ずっと一緒だ
1991年製のエレアコギター。
10月10日の体育の日に我が家に届いたので「テンテン」と呼んでた。
このギターにたどり着く前にタカミネギターを3本使った。
アルバイト生活でよくもまあ買ったもんだ。
その三本のギターの一本は友人が使っている。
他の二本は貸したまま返ってこない、たぶんもらったと思ってると思う笑。
タカミネの存在を知ってからライブがとてもアクティブになった。
トップ材が杉(シダー)で出来ていて粘りのある音がする。
サイドバックはローズウッド、側板は合板と言っていた。
松(スプルース)が一般的なんだけど湿気の多い二本では杉(シダー)があうのではと思って買った。
ブリッジにピンが付いていない珍しいタイプで弦を切ってはピンをなくす僕にはうってつけだった。
デビュー前ラストスパートはこのギターだけでやった。
デモテープもライブも全部テンテンでやった。
ファーストアルバムのレコーディングでナッシュビルにも持っていった。
「いまここから」「ちぎられた空の下」「飾られた街」はテンテンで弾いている。
当時一緒に演ってたフルさんにも同じ材のギターを買って使ってとせがんだら同じ材のジャンボタイプのタカミネ を買って使ってくれた。
https://youtu.be/nuTiAyMHjRU?si=v6PYuez05-AbBq3U
同じギターでいつもの音響、照明のライブスタッフ。
いろんな意味で安心してライブをやっていた。
今思うと本当に本当にありがたい。
あれから何度も何度もタカミネギターの寺崎さんがメンテナンスをしてくれている。
フレット交換、ネック修正、ピックアップ修理、塗装(買った当初は写真のようにナシュラルだったが途中でサンバーストに塗り替えてもらった)、新しいピックアップが出るたびに試させてくれてる、ちなみに今ついてるやつは一番新しいやつ、クリーミーでパワフル、とても気に入っている。
おかげでテンテンはいつまでも現役だ。
感謝しかない、この場をおかりしてありがとうございます。