「和」のからだ★「THE量稽古★150日チャレンジ」041 | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

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THE量稽古150日チャレンジ!

 
 
スミマセン。本日は、動画の紹介が多いです。手抜きではアリ
マセン(笑)。興味のあるもの だけクリックしてください。ウインク
 
息抜きに、よく、YOUTUBEをのぞくのですが、今日はたまたま、
講道館の三船久蔵さん(柔道10段)の動画に行き当たりました。
 
解説にこうあります。「彼の体捌きはまるで木の葉のようにゆら
ゆらと、決めるときは石のようなぶれない体幹」。ちなみに、御年
73歳。いや、信じられないほどかろやかな身のこなしです。ポーン

 

 

 

私は、もともと、運動が苦手です。柔軟体操だけは得意で、子ど

ものころから勝手にくねくねやってましたが(笑)、

 

それ以外は全然だめ。とくに、勝ち負けを決めるたぐいのものは、

どうにも苦手でした。だから、柔道にしても剣道にしても、その他

の球技にしても、いまひとつ関心がもてなかったのですね。

 

それが、ふっと興味をもったのは、たぶん、甲野善紀さんに関

する記事を読んだのがきっかけだったのではないかと想います。
 

甲野さんの動画はたくさん出ていますが、これなんかが、けっこ

うわかりやすいんじゃないかな。

 

 

あと、これも。ウインク

 

 

 

で、おもしろそうと想ったら、飛びこまずにはいられないワタシ。

それで、すぐに、ワークショップをさがして、参加しました!爆  笑

 

上記の動画にもありますが、「ねじらない」「ためない」「ふんば

らない」という発想。斬新でした。実際に体験させてもらって、

ここでも、野口体操とも通じるものを感じました。

 

いま通っている「和身塾」も、古武術の影響を受けていると想

います。それって、いわゆる西洋的なからだの使いかたではな

いわけですね。そこにつながるものを感じるのです。

 

ただし、何せいろいろなことをやってるのと、やはりベースは、

演劇なので、古武術を集中してやる、というところまではいか

ず、いつのまにか離れてしまっていました。

 

でもね、今日のように、たまたま見つけて、こうした和の動きを

見ると、やっぱり、こころがさわぐんです。照れ

 

 

最初に紹介した、三船さん。こちらの動画もすてきです。

 

 

やはり、解説から引用します。『絶対に倒れない』『いくら転んで

も重心を失うことが無い』『動きそのものに無理が無く、変化も

早い』『無抵抗であり、相手の攻撃に対して無限の力を秘める』

 

そう、しなやかなんです。三船さんは、「球体」をイメージに使っ

ています。球体は、どこもがんばらないですよね。しなやかな動

きの極致です。

 

 

からだの達人、ということで想いだすのは、合気道の開祖であ

る、植芝盛平さんです。

 

ウィキペディアによれば、

1883(明治16)年12月14日 - 1969(昭和44)年4月26日)

 

和歌山県に生まれ、29歳のとき、北海道紋別郡上湧別村白滝

原野に、開拓に入ります。ちなみに、この白滝、私が幼少時に住

んだところでもあります。

 

その後については、この記事であつかうテーマではないので、

割愛しますが、年代が年代ですから、植芝盛平さんの若いころ

の映像は存在していません。逸話はたくさん残っています。

 
これは、1935年、52歳のときのもの。これが一番古いのかな。

 

 

そして、こちらが、78歳のときのもの。

 

 

そして、85歳。これが、最後の演武だそうです。

 

 

もう、ほとんど仙人レベルですね。爆  笑

 

 

動画ばかりで、おいおい…って感じですが、ことばでは説明し
きれない内容なので、スミマセン。また、シリーズで書くことでも
ないので、今日まとめてご紹介しちゃいましょう。
 
植芝さんの弟子の、塩田剛三さんもすばらしいです。

 

 

そして、こちらが、76歳のときの映像です。

 

 

 

甲野さん、三船さん、植芝さん、塩野さん…。不思議と、みなさ

ん、小柄です。小柄なだけに、その迫力のすごさを感じます。

 

もちろん、ほかにも挙げればきりがないでしょうが、共通するの

は、「和のからだ」であり、「和の動き」だと想うのです。

 

「和」は、「平和」の「和」であり、「なごむ」とも読みます。あらそい、

たたきふせる、たたかいの動きではないのです。

 

また、部分を駆使する動きともちがいます。すべてがつながりの

なかにあり、相手と調和し、そこからかもしだされる動きなのだと

想うのです。

 

私自身も、あらためて、この「和」のからだ、「和」の動きを追究

していきたいと、想いをあらたにしたのでした。

 
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。
 
 
THE量稽古150日チャレンジ!
001-030 001-030の目次は、こちらに一覧を載せています。
031 30日目の感想
032 冊子(3)こころのしくみを伝える
033 こころとからだまるごとひとつ

034 マイケル・サンデルの「白熱教室」

035 「誤解」(5)作品が書かれた時代

036 冊子(4)章立てとページ割りを決める

037 「表現」チーム始動!

038 からだへの飽くなき探求

039 考えないで、即行動!

040 それぞれの楽しみかた

 

 

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