バーフバリ 王の凱旋 完全版(ネタバレ) | 三角絞めでつかまえて2

バーフバリ 王の凱旋 完全版(ネタバレ)

バーフバリ 王の凱旋 完全版



原題:Baahubali 2: The Conclusion
2017/インド 上映時間167分
監督・脚本:S・S・ラージャマウリ
製作:ショーブ・ヤーララガッダ、プラサード・デービネーニ
原案:V・ビジャエーンドラ・プラサード
撮影:K・K・センティル・クマール
美術:サブ・シリル
衣装:ラーマ・ラージャマウリ、プラシャーンティ・トリピルネーニ
編集:コータギリ・ベンカテーシュワラ・ラーウ、タミンラージュ、バンサン・タベロン
音楽:M・M・キーラバーニ
出演:プラバース、アヌシュカ・シェッティ、ラーナー・ダッグバーティ、ラムヤ・クリシュナ、ナーサル、サティヤラージ、タマンナー
パンフレット:★★★★★(1,000円/充実した記事にシナリオ再録と、パンフも完全版に!)
(解説)
古代インドの神話的叙事詩「マハーバーラタ」をベースに、伝説の戦士バーフバリの壮絶な愛と復讐を描き、本国インドで大ヒットしたほか、日本でも異例のロングランヒットを記録した「バーフバリ 王の凱旋」のオリジナル完全版。日本公開された141分のインターナショナル版よりも26分長い、本国インドで公開された本編167分の完全版で、ヒロインのデーヴァセーナが歌い踊る楽曲「かわいいクリシュナ神よ」のシーンなど、日本初公開のシーンが多数含まれている。(以上、映画.comより)

予告編はこんな感じ↓




90点


※インターナショナル版と完全版の違いについては「ワタリドリの手帖」さんの記事が非常にタメになるので、そちらを読んで!

今年1月に観た「バーフバリ 王の凱旋」驚くほど面白かったワケですけれども。2012年に日本公開されたインド映画「ロボット」「ロボット〈完全版〉」の時のように、ファンの好評を受けて6月1日から「バーフバリ 王の凱旋」の完全版が公開されたということで! 6月上旬某日、シネマート新宿「犯罪都市」を観てから、新宿ピカデリーに移動して、鑑賞いたしました。「これを見たかったのだッッ!(°∀°;)」と思ったり。


8番スクリーン、平日昼間ながらもそこそこ混んでた記憶。


僕の気持ちを代弁する内海旬三警視総監を貼っておきますね(「刃牙道」より)。
これを見たかったのだッッ


昨年12月末に公開されたバージョンは141分に短く編集されたインターナショナル版であり、本国インドで上映されたオリジナル版は167分と、26分長かったとなれば、そりゃあ未見の部分を観たくなるのが人情ということで。「伝説誕生」「王の凱旋」を復習してから劇場に足を運んでみれば、小野寺系さんのように「(インターナショナル版では)数多くの場面が細かく秒単位でシビアに短縮されていた」ことにはまったく気付きませんでしたが(汗)、「クンタラ王国での色恋沙汰」関連の描写がかなり増えていたり(デーヴァセーナが歌い踊る「かわいいクリシュナ神よ」が丸々1曲追加されている)、父アマレンドラが民衆のために砕石装置を設計したり、カッタッパが奴隷根性を捨ててビッジャラデーヴァに楯突いたりといった削除シーンは、僕レベルでも気付けました (´∀`) エヘヘ で、一番驚いたのはエンドクレジット中の会話で、子どもっぽい声が「マヘンドラ・バーフバリの子が、マヒシュマティ王国の王様になるの? (゚⊿゚) ドウナノ?」と聞くと、大人っぽい声(パンフによると「伝説誕生」の序盤に出てきた導師)が「どうかな。すべてが移ろうのが、この世の常だ (´ω`) シンミリ」と返答→本作の出来事も歴史の1ページにすぎないことを示唆していて、「こういうことだったのか〜 (°д°;)」と。いや〜、本当に良いものを観させていただきましたよ。


僕の気持ちを代弁する徳川光成を貼っておきますね(「刃牙道」より)。



ただ、「ロボット〈完全版〉」の時とは違って、僕的には最初に観たインターナショナル版の方が好き…かなぁ… (´∀`;) エヘヘ これは作品の善し悪しというのではなく、最初に劇場のスクリーンで観たバージョンのインパクトがとにかく強かったというか。ごめんなさい、正直なところ、場面が増えた「クンタラ王国での色恋沙汰」に関しては結構“どうでも良い派”だったりするし…(バーフバリが正体を表してからは好きですがー)。それと、本作を観ることで「上手く編集したんだなぁ」と、インターナショナル版を制作したスタッフの編集スキルの高さに感心したりもした次第。とは言え、「完全版」を観ると「バーフバリ」の世界観がより豊潤に感じられるのは間違いないのでね、機会があったらぜひチェックしてくださいな (・∀・) オシマイ




記念すべき前編。僕の感想はここの6本目



後編のインターナショナル版。僕の感想はこんな感じ



過去のエピソードを描いたっぽいアニメ版。DVDも販売されております。



映画のヒットを受けて描かれたコミカライズ。評判は芳しくない様子…。



「ユリイカ」のバーフバリ特集号。読みたいけど、お金がなくて… (ノω・、) グスン



“スーパー・スター" ラジニカーント主演作。このBlu-rayには日本公開版と完全版が収録されております。