法隆寺・五重塔をライトアップする、の巻
◆ご覧の法隆寺・五重塔の木組みの模型ですが、10月7日(土)のジオラマ教室で、やっと3回目で完成の運びとなるのを機に報告です。今回、台座の四隅からLEDで塔を照らし出すようにしていますが、少し物足りなく感じ、塔内にライトアップを追加することにしました。◆そのライトアップの様子を動画に撮りましたのでご覧ください。◆お分かりのように、7色LEDが各層を内部から照らし出してくれていますので、回りを暗くすると幻想的な感じの五重塔になりました。しかし、当初は木製の角棒を使って「心柱」を作っていましたので・・・◆10ミリ径の透明パイプを買ってきて、内部に5ミリ径の7色LEDを入れることにしました。角棒よサヨウナラです。◆9ミリ角棒用に苦労して空けた各層の心柱部を、今度は10ミリ丸に広げなくてはいけません。何やってんだか・・いつも行き当たりばったりの改造ブログです。と言いつつ、気を取り直して作った設置後の天頂部画像です。◆続いて台座裏側の心柱部です。7色LEDを下から15㎝ほど挿入しています。◆しかし、意外な効果が生まれました。九輪の「相輪」下側が、こんな感じで光ってくれたことです。これには我ながら「オーッ!」の感動でした。きっと「仏様が努力に報いてくれたのではないか」と、勝手に思った次第です(笑)※相輪は差し込むだけの仕様にしました。◆これでライトアップストーリーは終わりなのですが、あと少し工夫した点を報告して終わりたいと思います。塔の1階部分の壁なんですが、木製のままだとこんな感じですので・・・◆1ミリ厚のスチレンボードをカットし、白壁を表現しました。6ミリ×14ミリのパーツを16枚、この木の部分に接着します。こんな感じですが上品になったと思います。◆人形も建築模型の白色のまま、ご覧の位置に2体設置しました。◆それと、各層の屋根の先端に取り付けられている「風鐸(ふうたく)」と呼ばれるパーツを自作し、4×5層分=計20コの風鐸を取付けました。金属製です。◆調べてみると、この風鐸は風が吹くと風鈴のように金属部にベロ部が当たり、「カランコロン」と音が鳴り魔よけの意味があるそうです。古人はアイデアマンですね。◆木製の相輪だけは金色塗装にして重厚感を持たせました。以上で報告を終わります。