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「人間大好き人間カジマン」です。例えば「人と人との関わり」「企業と人との関わり」「仕事と人との関わり」「地域と人との関わり」といった関わり’について紹介します。「関わり自慢」のカジマンです!ブログ初心者マークと共によろしくね。

いよいよ今年も始まります。明日3月1日が会社説明会の解禁ですね。

 

これまで大手企業の申し合わせによる協定スケジュールは早まったり後にずらしたりでしたが、ここ数年ようやくこの時期に定まってきた感があります。

優秀な人材をわれ先に…と各企業がこぞって青田買いに走ってしまうとどんどん学生側の活動が早まってしまうために、経済状況などを勘案しながら大手企業が連携して、こんなスケジュールでお互い学生対応をしましょうや…と統一した解禁日を設定しているのですね。

その会社の説明会含めた本格的学生との接触がいよいよ明日であるということです。

 

それにしても、カジマンの学生時代は悠長なものでした。4年生の10月1日だったんですよ。

なので夏休み中9月に行われていた合宿にも参加しました。

当時から私は髭を伸ばしていて髭歴はすでに40年になるんですが、髭面&長髪で後輩たちの様子を覗きにいったりして学生最後の夏合宿で先輩風を吹かしていました。

学校の就職課も特に活用はしませんでしたね。自分の中では、決まったら報告をしに行く場所…ぐらいの位置づけだったからです。

この合宿が終わったら、さて床屋へ行ってリクルート用の髪型、そしてサッパリと髭を剃って活動に入るかぁってな調子でした。“いちご白書をもう一度”の歌詞にそんなのありましたね。

10月1日にあとから他の学生や世間の動きを知って、やべっ馬鹿正直すぎた…と冷や汗をかきましたが、ま、それでも第一希望の会社に入れたので結果オーライの就職活動でした。

 

いまは就職課とは言わず、キャリアセンターという名称が多いですが、職員の方も大変です。

送り込む企業とのパイプ作り、どう動いたらいいかわからない学生への情報提供やアドバイスに追われます。

解禁日が前年と同じスケジュールであれば、各社の動きの情報や実際に動いた先輩学生の経験や流用がまだできたりするのですが、前年実績がそのまま今年の動きに当てはまるかどうかはわからないから大変なんです。

その意味では、私らの時代にはなかったネット上で繰り広げられている学生間の裏情報で学生さんたちはそこにアンテナを張り巡らせ、かつ右往左往する…なんて図式があったりします。

企業と学生との攻防戦は就職活動解禁スケジュールもさることながら、その中身の変化にも驚かされますね。

正直もう私は引退しこの世界から足を洗いましたが、へー、そんな動きをしてるんだぁ~いま現役でなくてよかった…と思うことが多々あります。

そのひとつが「クリック戦争」というものです。

 

学生が入社を希望する企業の選考試験を受けるためには、いくつかのハードルがあります。

まずは、エントリーです。

エントリーによって、学生はその会社に興味を持っていることを企業側に伝えることができるのですね。

つまりファーストコンタクトの行為です。そして、エントリーによって、次にその会社の会社説明会への参加資格を得ることができます。

いついつの何時に会社と選考スケジュールの詳細を説明しますので、指定日時に指定場所に来てください…という通知を受け取ります。

実は、このエントリーが昔ほど楽ではないというんですね。

 

明日の3月1日。その解禁日にその企業の採用専用のメールボックス、または就職ナビサイトを通じてエントリーしようとします。

人気企業や大手企業では、そのエントリーのアクセスが集中して、あっという間に説明会会場の座席数、つまり説明会参加の定員が埋まってしまうというのです。

クリック戦争に敗れると、企業側への参加表明すらできなくなる…。

つまり、選考の土俵にまでは到底上れないという事態になるのですね。

人気アーティストのコンサートチケット入手さながらですね。

 

さて、明日はどんな事態が起きるのやら…。

ちなみに言っておきますが、日本の企業約420万社のうち、超人気企業・大手企業である12万社での話であります。

 

 

 

 

 

 

ジュニアリーダー講習会修了生の皆さんへ

 

今年も修了式に参加して皆さんの姿を頼もしく見ていました。

研修や講習では、かじsun☀プログラムとしてグループワークやネイチャーゲームなどを担当しましたが直接でなくても皆さんの成長してゆく姿をずっと見ています。

修了式でお話しした“宝物”の話をここで繰り返します。

お金や物は使ったらどんどん減っていってしまうのに、その“宝物”って使えば使うほど逆にどんどん増えてゆく…。ジュニアリーダー活動経験者だけが手にするそんな貴重な宝物が2つあると言いました。

 

ひとつは「仲間」です。

同じ学校や同じ地域だけでない友だちが増えましたよね。友だちより近い関係が仲間です。共通した目標や目的に向かって協力したり一緒に努力した経験を持つことで親密さが増すのですね。しかも、仲間というのは年上や年下といった年齢やキャリアに関係なく増えます。かじsun☀も実は仲間のひとりです。

 

もうひとつは「自信」です。これまで知らなかったことが判るようになり、家でも学校でも経験できなかったことができるようになり、自分ができることを紹介する場が数多くあります。

ジュニアリーダーは普通の同年齢の友だちより何十倍もいろんな経験をするので、その繰り返しで自分の得意なことが見えてきます。得意なことを紹介するとまわりに笑顔が増えるので、またまた自信につながって楽しくなるのです。講習会では大変だったことや正直いやだなぁと感じたこともあったかもしれませんね。でも、それをクリアできたことも自信のひとつです。チャレンジの中から生まれた自分に対する新しい発見ですね。

 

この「仲間」「自信」はね、ジュニアリーダーの活動を続ければ続けるほどどんどん増えていきます。

しかもです。この2つは例えば5+5=10というような足し算ではないんです。驚くことにこの2つは5×5=25みたいに掛け算なんだっていうことに、やればやるほどつくづく気づかされるんです。5なんてちっちゃい数字ではないですよ。

 

この話がうそだと思ったら、たくさんいるジュニアリーダーの先輩たちに聞いてごらんなさい。

かじsun☀はジュニアリーダーの活動に関わるみんなが大好き。ず~っとみんなの太陽みたいな存在になれたらいいな…。

 

 

 12月1~3日、わが母校の110周年を記念して『元加賀アートフェスティバル』っていうのがあったんです。

 サブタイトルに~一人一人が芸術家~となっている…。ご招待状をいただいていたので、どんなものかとその中日にお邪魔してきました。

 

 これは小学1年生から6年生、そしてなかよし学級と全生徒700人の作品展で、2年に1度父兄や学校関係者をご招待して、家庭科や図工でのみんなの力作を展示、鑑賞してもらうという催しでした。

 これが想像以上の素晴らしさで驚いた!

 

 玉ねぎ染めマットなど家庭科作品は5年生6年生のみでしたが、図工においては、全生徒の作品カテゴリーが3種類あるんです。それは、平面作品立体作品、そして個人やグループでの装飾作品の3つです。

 で、作品のテーマがそれぞれあって、そこには、絵あり版画あり木工あり粘土あり人形ありオブジェあり…といった具合に素材や題材がバラエティに富んでいる。その総作品点数と言ったら2500ですよ。全2500点!

 

 それら作品展示は、主に大多目的室と体育館をフルに使っていてね、途中の見学順路の合間などもうまく活用していました。つまり単にずらりと作品を並べたっていうものではないんですね。展示スペースの空間の高さや広がりもうまく使っていてスムーズで見やすく来場者のことも配慮したディスプレイになっていたことも感心したことのひとつです。

 なにせ、昨年までずっとイベント系企業に勤務していたカジマン…、東京ビッグサイトや幕張メッセ、東京国際フォーラムや後楽園プリズムホールなどで数々のイベントを見てきたんですよ。プロの装飾屋さん顔負けの展示がされていて、こりゃ生徒の作品展ではなく、先生含めた全校のまさに『元加賀アートフェスティバル』だ!と感動したのでした。

 

 それにしても、小学生ひとりひとりの創造性をカタチにしての作品展…、ひとつひとつじっくり見てゆくとね、ついつい笑顔になってしまう。なんといっても「正解はこれ!」というものがない世界はいいですね。全部がみんなの個性ひとりひとりのクリエイティブな発想とセンスには脱帽というか、小学生たちの画一されていない将来の未知なる可能性をおおいに感じさせるもので顔が緩みっぱなしでした。

 

 その中で今回カジマン最大のヒットは2年生の「森のなかまたち」です。いろいろな色や形のタワシを組み合わせて、さらに木場公園で拾ったドングリや枯れ木をつかって目とか模様にして動物などの生き物に仕上げたものなんですが、なぜヒットかというとね、世間ではあまり知られていないですが、タワシと私の第二の故郷スリランカとはとても馴染みが深いんです。

 昔はシュロという植物から作られていたタワシですが、いまはその原材料はスリランカから輸入されたヤシがそのほとんどだったりするんです。他国のものよりもまっすぐで強いらしいです。嬉しさのあまり先生に言っちゃいました。タワシの輸入先のほとんどがスリランカなんですよ。ここで出会えるとは思わなかったです!

 先生は、おっしゃいました。

 

「カジマン、国際理解のひとつにそれって使えますね!!」

これまた嬉しかったぁ。だって、今月は授業のお手伝いなんですよ。

 

 

 

今日11月29日、東京パラリンピックの開会まであと1000日なんです。

 

 昨日ね、わが江東区深川第二中学校の体育館で『スポーツボランティア講演会』がありました。主催は地域の青少年対策委員会で、委員の方がご招待くださったんです。

 OBである荒井さんは、パラリンピックのクロスカントリーチームの現日本代表監督であり、以前ここの野球部を都大会優勝に導いた監督さんでもあります。

 講演会の講師は、リオパラリンピック100×4リレーの銅メダリスト…、今年に入って走り幅跳びにおいてはオーストラリアで7m15の日本記録並びに世界ランク1位を打ち立てた芦田創(あしだはじむ)選手でした。

 

 芦田選手は右手が不自由で、手術により小5から右腕だけ成長が止まってしまって左右長さが違います。競技する上で、その感覚を例えると片手に2リットルのペットボトルを持ちながら跳んだり走ったりしているようなものなのだそうです。幅跳びの記録をメジャーで舞台の端からスルスルと測っていったらね、反対の端を超えるほどにもにもなって会場は、おお~っスゲぇ~という歓声があがりました。

 芦田選手の講演では、幼少期から障がいを持つことになった経緯から現在の競技者となるまでのストーリー、そして現役の中学生に多くのメッセージを残してくださったそのいくつか紹介します。

 

テーマ「より遠くへ~諦めないチャレンジ~」

・標準化された世界の中で、私たちは自分にないものを他に感じて初めて不公平さというものを感じる

・私たちは見たいように物事を見てしまう、光と影ならつい光だけ見てしまうもの

・他の人が持っていないもので自分だけ持っているもの=個性=自分の右手

人それぞれに良さがある、その良さを探す→自己肯定感につながる

・自分の限界を決めてはいけない“できるか・できないか”→“やるか・やらないか”

・記録を伸ばすことは易しくないが、もがいて努力したその先に掴めるもの

・追求やチャレンジの原点は、自分の“好き”という気持ちに素直になること

 

 芦田選手から言わせると、これまでの結果はラッキーなものであって、もっとやれる!と心底思っている…とのこと。

 

 1000日後から始まる東京パラリンピックでの金メダル獲得への応援を込めて、深川二中の生徒を代表して、体育委員長の号令のもと会場全員でエールの大合唱で講演会がお開きとなりました。

 

 皆さんの卒業した小学校は創立から何年になりますか?

 

 わが「江東区立元加賀小学校」は今年110周年を迎えました。その記念祝賀会が11月11日に行われました。本当は9日が開校記念日なんだけど110=11に合わせたのだそうです。

 

 実はカジマン…、母校の周年行事に関わるのは2度目なんです。

最初は60周年でね、自分が小学5年生の時だったんですよ。以後PTA経験もなく今回50年の時を経て来賓のひとりとして呼んでいただいた訳…、それは前PTA会長が地域の子ども会活動を通じて母校の地域コーディネータとして推薦してくれたからです。2年前から学校に改めて足を踏み入れるきっかけをいただきました。

 今の校舎はカジマンの卒業後のものだけど校庭はほとんど同じで嬉しかったです。こんな狭かったっけ?って思ったのは自分が大きくなったからなのね。

 

さて、祝賀会は区内のホテルだったんですが、その前の式典は5年生6年生と共に体育館で行われました。設立から震災や空襲を経ての歴史などが生徒ひとりひとり役割分担の大きな声の解説とともにスライド紹介されました。

校長先生がね、こんなお話をされたんです。

「元加賀小学校の生徒さんのここが一番!というものを一つだけ挙げてください…と聞かれた時、私はいろいろある中で“歌です”と答えたんですよ」

 式典の最後に「元加賀讃歌」の合唱を披露してくれました。

 

♪ここは私たちの町 空に向かって若木は伸びる

♪ここは私たちの学校 明日に向かって夢は広がる

♪元加賀よ その名を呼ぶ時 心にしみるのはなぜだろう

♪この学校で学んだから この町で遊んだから

 

♪元加賀よ その名を呼ぶ時 心が躍るのはなぜだろう

♪元加賀が大好きで 東京が大好きで

♪わが世界ここから広がり わが歴史ここから始まる

♪地図をさしてうなづき合って笑った

 

♪元加賀よ その名を呼ぶ時 心が躍るのはなぜだろう

♪ここは私たちの町 川風をうけて働く町

♪ここは私たちの学校 江東区立元加賀小学校

 

 みんなの笑顔とハーモニーが心にどんどんどんどん浸み込んできてね…

涙が出た。

 

東京オリンピックの開会式まであと1000日となりましたね。

 

わが江東区では例年10月の第3週の土日で「江東区民まつり」というのを開催しています。多くの競技会場をもつ江東区にとって1000日前の節目記念イベントとして、今年はそれに合わせて1週間後ろにずらしました。先週は台風21号直撃だったから、よかった~と思ってたけど、すぐに新しい台風が発生してしまい、結局22号の影響を思いっきり受けてしまいました。

 

木場公園のほぼすべてのスペースを使ってのこの大イベント。

昨日土曜日に関しては昼過ぎからとうとう降り始めてしまいましたが、それでも各テントではまぁ準備したなりのイベントができてよかったです。

それで今日は日曜日限定イベント…、区内全域9ブロックにある子ども会連合会組織それぞれでテントを出してね、様々なクラフトコーナーをやる予定だったんです。わが西部地区では「アイロンビーズ」担当だったのでいちおう会場に行ってみましたが、8時すぎ早々に区民まつりそのものが“雨天中止”ということになってしまいました。

 

雨音が響くテントにいたらね、「江東区レクリエーション協会」のキミちゃんがこちらにやってきて言いました。

「カジマン。金魚貰ってくれませんかねぇ?」

聞いてみると、今年もこのイベントのために金魚800匹用意したんだそうです。で、すでに仕入れてしまったのでさてどうしたものか…と引き取り手貰い手をこれから探さねば…とのことでした。

私は申し訳ないけどお断りしました。なぜなら昨年の悲しい経験があったからです。

それでも、どうしたらいいものか?と相談されたので、最初は今日会場で行われる予定だった“木場の角乗り”…、つまり角材の上をバランスを取ってくるくる回しながら走ったり、その上で逆立ちしたりのパフォーマンスがあるそのプールに流しちゃえば?…とか、小名木川に放流したらどうなるかなぁ~とかい加減なことを言ったりしてたんですけど、ホントに困ってるようでした。

 

結果的には、江戸川区の大雲寺というお寺さんのほうで子ども会で使ってるスーパーボールすくいの四角い舟みたいなのに入れてくれることになりました。

近々子ども会のような企画があるわけではないけど、近隣の人や法事に来る家族や子どもたちで貰ってくれるところに配ってみようかと親切に言ってくださったのです。

 

ちなみになぜカジマンはお断りしたか?

それについては、昨年11月29日の「カジマンのブログ」を参照していただけると判ります。

https://ameblo.jp/kaji-k123/archive1-201611.html

 

金太、金造、キー子ちゃんやキヨちゃんや金之助や金次郎…、みんなのおかげでね、今年の夏のミニトマト…いつもより大きくて赤くて美味しいのがた~くさん実ったんだよ。

 


 


 

 

7月28日から式根島で4日間、8月4日から房総半島富浦で3日間それぞれ少年キャンプを実施しました。

ジュニアリーダーの皆さん、プログラム運営と期間中の子どもたちへの生活対応ありがとうございました。

 

 キャンプに参加させてみよう…と意思決定くださった保護者の方々に事前説明の会場でカジマンがお伝えしたキャンプの持つの2つのポイント、非日常体験の場社会性を身につけてもらう絶好の場という点について話を続けます。1ヶ月のブランクごめんなさい^^;

 キャンプ参加の予行演習として各ご家庭で、次のことを是非させてみてください…とお願いしています。

 

①食べたあとの食器のお片付け

・自分で食べたお茶わんやお皿は自分で流しに持って行きましょう

・そのとき自分以外の空いているお皿とかも一緒に持っていけたらナイスです

・さらに洗うことを考えてお皿は油ものとそうでないものをうまく見分けながらできたらベストです

 ②食器を洗う

・お皿でなくスポンジのほうに洗剤をチュッと出してよく泡立てます

・カチャカチャ音を立てないように丁寧に扱って汚れや油がなくなるように洗ってね

・大量の水をジャージャー流しっぱなしにしないで節水を心がけましょう

 ③玉ねぎを切ってみる

 ・まず縦に半分に切ってから平らな面を下にすると安定するよ

 ・先に頭とおしりの先を切るとそのあと茶色い皮がむきやすくなります

 ・切るときは切る面がつるつるしているので注意して大きさを考えながら切りましょう

 ④ニンジンの皮をむいてみる

・ピーラーという器具を使ってみよう

・刃のところに手が触れないようタテにスーッと引くと皮をむくことできます

・慣れてくるとだんだん長く上手に皮がむけるようになります

・お母さんの見てるところでくれぐれも自分の手を切らないよう注意してね

⑤お米を研いでみる

・洗剤を入れて洗わないでね

・キャンプでは飯ごうひとつにに2合~3合を炊きます。それで3~5人分だよ

⑥ご飯や味噌汁を上手に食器によそう

・熱くなくて安定した食器の持ち方を考えてね

・全体の分量を見て、食べられる分を分けてみましょう

・おかわりの分も少し残しとおくといいかも

 ⑦マッチを擦って火をつける

・キャンプではチャッカマンとか使わないよ

・擦るのにはちょっと勇気がいるかもしれないけどなるべく頭に近い軸をもってね

・折らずに火がつけられたらナイス

 

男の子も女の子もキャンプに参加してくる子はね、事前に家庭でこういった練習ができるんです。

保護者には各項目について、「できる・少しできる・ちょっと不安・全くできません」の4つの回答から選んで記入してもらう…なんて宿題を課してキャンプ当日にプリントを提出してもらったりするとね、まあやってくださいます。

 

キャンプ中、ケータ君はカジマンにこう言ってました。

「帰ったらボクね、ママに玉ねぎと油揚げを入れたお味噌汁を作ってあげるんだ~」

バスが着いて迎えに来ていたお母さんの前で改めて聞きました。

「なあケータ君、帰ったらママに何作るんだっけ?」

そのお母さんね、すごく感激してケータ君とカジマン両方に抱きつかんばかりに喜んでくださったことは言うまでもありません。 

 

わが江東区は大きく分けると、深川・城東・臨海3ブロックになります。3色パンに例えると左のあんこが深川、右のジャムが城東、下のクリームが臨海ね。豊洲はクリームパンのところです。

 

青少年育成活動においてはさらに細分化して9ブロック

9地区それぞれで地域にある「子ども会」活動のサポートを行っていてね、その本部となる組織が「江東区少年団体連絡協議会」です。名称が長いので私たちは「江少連」と言っています。

カジマンの住む区域は深川「西部地区」といわれています。

 

さて、例年区内9ブロックそれぞれで夏休み中に小学校4年生以上を対象とした「少年キャンプ」を企画実施してるんです。

区報には6月にその各地区でのキャンプ情報の予告が載るのですが、子ども側の自主的な要望で…つまり夏休みにキャンプに行きたいなどと親にすすんでリクエストしての参加はまれであって、親側のキャンプ体験をさせてみようとする意識とか、行ってみない?のあと押しがないとなかなか難しいと言われています。

そもそもキャンプって自分でご飯を作ったりとか面倒くさいことを強いられるし、知らない子とかと仲良くしなきゃいけないし、ゲーム機やTVやモニターで遊べないからね。

子どもが「イヤ」と言っても、「文句言わずに行きなさい!」と親が言わない限りキャンプ参加者を集めるってのは、結構大変だったりします。

 

そんな中で、わが西部地区は、キャンプ受付開始をすると定員枠がすぐ埋まってしまうという人気ぶりなんです。

地域内にある5つの小学校を中心にポスターなどで告知するんですが、たった3日ですぐ50人定員に達してしまいました。

人気の秘密のひとつに他地区にない企画…という理由があります。

例えば、他の地区では訪問するキャンプ場を固定にしているところが多かったりします。スタッフが勝手知ったる慣れたキャンプ施設を使ったほうがプログラムや安全管理上負担が少ない…ということもあるでしょう。

特に江東区臨海地区には「若洲海浜公園」にキャンプ場があるので、スタッフからすればサッと都心に戻れる、空いた時間に細切れでお手伝い関わることができ、緊急対応もしやすいというメリットもあります。

 

一方わが西部地区では3年サイクルで海のキャンプ川のキャンプ山のキャンプと別々のテーマを設定していろいろなキャンプをやっています。小学4年生から3年連続で参加すると5年生6年生で異なった自然環境の中でキャンプ体験ができるんですね。

従って1回参加した子どもが「来年も絶対行く~!」とキャンプが終わった途端にもう翌年のキャンプに参加表明するなど評判がいいんです。

 

小学校卒業してしまった子はキャンプも卒業…ということではありません。

今度はジュニアリーダーとして子どもたちの先輩役、お兄さんお姉さん役で関わってくれます。まぁ、そうやってカジマン丸30年この活動に関わってきました。

昔小学4年だったキャンプ参加者ジュニアリーダーとなり、さらに40歳以上のお父さんお母さんになって、その子どもがキャンプに参加したり、実際に関わっているのね。こんな楽しくて面白いことはありません。

 

今日、午前中休日の小学校をお借りして「西部地区キャンプ事前説明会」を行いました。

体育館では、ジュニアリーダーたちが参加予定の子どもたち対応、交流を兼ねてゲームや歌、そして今回のキャンプについての概要説明と班編成・メンバーの顔合わせを行いました。

並行してその時間、図書室ではその保護者たちに対してプログラム内容や持ち物、注意事項や質疑応答を行いました。

 

カジマンのコーナーでは、まず保護者の皆さんにお礼を…。

「よくぞ夏休みの3日間、キャンプへの参加を促し、子どもたちをキャンプに寄こしてくださいました。今年は海のキャンプです。地引網もします。掛かった魚をその晩、みんなで焼いて食べます。キャンプは、このように非日常体験の場です。

そしてもうひとつ、家でも学校でもなかなか習得できないような社会性を身につけてもらう絶好の場です。」

 

そしてカジマン、保護者の皆さんに宿題も…。

「8月までのあと1ヶ月の間、家でもできる予行演習的なチェックシートを子どもたちに配布しました。皆さんに渡さず子どもたちに直接渡したのでそのA4シートに書かれた内容を家庭内でやってみてくださいね…」と。

 

次回その内容について書きます。

 

“ギャング”というと、つい私たちは暴力犯罪集団を想像してしまいます。でも本来の意味は、単純に“チーム”とか“仲間”を意味する語句なんですよ。マフィアのような人たちの英単語はギャングスターであってギャングとは呼ばないそうです。

 

さて、心理学用語とりわけ人の発達段階の児童期において“ギャングエイジ”という言葉があります。直訳すれば仲間時代となりますね。

遊びを中心にして形成される仲良し集団がギャングであり、そこには役割分担、メンバー間だけに通じる暗黙のルールとかが存在します。

8歳位から芽生える「われわれ意識」が形成される時代とされていて、親や先生から言われるのとは別に友達を大切にし始める時期とも言われています。

人との関わり、難しさ・面白さを社会的に経験し体得する重要な成長の過程であり、これが後に続く青年期においては「親友」を形成する基盤となるんだそうです。

 

そこで…です。皆さんの周りにギャングを見かけますかね?

ギャングと外遊びとはセットで密接な関連がありますが、カジマンの時代では野球やドッヂボールもしたけど、ギャング遊びとしては、缶けりとかビー玉空き地探検とかしてました。

思い起こせば当時は、そもそも家にいてもつまらないから近所の公園とかに行っていたのです。

だってテレビは「3時のあなた」とかの番組つまらないんだもん。

 

公園にいくとそこにはいつものメンバーがいたりして、そこに集まったメンバーで何をするか決めたり、後から合流したら加わったりして遊んだものです。

しかも同じ年齢同士ではなく、そこには遊ぶルールを緩和させて一緒に仲間に入れてあげた“お豆”と称される小さい子もいました。大概が誰かの弟だったり妹だったりしてね。お豆も実の兄弟でない兄さん姉さんの中に交じってお豆用特別ルールの中で仲間として一緒に遊んでもらって楽しかったはずです。

 

さらには遊んで喉が乾いたら公園の水道の蛇口をひねって水をガブガブ飲む。順番にガブガブ飲んだらまた遊ぶ…

 

おぉ~い、どこかにギャングいませんかぁ~

 

 


 

 

 

6月1日の就活選考開始から半月たちました。

面接も本格化している中、久しぶりの〝カジマンブログ〟就活ネタです。

 

「メラビアンの法則」って知ってますか?

人の印象は初めて会った時の3〜5秒で決まる…というものです。具体的には、全体を100とした時に、ぱっと見た目・表情・しぐさ・視線等の目から入る情報によってその人の55%を決めてしまう。加えてトーン・話す速さ・声の大きさ…口調等の耳からの情報が38%、言葉や内容等の言語情報がたったの7%と言われるものです。

これ、会社訪問や面接においては侮れない法則ですよね。

 

さて、3年3割と言われる「三年離職率」。就職した3人にひとりは3年以内に最初の会社を辞めてしまうんだって。

そんな世間でね、採用担当だったカジマンの現役時代の実績は2.5%だったよ。ゼロとはいかなかった。

試用期間の正式配属前3ヶ月OJTを終えて、7月さぁこれから…っていう時にええっ?うそでしょ?辞める?というケースもありました。

そんな早期退職者に対して、私の当時の複雑な感情を思い出して整理すると2つです。何か裏切られた様なガッカリ感…、そして結果そういう学生を現場に送り込んでしまって見抜けなかったかぁという反省です。一言でいえば、「ミスマッチ」

企業は採ってはいけない人を採ってしまった、学生は入ってはいけない会社に入ってしまったというものです。

 

そんな失敗例も次のバネにしながら、結果的に定着率97.5%という現役時代の数字が残せたのにはカジマン流の採用担当秘密があるのです。

次のステップに呼ぶ呼ばない、現場や役員に引き合わせる引き合わせない…の決め手って何で測っているか?

皆さん知りたいでしょう…

はい、ズバリ「第一印象」なんですよ。

この学生はイケそう!この学生は辞めなさそう!私はひと目でピンと来るのですね。

それは学生さんの持つ能力とは全く別の観点、メラビアンの法則です。

丸28年の97.5%の脱ミスマッチの実績につながるポイントはぱっと見の「第一印象」であると言えます。

その理由を述べます。

 

仕事や会社や職場にはそれ相応の“文化”ってのがあるんです。

それと照らし合わせて学生さんをこんな見方をします。

 

この職場で周りのメンバーと業務を行うに違和感のない、わが社の文化とか環境に溶け込んでる感みたいなものを醸し出しているか否か…

それって理屈ではなく「第一印象」なんですね。

 

世間一般では大変だと思われる仕事を、大変と思わずに時に叱られながらも周りのみんなとニコニコしながら溶け込んでやってる…そんなイメージが湧く人を新人としてお迎えする…

それでミスマッチを防ぐことができたのです。

 

それは同時に新人からすれば、会社の文化にどんどん馴染んでゆく…。

極端な話、この厳しくて大変な環境こそがその人にとって他社にはない居心地の良さであり、仕事の醍醐味であり、成長の実感・手ごたえだったりするのですから。