`) ウフフ

 

 

まず、超雑にあらすじを書いておきますと。映画が始まると、テロリスト・ラフマト(イコ・ウワイス)が核爆弾を強奪したりする中、バーニー(シルベスター・スタローン)が地元チンピラのジャンボ・シュリンプ(マイク・メラー)と揉めたのでクリスマス(ジェイソン・ステイサム)が酒場でいかつい野郎どもをぶちのめしたりしましてね。で、ラフマトを止めて、その裏にいる謎のボス「オセロット」を倒すためにエクスペンダブルズが出動したら、バーニーが丸焦げになって死んだ上に作戦も失敗したのでクリスマスは超ションボリしたんですが、しかし。いろいろあって、ラフマトはタイマンでブッ殺したし、オセロットの正体はCIAのマーシュ(アンディ・ガルシア)だったけど実は生きていたバーニーがヘリの機関銃で射殺してくれたし、核爆弾はタンカーごと沈めて海中で爆発したからノー問題だし、バーニーの死体だと思ってたのはジャンボ・シュリンプだったからめでたしめでたしなのでした―― (o^-')b ヨカッタ!

 

 

なんとなくエンドクレジットで流れたシン・リジィ「Boys Are Back in Town」を貼っておきますね↓

 

 

 

昨年、「ポニーキャニオン映画部」の「エクスぺ座談会」なんて配信に出演させていただいたのに、こんなことを書くのはアレですけど(汗)、ごめんなさい、前三作よりは面白くなかったです (´∀`;) スミマセン まず、今回はスタローンからステイサムにリーダーを委譲したことによってステイサムの活躍が多めなため、いつもよりチーム感が低めなのは否めないなぁと。それと、90年代に活躍した大物ゲストがアンディ・ガルシアぐらいなので、もともとのコンセプトである「80~90年代に活躍したアクションスターが集まる」的な燃え&盛り上がりもないし…。なんて言うんですかね、一応は全員に見せ場を用意はしているものの、「ゲストが超豪華なステイサム主演のB級アクション映画」という印象。まぁ、とはいえ、「ゲストが超豪華なステイサム主演のB級アクション映画」なので、普通に面白いとも思うんですがー。

 

 

年末、この配信に出演させていただきました。みんな優しかった… ( ノД`) アリガタイ

 

 

それと、たぶん「予算が少ない」&「全員集めて撮影するのが大変」という問題があるんじゃないかな…と思ったのが、屋外での戦闘シーンとか(特に序盤)、俳優たちがアップになった時の「別撮り感」が半端なくて。コロナ禍だったという事情も絡んでいるのかもしれませんが、ちょっとテンションが下がりましたよ。確かタンカーで横並びのシーン、ドルフ・ラングレンの巨体に隠れてジェイコブ・スキピオの顔がまったく映らなかったのも怪しかったな…ってのはどうでも良いですかね。で、一番どうかと思ったのが、「バーニーの死体がジャンボ・シュリンプだった」というオチ。そもそも序盤の酒場でのチンピラ相手の乱闘展開が、私的には「今までのバーニー」っぽくなく見えて嫌だったんですけど、身代わりに揉めたチンピラを殺すってどうなのよ。ううむ、すみません、正直なところ、あまりに残酷&雑すぎて笑っちゃったりもしたんですが(死体の腕ごと飾ってあったのも笑っちゃった。ダメだろ!)、やっぱり「エクスペンダブルズ」の漢度を下げるオチだと思ったり。正直、結構ガッカリいたしました。あと、揉めてるのは知ってましたけど、テリー・クルーズが出演しなかったのはモヤッとしましたね…。

 

 

ジャンボ・シュリンプを演じたマイク・メラーのYouTubeチャンネル。何気にスゴいアクション野郎なのです。

 

 

な~んて書きつつも、前述の通り、「ゲストが超豪華なステイサム主演のB級アクション映画」として、普通に楽しかった私もいたのです。つーか、旧メンバーはもちろんのこと、新メンバーもみんな良かった。特にミーガン・フォックスはB級アクションに結構出演しているイメージがあって好感を抱いてるし、50セントも「HASTLE & FITNESS」「マッスル・アンド・フィットネス」に何度も登場していた筋肉野郎だから好きだし、「マッハ!!!!!!!!」のトニー・ジャーは言うまでもなし。殺人トンファーをふるうイコ・ウワイスも安定の素晴らしさで、ジャッキー・チェンのスタントチームが関わったというステイサムとのタイマンは本作の白眉じゃないでしょうか。その他、久しぶりに劇場の大スクリーンで「機関銃を積んだバイク」が活躍するシーンが見られたのは「80年代アクション」感があって「デルタ・フォース」を思い出した)、ホッコリしましたねぇ (´ω` ) ホッコリ

 

 

なんとなく劇中で流れる50セント「P.I.M.P.」を貼っておきますね↓

 

 

 

ということで、過去三作と比べると、間違いなく「微妙ではある」と思うのです。何度も書きますが、特にオチが酷いしね…。ただ、もし監督のスコット・ウォーが評判の悪さに泣いていたら、いろいろと文句を書いた自分を棚に上げながら、「(ジャンボ・シュリンプの扱いはマジで酷いけど)嫌いじゃないヨ (´∀)ノ (ノω・、) グスン」と慰めたいな…なんて思ったり、思わなかったり (・ε・) ナンダソリャ ちなみに、日本語吹替版は相変わらずの「午後ロー」っぽさが最高でしたが、4DXに関しては私が今まで経験した中で一番揺れていた印象。ちょっと酔いそうになったほどだったので、観に行く予定の人は気をつけて!

 

 

 

 

本作のサントラがありました。

 

 

シルベスター・スタローン監督による記念すべき1作目。私の感想はこんな感じ。

 

 

ディレクターズカット版が出てまして、私的にはシリーズで一番よくできてるという評価。私の感想はこんな感じ。

 

 

サイモン・ウェスト監督によるシリーズ2作目。シリーズで一番好きです。私の感想はこんな感じ。

 

 

パトリック・ヒューズ監督によるシリーズ3作目。「一番バランスがとれてる」という人も多し。私の感想はこんな感じ。

 

 

スコット・ウォー監督作。この当時は「スコット・ワウ」って表記だったのね。私の感想はこんな感じ。

 

 

スコット・ウォー監督の2作目も観てました。私の感想はこんな感じ。