柿島伸次オフィシャルブログ powered by Ameba -7ページ目

野暮用で

小川町に。

 

小川町は何ていうか御茶ノ水っていうか神田っていうか楽器屋さんがたくさんあるところ。

家から車で1時間くらいかかる。

今日は下道を通って小川町へ。

 

皇居、武道館、神保町の本屋、ビクトリア、そして小川町へ。

 

ホーボーズという楽器屋さんがある。

33歳くらいの時だっけか、初めてGibson J-45 1965を買った。

当時は33万円くらいだったと思う。

なんていうか新しい音に出会いたくなってしまう。

 

ギターを買うときは今まで使っていたギターを下取りに出して買う。

だからギターは増えない、増やしたいとは思わないが音に魅了されてしまう。

想像してワクワクしてしまうのだ、これで歌ったたら、これでレコーディングしたらと。

こんな気持ちがあるうちは楽器屋に行き続けるだろう。

 

今日は娘が付き合ってくれた。

長い車中も街歩きも楽しかった。

 

人気店のハンバーグ屋さん、美味しかったなぁ。

 

 

 

 

色々テスト

アコギの弦を考える。

相変わらずブロンズライトをテスト。

 

この弦は通し番号がついている。

ライトゲージなのに一般の太さと少し違う。

3弦と6弦が少し細い。

 

バランスがいいように感じる。

 

エレアコではなくいわゆるアコースティックギターに張ってみた。ちなみにエレアコはフォスファー。

指で弾いたときの手触りがいい、木が鳴ってる感じ。

こんな匂いだったよなぁ〜

隣町まで往復ウォーキング。
なるべく歩くよう心がけている、なるべくだけど。

なんだか体調がすぐれかったので帰り道はバスで帰ろうと思った。

時間を調べたら次のバスは40分後、流石田舎。
どこかで時間を潰したかった、一瞬コーヒーでもと思ったがそんなに飲みたくないし、夕食後に家で飲んだのでなんだかもったいない。

その駅には昔ながらの本屋さんがある、いわゆるチェーン的な大きな本屋さんじゃなく、その街にしかない小さな本屋さん。
入ると懐かしい匂いがした。

「本屋ってこんな匂いだったよなぁ〜」と小さく独り言。

タイトルに足をとめた。
衝動買い。

amazonで買うのとは全然感覚が違う。
帰りのバスの中で暗いけどちょっと読んだ、続きが読みたくなる。
この感覚を忘れていたかも。

本に限らずできるならば店頭に行きたい。
思い出も一緒に残るし、小さい店が生き残る。

バスのの後ろの座席で撮った一枚。
「カシャ!」っていう音はなんとかならないかなぁ笑。

ずっと一緒だ

1991年製のエレアコギター。

10月10日の体育の日に我が家に届いたので「テンテン」と呼んでた。

 

このギターにたどり着く前にタカミネギターを3本使った。

アルバイト生活でよくもまあ買ったもんだ。

その三本のギターの一本は友人が使っている。

他の二本は貸したまま返ってこない、たぶんもらったと思ってると思う笑。

 

タカミネの存在を知ってからライブがとてもアクティブになった。

トップ材が杉(シダー)で出来ていて粘りのある音がする。

サイドバックはローズウッド、側板は合板と言っていた。

松(スプルース)が一般的なんだけど湿気の多い二本では杉(シダー)があうのではと思って買った。

ブリッジにピンが付いていない珍しいタイプで弦を切ってはピンをなくす僕にはうってつけだった。

 

デビュー前ラストスパートはこのギターだけでやった。

デモテープもライブも全部テンテンでやった。

ファーストアルバムのレコーディングでナッシュビルにも持っていった。

「いまここから」「ちぎられた空の下」「飾られた街」はテンテンで弾いている。

 

当時一緒に演ってたフルさんにも同じ材のギターを買って使ってとせがんだら同じ材のジャンボタイプのタカミネ を買って使ってくれた。

https://youtu.be/nuTiAyMHjRU?si=v6PYuez05-AbBq3U

同じギターでいつもの音響、照明のライブスタッフ。

いろんな意味で安心してライブをやっていた。

今思うと本当に本当にありがたい。

 

あれから何度も何度もタカミネギターの寺崎さんがメンテナンスをしてくれている。

フレット交換、ネック修正、ピックアップ修理、塗装(買った当初は写真のようにナシュラルだったが途中でサンバーストに塗り替えてもらった)、新しいピックアップが出るたびに試させてくれてる、ちなみに今ついてるやつは一番新しいやつ、クリーミーでパワフル、とても気に入っている。

 

おかげでテンテンはいつまでも現役だ。

感謝しかない、この場をおかりしてありがとうございます。

声をあげる人

 

松尾さん本文より

 

『昨年8月、「すべての音楽業界人のみなさん! 今こそSNSで声を上げませんか。この国の未来、そしてこの国の音楽業界の未来のために」と呼びかけましたが、同業者の反応が驚くほど鈍かった。旧ジャニーズや政治問題の発信をするようになり、どのくらいの人が僕の元を離れていったか分かりません。でも、この先の人生を歩むために心強いと思える人たちも現れるようになりました。』

 

「発言気をつけたほうがいいよ、仕事なくなるよ」

僕も数人に同じようなことを言われたことがあった。

 

別に大したことは言っていない。

「原発あぶないよね」「戦争はよくないよね」「税金高いよね」「裏金頭にくるよね」「私や妻が関係したら総理大臣も国会議員もやめるって言ってたよね」「選挙にいこうよ」。

生活してると自然と感じることだ。

 

おかしいことをおかしいと言うのは人として当然と思ってる。

 

松尾さんはこうも言ってる。

『社会の中のエンターテインメントやアートは、人体における毛細血管のようなもの。それがないと社会から、しなやかさが失われます。』

 

しなやかさが失われた社会になってしまった、そう感じてるのは自分だけじゃなはいと思う。

昔は良かったなんて言わないが、明らかに言いたいこと言わなきゃいけないことを映画でもドラマでも歌でも作品に落とし込んでいた。ビートルズ、ストーンズ、U2、ボンジョビ、スプリングスティーン、ジャクソンブラウン、etc.社会を当たり前にちゃんと歌っている。

 

ポールマッカートニー

『「アコースティックギターを持って座っていたら、60年代にアラバマやミシシッピ、特にリトルロックで起きていた公民権問題について耳にしたんだ」「もし、そのような問題に直面している人たちに何か届いたら、少しは希望を与えることができるかもしれないと思ったんだ。だから『ブラックバード』を書いたんだ"』

 

ビートルズの名曲「ブラックバード」があたたかいメッセージソングということを恥ずかしながら最近知った。

 

遠巻きに見て様子を伺うのは良心がある証拠、松尾さんを一人にさせない、僕を一人にさせないで(笑)。

フランクに行こう、カジュアルに社会を語り合い、みんなで声をあげよう、選挙に行こう。

 

 

 

「カッキーンStudioへようこそ」いつも

ありがとうございます。

 

コロナ禍から初めた生配信「カッキーンStudioへようこそ」を観てくれている方々に本当に感謝の気持でいっぱいです。

 

ありきたりの言葉だけど「ありがとう」の言葉しか見つかりません。

ノルかソルかのワンナイトショー、人生晴れたり曇ったり。

 

23歳の時路上ライブをはじめました。

恥をかいても目をそらしはしない、そんな気持だった。

今もそんな気持。

 

いつの時代も答えを求められる。

自分を失わないように、これが一番大事だと思っている。

 

強い風に煽られて方向を見失いそうに何度もなったけど、いや、今もあやういけど。

「好き」を大事に生きていく。

 

 

 

 

毎週土曜夜8時から

とある

ミーティング。

六本木から渋谷は歩いて30分くらい。

途中ギター屋さんによったらすごいヤツに出会う。

音楽熱、音楽欲、こればっかりはどうしようもないんだな。




TBSラジオ『Music Palette♪』に出演させていただきました

TBSラジオ『Music Palette♪』の「朝の音楽室」というコーナーにゲスト出演させていただきました。
https://www.tbsradio.jp/mp/

 

6/2の新横浜リットでのアルバム「名前のついていない場所へ」ライブの告知をさせていただきました。

パーソナリティーの宮崎由加さん、スタッフのみなさんありがとうございました。

『Music Palette♪』土曜日 28:00 - 日曜日 5:00
5月19日OAです、是非聴いてください。  

 

数年が経っている

おもいを伝えたい。

言葉を整理したい。

誰かと繋がりたい。

そして行動したい。

 

何からどこからどうやって伝えればいいのだろう。

こんなことを考えながら数年が経っている。

 

疑心暗鬼な世の中。

本音を語るのはむずかしいのか。

はらをわるのはむずかしいのか。

 

おもいを伝えたい。

言葉を整理したい。

誰かと繋がりたい。

そして行動したい。