第一生命IPOのブックビルディング期間がいよいよ明日までとなりました。(証券会社によって申し込み締め切りは若干違います)
先日はネガティブな話をしたので、今回はポジティブな話をしておきますね。(=⌒▽⌒=)
新規上場する銘柄の公募価格が割高か割安かを評価する指標として、通常はPERを用います。
同業他社のT&Dが約38倍、第一生命は約31倍です。
PERで評価すると、第一生命の公募価格は割安ということになります。
しかし、生保業界の場合はPERではなく、EV(エンベディッド・バリュー)が割安か割高かの指標によく用いられているということです。(実を言うと、私はEVを知りませんでした)
その中でもヨーロッパ基準のEEV(ヨーロピアン・エンベディッド・バリュー)が特に評価基準となっているようです。
生保業界の場合、契約を獲得した時点では代理店等の手数料やマージン?などで初期は赤字です。その契約自体の将来価値を算出して修正純資産額に加えたEVを使うことによって生保企業を適正に評価しようという動きがヨーロッパを中心に広がっているということです。
第一生命の「時価総額÷EEV」は0.6くらいです。
「時価総額÷EEV」=1.0が適正値らしいので、EEVで評価すると、第一生命の公募価格は相当に割安ということになります。
このEEVが意識されれば、20万円以上という株価も夢ではないと考えられます。(初値ではどうかわかりませんが、、、)
それ以外にもTOPIX、MSCI、FTSEなどのファンドの買い需要が想定されるとなると、やはり公募割れは考えにくいです。というか、公募割れなら「買い」でしょう!
ところで、某大手投資情報会社の初値予想下限値は、発表がある度に上がっていて、今日の発表(無料レポート)では、じゅう●く万円ということです。
徐々に盛り上がってきていますね。
散々、買い煽ってしまいましたが、
投資は自己責任でお願いしますね。
(‐^▽^‐)
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