私この4月もって失業給付の受給期間が終了しましてね、いまはハローワークにも顔を出しつつ月~金の朝から夕方まで職業訓練校に通う毎日なんです。
「キャリアコンサルタント」が昨年から厚労省認定の正式な国家資格のひとつになりました。で、カジマン先月末から改めて産業カウンセラーとは違った切り口でのコンサルタントの勉強再開となったのね。定年退職してぴったり半年後の新生活スタートであります。
「人事担当として会社とはお別れですが、どうか60歳以降も輝く私の姿を見てください!」
なぁんて最終週に支店まわりまでさせていただき、全社員に直接最後の挨拶で広げちゃったもんだからね、大風呂敷を(汗)
さて、「キャリア」という言葉…。私たちはつい学歴とか職歴、または取得している技能や資格のことを意味すると思ってしまいます。いわゆる「肩書き」ってやつね。
カジマン定年退職して、最初に直面したのは
「あなたは何者ですか?」の問いにこれからどう答えたらいいんだろう?ということでした。
だって、それまでビジネスの世界では会社の名刺1枚出せばそれがひとつの回答になってたからね。
定年したら渡すべき名刺がない、名前以外に住所やメールアドレスなどはうたえるけど所属や肩書きが書けないというか「ない」のです。
そこで、カジマン気づかされました。
キャリア支援というと学歴・就職・転職・再就職、または昇進とかのキャリアアップについ焦点があたりそうだけど、それだけでないキャリアの作り方ってあるよなぁ~って。
社員に表現したかったのは、キャリアという退社後の自分自身の”生き様”とか“価値観”の表現だったのだっ!なんてね。
55歳の時にね、60でスパッと辞めます!と役員に宣言して、引き継ぎをして計画的に辞めたんです。
で、会社を離れてからも全社員に定年後の生き方のひとつのサンプルを示すのが人事・人材開発に携わらせてもらった人事としての仕事であり会社や社員への感謝であり、ありふれてなくておもしろくてカッコイイんじゃないかって。へへへ。
この勉強を始めてからそのことを専門用語で「内的キャリア」というんだってことを初めて知りました。
なので、何かに導かれるように偶然見つけたこの資格をね、絶対に手に入れとこっ!まだ勉強が始まったばかりなんだけど…。
「キャリアコンサルタント」としての視点と技術と経験に磨きをかけて、カジマンならではの子どもや若者、そしてシニア世代への関わり方をするのがこの後20年の具体的な
私のライフワークであり、私のキャリアです。
死んだ親父の年齢を超えるのにあと20年ある…って計算です。
直近の試験は12月中旬なんだそうです。