新しい株主優待のタダ取り方法を解説します。


私はこの方法を使ってノーリスクで全日空などの株主優待を何度もGETしています。



■株主優待タダ取り方法
株主優待タダ取り方法で良く知られているのは、物株の買い信用取引の売りを併用したクロス取引ですが、人気の優待銘柄は権利日に空売りが急増して逆日歩が付き、大きな損をすることも珍しくありません。(私も何度か逆日歩で株主優待以上の損失をだしました)
そこで逆日歩の付かない一般信用の空売りを使った方法が人気が出てきましたが、これもオリエンタルランドなど人気のある銘柄はどんどん使えなくなってきています。(昔はたくさん使えたのに~)


そこで、2008年頃から新たに出てきた金融商品のCFD取引を使って株主優待をGETしましょう。
現物株の買いとCFDの空売りを同時に行うクロス取引で株価が上がっても下がっても株主優待を得ることができます。



■CFDとは?

CFDとは[Contract For Difference]の頭文字をとった略語で、日本語に訳すと差金決済取引となります。FXもCFDの一種で為替に特化したものです。CFDは国内外の株式・株価指数・株価指数先物・債券先物を対象にしています。
注目点はFXと同じく現物を取り扱っているわけではなく、ペーパー上の差金決裁取引だということです。(裏でヘッジはしていると思いますが、、、)

それ故、株式市場の貸借銘柄と違って株の貸し借りをしないため、逆日歩が発生しないのです。
さらに株式市場で売り禁になった場合でも、CFDでは売り建てができるケースがよくあります。



■実際の取引例

私の場合は2008年9月に全日空の優待を取ったのが最初のCFD取引です。
当時は銘柄数も日経225銘柄くらいしか取引できず、利回りの良い株主優待は全日空くらいでしたが、今はFXオンライン社 なら500銘柄も取引できるので、選択肢が広がりましたね。FXオンライン社の取り扱い銘柄はこちら です。


「全日空の取引例」(2008年9月末)


CFD取引(4000株 CFDで空売り、CMC社)
2008年9月24日に386円で「売り」の取引をしています。
神奈川IPO ~ 株式・為替・CFDなどの投資でセレブになれるの? ~
個人が特定される可能性がある表示は隠しています。


ネット証券取引(4000株 現物株買い)
2008年9月24日に386円で「買い」の取引をしています。
神奈川IPO ~ 株式・為替・CFDなどの投資でセレブになれるの? ~

上の画像のように、全日空4000株を同値でクロス取引できました。(CFD取引は同値で取引できるとは限りません。)

このようなクロス取引をすれば、株価が上がっても下がっても損失を出さずに株主優待がもらえます。

その後、ポジションを維持していましたが、CFD取引での空売りは信用取引のような貸株料逆日歩が取られません。逆にずっとポジションを維持していることでオーバーナイト金利が貰えました。(CMC社の場合です。最近は政策金利が低いので貰えなくなりましたが、、、)


その後、2008年9月、2009年3月株主優待を取得し続けています。
全日空(4000株)の株主優待は航空券半額券を半年ごとに4枚もらえます。(あと、カレンダーや各種割引券など)
オークションで1枚が7千円から1万円ほど(時期によって価格は変動します)で売れますので、8月末から3月末までの取引で7万円ほどの利益でした。投資額はレバレッジが効くので200万円ちょっとです。

今の株主優待のオークション相場は、こちら をクリックしてください。←優待券1枚で9千円以上の値が付いていますね(2009/9/13時点)


2008年9月の権利日にタダ取りしたANAの株主優待券(4枚)
神奈川IPO ~ 株式・為替・CFDなどの投資でセレブになれるの? ~
個人が特定される可能性がある表示は隠しています。


私としては、CFDの空売りと現物買をして、放置するのをおすすめします。私も放置しています。
そしてマネックスやSBI証券で貸株に貸すと貸株金利も得られて2度美味しいです



■CFD取引の利点と欠点


【利点】
・空売りで信用取引のような逆日歩が付かない。(FXオンラインだけは疑似制度あり)
・空売りで信用取引で取られる貸株料が取られない。(CMC社の場合)
・株式市場が売り禁でもCFDでは取引できる場合がある。(最近の例では、GSユアサ、アルフレッサのPO時など)
・信用取引よりもレバレッジが効くため、少ない資金で取引できる。

・信用取引の空売り50単位規制がなく、CFDではいくらでも売り建てができる。(最近の例では、みずほFGのPO時など)

単元未満株の1株から取引可能

【欠点】
・税金がFXなどと同じ雑所得となる
・約定が不安定(スリップしたり、時間がかかったり)
携帯で取引できない会社が多い(DMM社とCMC社で2009/7からOKになりました)
手数料(スプレッド含む)が通常の株取引よりも高い場合が多い → 手数料比較
取扱銘柄数が少ない(多くて500銘柄)



■おすすめのCFD口座
一度取引してずっと放置しておく長期取り引きの場合は、金利に関わらず空売りのオーバーナイト金利を支払う必要のない(逆に貰える可能性のある)CMC社 がおすすめです。
優待権利日を跨ぐ短期取引をする方は銘柄数が一番多いFXオンライン社 も良いと思います。



■注意事項

このような裏技的取引はそのうち使えなくなる可能性があります。(これまで、そういう例はたくさんありました)

CFDは株主優待制度がほとんどない欧米から来た商品なので、こういう取引への対応策はまだ考慮されていないのかもしれませんね。CFD取引会社各社で銘柄数取引仕様がずいぶんと違うので、いくつか口座開設して比べて自分に合った取引会社を見つけてみてください。

あと、この日記で「株主優待タダ取り」と書いていますが、もちろん手数料や税金などは引かれます。(*^.^*)



【株主優待投資に必須のCFD口座】

CFD取引は株取引で逆日歩が付かない空売りができます。さらに株式市場が売り禁になってもCFDでは取り扱っている時がよくあります! CFD取引についてはこちらの日記 に詳しく書いています。

株主優待の取引には以下の2社を特にオススメします。


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