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岡山駅からベネッセ本社方面に向かって
自転車ですいーっと5〜10分ほど、
南方の住宅街にその本屋さんはある。
 
 
 
 
 
 
私が初めて訪れたのは、
今年の7月初めか中旬、
夏の暑い盛りのころだった。
 
 
 
Googleマップを見ていて
小さな本屋さんがあるのを偶然知った。
HPを覗くととても素敵な雰囲気。
 
 
 
古民家を改装した趣のある店舗で、
扱っているのは新刊の書籍と絵本。
開店したのは数年前らしい。
 
 
 
私は一昨年まで岡山を離れていたので
こんな素敵な本屋さんがいつのまにか
できていたなんて気づいてなかった。
 
 
 
 
 
 
住宅街の中を進むと、
細めの路地の先に、
みどり色の「本」の看板が見える。
 
 
 
 
 
 
とってもチャーミングな目印。
角を曲がればすぐに目的地。
まるで誰かのお宅に訪ねて行く気分。
 
 
 
 
 
 
門をくぐるとお庭には植物たち。
季節によって花が咲いてたりして
草木が静かにのびのびと。
 
 
 
玄関のガラス戸をガラガラと開け、
三和土で履物を脱いで入る。
右手前には絵本のコーナー、
奥には小説や詩集や暮らしの本が。
 
 
 
(撮影許可を頂きました)
 
 
 
決して広いお店ではないし、
置いてある本は限られているのだけど、
店主がこだわって選んでいることが
本棚から伝わってくる。
 
 
 
丁寧で、質素で、そして美しい。
なんていうか、ここを訪れるだけで
ちょっとだけ日常から解き放たれる。
 
 
 
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大人(     )絵本の会という
絵本の読書会が月に一回ほどあって、
この前参加させてもらったが
うきうきと楽しい時間だった。
他にも子供向けのワークショップなど、
色々なイベントが企画されてたり。
 
 
 
今日はふらりと訪れ、
店主の小倉さんと雑談しながら、
いくつかの絵本を
畳に座って読ませてもらっていた。
 
 
 
その中の気にいった一冊を買って帰る。
絵本を買うのなんて、
よく考えたら何年振りだろう。
もしかしたら初めてかもしれない。
 
 
 
スロウな本屋のHPはこちら
本や絵本が好きならば、
お近くの方は足を運んでみてほしい。
 
 
 
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そういえば、前にブログで紹介した
西村佳哲の『自分の仕事をつくる』を
買ったのもスロウな本屋だった。
 
 
 
いい出会いをもらってる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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