「どこに店を出すの?」

まず最初に聞かれる質問です。

「もちろんサンロクです。」

力強くそう答えたいと思っています。
3・7でも4・6でもなくやっぱり3条6丁目にこだわりたいと思っています。
さんろく祭りの時にお声がかかりやすい場所がいいと思っています。

やっぱり路面店が良いのだけれど空きがありません。
1軒丸ごと空いてる物件もあるけれど、一人でやっていくには大きすぎます。
地階のお店は携帯の電波が入らないっていう理由で嫌がられます。
2階建ての2階に空いてるお店がありますがカウンターがありません。

飲食店ビルに入るのが良いのかな~。
M-BOXビル、ユニバーサルビル、すずらんビル、珍平ビル、吉竹1号館。
最近不景気だからどこも空いてるみたいです。
ただでも人が歩いていないのに、わざわざビルの中のお店に来るのでしょうか?

一人で悩んでいてもしょうがないっすね。
相談に行ってきま~す。

新年早々皆様にご報告があります
わたくし事で恐縮ですが、2月末日をもって退職することとなります

札幌支店に4年と7ヶ月。旭川支店に9年と11ヶ月勤務したことになります。
中途半端な時期に入社し、中途半端な時期に退職します

多くの人たちに支えられ、励まされ、時には命を救われたりしてきました。
40歳を過ぎた今、人生の新たなステージへと旅立とうと思います。


これからも変わらず”うっかりかくべえ”を見守っていて下さい

ススキノに行って流行っているお店を見てこよう。

●風味や

所在:札幌市中央区南4条西4丁目MYプラザ2階

電話:011-207-0373

時間:18~25、金、土曜~26時

定休:日、祝日

店内は照明を落とし気味にして間接照明を多用。コの字カウンターは雰囲気の良いバーそのもの。こころなしかカップルが多い。前面には寿司屋のようなネタケースがあり、中には様々な漬物が置かれていて、奥には炭焼きの網がある。メニューはメインは漬物なのだが、種類も多くどれも旨そうで、簡単な肴の他にも炭焼きメニューもあり、酒に関しては日本酒から焼酎、各種の梅酒まで取り揃えている。


先ずは「漬物の盛り合わせ(7種)」と黒糖梅酒(日本酒ベース)をオーダー。漬物は茄子、胡瓜、茗荷、セロリ、鮭ハサミ漬け、大根の紫蘇巻漬けなどが上品に盛り付けられ出てきた。さすが漬物屋さんである。どれも微妙な塩加減が素晴らしく旨い。甘めの梅酒にもピッタリである。梅酒の種類も他の店より断然、多く、「漬物と梅酒」にハマッってしまいそうである。芋焼酎の次は梅酒が来そうな気配を感じる。


この日は初めてだったので2軒目で気軽に呑もうと行ったが、最近は予約なしでは入れる事が珍しいほどの人気だそうだ。又、行きたくなるようなお店で人気の高さが頷ける。欲を云えば、折角のお漬物屋さんの経営なのだから「漬物ウンチク」のような説明書きなどもあればもっと漬物を身近に感じる事が出来るし、素材に北海道産をアピールすれば、観光客にも人気が出ると思われる。


あいにくの雨降り。
3条通7丁目の花月会館で朝9時10分から受付開始。
受講料6000円を払ってテキストを受け取る。
受付番号は18番。
受付番号順に前列左側から座っていくみたい。
私は前から2番目の端から2番目。

どのくらい人が集まるのかなぁ~って見ていると。
来るは来るは200人くらいいるだろうか?

9時50分から始まる午前中の授業は衛生法規。
法律のお勉強はど~も苦手です(T_T)。
休憩時間にはトイレと灰皿に殺到。

誰かが人生で最も退屈な時間といった意味がわかるような気がする。

お昼を食べて午後からは食品衛生学・公衆衛生学の授業。
も~眠くてたまりません。
手洗いノロウィルスについてしきりに注意を促していた。

食中毒にもいろんな種類があって加熱しただけじゃだめなもの。
加熱した後に発生するものなどがある。

後でもう一度テキスト読み返してみよっと。

飲み友達の「美香ちゃん」がスナックを出すので開店祝いブーケ1に花を贈ることにしました。

贈り主の札にはしっかり「おやじBARかくべえ」の文字が。

とうとう「おやじバーかくべえ」が世間に知られることになります。

開店祝いにかこつけた売名行為です。

なんて誰も気にしてないかあせる
flower


スナックLEARN(レーン)

旭川市3条通6丁目ユニバーサルビル6階













意味は「お客さんからいろんなことを学んで行きたい」からつけた店名だそうです。

えっ、それってひょっとしてラーンのこと。いやっ、まさか~。きっと何かしらネライがあるに違いない。




ともかく、こじんまりとしていて、安くて、カラオケとか、飲み放題とかあって、そこそこ可愛い娘も居る良いお店です。






美香さん開店おめでとうございますクラッカー


以前考えた店の名前”Tropic of Capricorn"
おしゃれな感じの名前だが。
よくよく考えたら何の店だかわからないんじゃないの?
なんだかどこにでもありそうなお店じゃないの?

やっぱり。
右矢印店の名前はシンプルに。
右矢印何の店だか誰もがわかるように。
右矢印来店してほしいターゲットを明確に。
右矢印店の売りが何かはっきりさせる。

お店のテーマ
まだ誰もやったことのないお店をやってみたい。
来て欲しいお客さんは30代、40代の同年代。
かつて20代の頃メンズバーに飲みに行っていた。
今、メンズバーに行くと働いているのは二十歳前後のお兄ちゃん。
自分たちと同い年の店長は偉くなって店にいないか引退しちゃった。
若い子たちとはなかなか話が噛み合わなくない。
無理して若い子の話に合わせて飲むのも疲れちゃう。
カラオケでメドレー歌っても共通して歌える曲が見つからない。
そんな歯がゆい思いをするくらいなら。
40歳のおやじになった私たちと昔の話で盛り上がろう
ビックリマンやなめ猫や元気が出るテレビとかの話をしよう
思いっきりおっさん、おばちゃんになって楽しもう


そんなコンセプトを考えてみた。

メンズバーならぬオヤジバー

店の売りは私自身なのであだ名をとって「うっかりかくべえ」。

でも店の名前に「うっかり」はまずいんじゃないの?

そんなわけで命名「おやじバーかくべえ


ん、まてよ。ちょっと洒落てみて。

「おやじb@rかくべえ」


にしてみようかな。

よしこれで行こう!

すすきので面白い店を見つけた。


ススキの交差点の一本西側。

深夜まで営業している角のそば屋さんから狸小路方向に向かって歩き、アーバン札幌ビルの手前。

通りに面してガラス張りのお店の中はなんだか楽しそうな雰囲気が漂っていた。









深夜1時を回って歩きつかれ、ちょっと一杯飲んで行こうかと思って中をのぞくとパーグー手招きされてしまった。

それじゃあという事でコの字になったカウンターの左端に腰掛ける。

店内は10人も入れば満席になりそうなカウンターだけのお店。

カウンターの中にはマスターならぬチッチャい女の娘が手際良く、3方向に座ったお客さんの相手をしていた。



お店のシステムはチャージ500円ドリンクは何でも500円

特にメニューは無く名前の通ったカクテルなら大体は作れるとのこと。



ちょっといたずら心が頭をもたげてしまい、奥のボトル棚に飾ってあった地元旭川の日本酒「大雪の蔵」by合同酒精を使ったカクテルを注文してみた。

おそらくこうした意地悪なお客さんが以前にも居たのだろうか。

はたして姉さんも手馴れたものでライムを少し加えてステアした見事な日本酒カクテルをカクテルグラスショートグラスに入れて提供してくれた。



それからは素直にジントニック、マルガリータといった定番カクテルを注文し、店内のお兄ちゃんたちとの会話を楽しみながら過ごした。

聞けば、店名の
BALM'S Cafe
は日本語読みで「バー娘カフェ」ということらしい。







マヨ娘


バー娘の代表「理歩ちゃん」は江差産まれ24歳。

学生のときは津軽三味線の代表で海外に行ったことがあるらしいクラッカー

卒業後、ススキノに出てきてカクテルバーに勤めてカクテルレシピを学び、この夏晴れて雇われマスター(ママ?)としてお店を任されるようになったとのこと。



思いがけず立ち寄ったお店で楽しい人との出会いがありましたチョキ






かくべえも歩けば酒に当たる



開店に向けてまず何ができるか。

右矢印まずは資金を貯める。
右矢印ノウハウを学ぶ。
右矢印商品知識を深める。
右矢印人脈を広げる。
右矢印資格を取る。

中でも今すぐにできそうなものといえば食品衛生責任者の資格を取っておくことぐらいだろうか。
この資格は食品関係の営業を始める場合必ず必要なものだが、試験も無く、一日受講するだけで誰でも取得することができる。
旭川保健所のホームページ を調べると大体2カ月おきに講習会があって直近の8月10日は過ぎてしまったが、次回10月17日なら受けられそうだった。
受講料6000円は当日支払いとのことなのでお昼休みに保健所に行ってパラパラパッと手続きを済ませてきてしまった。
お店の名前をどうするか?
まずはイメージから。

深夜営業のバーだから、星空夜空の中でお酒を飲む。
見上げると店内には星たちがまたたいてる。
カウンター席にはそれぞれ12星座の名前がついている。
おひつじ座アリエス、おうし座タウルス、ふたご座ジェミニ、かに座キャンサー、しし座レオ、おとめ座ヴァーゴ、てんびん座ライブラ、さそり座スコーピオン、いて座サジタリウス、やぎ座カプリコーン、みずがめ座アクエリアス、うお座ピスケス
お客さんは思い思いの席に座りゆっくりと流れる時間を楽しむ。
南国リゾート地の浜辺を意識したインテリア。
カクテルグラストロピカルドリンクとさくらんぼフレッシュフルーツ。
真冬でもシャツアロハを着たままマッタリと過ごせる。

店名
Tropic of Capricorn/トロピック・オブ・カプリコーン/南回帰線


トロピック

検索すると菊池桃子のセカンドアルバムがヒットした。
実はかくべえも高校生のときこのアルバム買っていたりする。




いつから飲み屋さんをやってみようと思ったのお酒

最初はカレー屋さんをしようと思っていた。
ただ、漠然と。いつかやってみたいなぁって。
そう思っていたのはもう10年も前のことになる。

それからいくつもの月日が流れた。
もうすぐ40歳になるなぁと思っていた頃のこと。


「このまま、ずっ~と仕事を続けていてもいいのかなぁ」


「自分が本当にやりたいことって何だったんだろう?」


そんな思いが胸の中でだんだんと広がっていった。
人を使わず、人にも使われず。
人に頼らず、人にも頼られず。
自分で考え、自分で実行し、自分の責任で生きていく。
そんな強い人に、私はなりたい。

(中略)

飲み屋を出すのにいくらぐらいかかるんだろう?
知り合いの居酒屋の店長さん、バーのオーナー、スナックのママさんたちに聞いてみた。イチから店を作ると数百万円から一千万円の大金が必要だけれども、人を雇わず、誰かがやめたお店に居ぬきで入り、こじんまりとやっていけば百万円から二百万円もあれば何とか開店はできるようだ。

でも、私には居酒屋さんのように美味しい物を提供する料理の腕もないし、スナックのママみたいに人を雇う才覚も持ち合わせていない。
ただ、あっちこっちで飲み歩いてきたお酒の知識と老若男女を問わずに接してきた多くの知り合いが居る。人生の多くの時間をお客さんとして見てきた経験がある。
飲み屋の人が考えないような発想で取り組めば、意外に面白いことができるんじゃないだろうか?

じゃあ元手をためて将来に備えようと思っていた矢先に、会社から退職金を先に支払いますとの通知が来た。日本版401k「退職金前払い制度」ってやつだ。
これって何だか運命の歯車に乗っちゃったのかな?
渡りに船ってやつでそれからは何だかいろいろとお金が入ってくるようになってきてた。そうしてなんとかなりそうな金額がたまった。

それじゃあ40歳の誕生日を機に独立してお店を始めよう。アップ