芸術の秋 | ○○○○○カジマンのブログ●●●●●

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「人間大好き人間カジマン」です。例えば「人と人との関わり」「企業と人との関わり」「仕事と人との関わり」「地域と人との関わり」といった関わり’について紹介します。「関わり自慢」のカジマンです!ブログ初心者マークと共によろしくね。

 12月1~3日、わが母校の110周年を記念して『元加賀アートフェスティバル』っていうのがあったんです。

 サブタイトルに~一人一人が芸術家~となっている…。ご招待状をいただいていたので、どんなものかとその中日にお邪魔してきました。

 

 これは小学1年生から6年生、そしてなかよし学級と全生徒700人の作品展で、2年に1度父兄や学校関係者をご招待して、家庭科や図工でのみんなの力作を展示、鑑賞してもらうという催しでした。

 これが想像以上の素晴らしさで驚いた!

 

 玉ねぎ染めマットなど家庭科作品は5年生6年生のみでしたが、図工においては、全生徒の作品カテゴリーが3種類あるんです。それは、平面作品立体作品、そして個人やグループでの装飾作品の3つです。

 で、作品のテーマがそれぞれあって、そこには、絵あり版画あり木工あり粘土あり人形ありオブジェあり…といった具合に素材や題材がバラエティに富んでいる。その総作品点数と言ったら2500ですよ。全2500点!

 

 それら作品展示は、主に大多目的室と体育館をフルに使っていてね、途中の見学順路の合間などもうまく活用していました。つまり単にずらりと作品を並べたっていうものではないんですね。展示スペースの空間の高さや広がりもうまく使っていてスムーズで見やすく来場者のことも配慮したディスプレイになっていたことも感心したことのひとつです。

 なにせ、昨年までずっとイベント系企業に勤務していたカジマン…、東京ビッグサイトや幕張メッセ、東京国際フォーラムや後楽園プリズムホールなどで数々のイベントを見てきたんですよ。プロの装飾屋さん顔負けの展示がされていて、こりゃ生徒の作品展ではなく、先生含めた全校のまさに『元加賀アートフェスティバル』だ!と感動したのでした。

 

 それにしても、小学生ひとりひとりの創造性をカタチにしての作品展…、ひとつひとつじっくり見てゆくとね、ついつい笑顔になってしまう。なんといっても「正解はこれ!」というものがない世界はいいですね。全部がみんなの個性ひとりひとりのクリエイティブな発想とセンスには脱帽というか、小学生たちの画一されていない将来の未知なる可能性をおおいに感じさせるもので顔が緩みっぱなしでした。

 

 その中で今回カジマン最大のヒットは2年生の「森のなかまたち」です。いろいろな色や形のタワシを組み合わせて、さらに木場公園で拾ったドングリや枯れ木をつかって目とか模様にして動物などの生き物に仕上げたものなんですが、なぜヒットかというとね、世間ではあまり知られていないですが、タワシと私の第二の故郷スリランカとはとても馴染みが深いんです。

 昔はシュロという植物から作られていたタワシですが、いまはその原材料はスリランカから輸入されたヤシがそのほとんどだったりするんです。他国のものよりもまっすぐで強いらしいです。嬉しさのあまり先生に言っちゃいました。タワシの輸入先のほとんどがスリランカなんですよ。ここで出会えるとは思わなかったです!

 先生は、おっしゃいました。

 

「カジマン、国際理解のひとつにそれって使えますね!!」

これまた嬉しかったぁ。だって、今月は授業のお手伝いなんですよ。