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▽三連休初日、岡山にて
柳家喬太郎師匠の独演会へ
 
 
 
その翌日、三連休の中日、
今度は真反対の長崎へ移動。
 
 
 
 
 
折しも長崎の街は2月9日から
ランタンフェスティバルが始まっており
駅の中にも至る所に
ランタン(中国提灯)が飾られている。
 
 

 

 
 
長崎ランタンフェスティバルとは何か?
 
 
 
調べると、長崎新地中華街の人たちが、
中国の旧正月(春節)を祝う行事として
親しんでいた「春節祭」を、
平成6年から長崎の街全体へ拡大し
定着してきたお祭りらしい。
 
 
長崎に来たからにはせっかくなので
行ってみようと思うけれども
夜になるまで時間があるので
ちょっと街中を寄り道。
 
 
 
 
三連休だけあって駅周辺の飲食店は
お昼時はどこも混雑していそうだったので
長崎駅からすこし歩いた先にある
洋食カフェへ。
 
 
 
 
 
 
お店の前にガラスケースの
食品サンプルが飾ってある。
こういう雰囲気の店、
結構好きなんだよな〜
入る前から期待が高まる。
 
 
 
頼んだのはオムライスセット。

 

 

 
 
 
でっぷりとしたオムレツに
デミグラスソース。
久しぶりにこういう
昔ながらの洋食食べたなぁ。
 
 
 
これだけでお腹いっぱいに
なってしまった私だけれど、
セットについてきた
デザートとジュースも完食。
チーズケーキがさっぱりして
ちょうどいい甘さ。
 
 

 

 
 
 
 
さてお腹も満たしたところで
向かう先は長崎の市内にある書店、
その名も「BOOKS LEIDEN
(ブックス ライデン)」
 
 

 

 

 

 
 
 
 
大きな道路沿いの建物の2階にあり
入り口のところに看板が出ていて
すぐに見つけやすい。
階段をとことこ登っていくと…
 

 

 

 
 
 
そこはもう、素敵な本の空間だった。
(お店の方に許可をいただき写真撮影)
 
 
 
本棚に並んだ本の顔ぶれを
ぐるりと見渡し、瞬時に察知する。
ここは私好みなセレクトの書店だ!
きっと買いたい本を選ぶのに、
時間がかかってしまうに違いない。
 
 
 
そんなことを思い浮かべたら
目線の先にこんな小さな張り紙が…
 
 

 

 
 
 
「長居歓迎です」
 
 
まるで私の心を読んだかのように
そっと棚に貼られている。
 
 
 
もう、そのことだけで
この店を好きになってしまった。
まだ、入店してから
1分も経っていないというのに…

 

 

 

 
 
 
通りに面した窓には
色鮮やかなステンドグラスが
はめ込んであって、
近くで見てもとても美しい。

 

 

 

 
 
 
 
一体どのくらいその場所で
本を選んでいただろう?
 
 
 
こんなところで、
こんな魅力的な本に出会うとは!
という感激を本棚の前で
何度もくりかえす。
 
 
 
この本も読みたい、
こっちも捨てがたい、
これも欲しなぁ、
この本も連れて帰りたい、と
どれか一つに絞りきれず、
とうとう4冊も買う。
 
 
 
 
 
 
ユリイカ 『みうらじゅん』特集 
立川談慶 『落語はこころの処方箋』
北尾トロ 『もいちど修学旅行をしてみたいと思ったのだ』
中川政七 『日本の工芸を元気にする!』
 
 
 
今日は大収穫だ〜と
心の中の私が万歳する。
とくにユリイカのバックナンバー
『みうらじゅん』特集は2016年号。
 
 
 
みうらじゅんにはまっている、
私のためにあったとしか思えない。
会社のみうらじゅん好きな先輩にも
週明けにチャットで報告せねば。笑
 
 
 
一度に4冊も購入したので
お店の方に喜ばれた。
こっちとしては
初めて訪れた本屋さんで
欲しい本が4つも見つかるなんて
そっちの方が嬉しいこと。
 
 
 
本を購入したら去るつもりが
なぜか急に通り雨が降ってきて
カフェも併設した本屋だったので
これもなにかのきっかけだろうと
雨宿りがてらコーヒータイム。
 
 
 
おかげでお店の人と
しばしお話しすることができた。
店主さんはまだ30代前半で
大阪から長崎へ移住してきて
3年ほど前にこの場所で
本屋を始めたばかりなのだとか。
 
 

 

 

 
 
 
本の雑誌社が編集している
『本屋、ひらく』という本に
このブックス ライデンの
店主のエッセイが掲載してある。
 
 
 
「街のゼミ室」のような存在の
本屋さんを作りたいという想い、
そして読書とは「反抗」、
という言葉がかっこよかった。
 
 
とても気さくなお店の方で
カウンターに座っていると
いろんなことを話してくれる。
 
 
 
街に、こういう本屋さんが
一つあるだけでほっとする。
近くに住んでいたら
通いたくなる雰囲気のお店。
 

 

 

 

 
 
 
 
長崎へはこれからも
訪れる機会はあるだろうから
きっとまた来よう、と思った。
いい出会いだった。
 
 

 

 

 
 
 
 
▽岡山の本屋巡り
 
 
素敵な本屋があると聴くと
ついつい足を運ばずにはいられない。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
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