預言者ですら念には念を入れてから行動する

2014年 2月

【質問】海南島のヨハネ様

お世話になります。

また質問をさせていただきます。

ご迷惑でなければ、お教え頂けると幸いです。

洗礼者ヨハネが牢獄に閉じ込められた時、弟子を通して、

「救い主はあなたか？それとも別の方を待たなければならないか」

といったようなことを訊ねていますが、これはどういう意味なのでしょうか？

イエス様が洗礼者ヨハネのもとで洗礼を受けた際は、イエス様が救い主と分かったような雰囲気でしたが…。

私は聖書の知識がないので読み違いをしていたらすみません。

ですが、この洗礼者ヨハネがイエス様のことを疑っているように受け取れるのですが…。

聖書を書いた使徒たちは、イエス様を疑っているとも受け取れるこの質問を、どうして書き残したのでしょうか？

とてもお手数をお掛けしますが、ご面倒でなければお教え頂けると嬉しいです。

【回答】海南島のヨハネです。

質問を感謝します。

洗礼者ヨハネについてですが、大抵の人は重要な事については念には念を押しますよ。

それが分かっていても…。

神様に命令されて牧師や宣教師になった人は、良く知っているでしょう。

何としても断りたいので、聞いても聞こえない振りをする…。

「私でないと駄目ですか」

「今でないと駄目ですか」

「そこへ行かなくては駄目ですか」

…と、断る理由を探しだす。

でも神様と反目する苦しさ（まず平安がなくなる）が生まれ、考えだけでなく、色々な経験を通して結局、苦難を覚悟して神に従う…これとて何割くらいでしょうか…。

私も老齢になってから、神様に、

「中国へ行け」

と言われ、他の国ならともかく、中国は何としても住みたくは無かったので、断る理由を何日もかけて考え出し、１０項目ぐらい箇条書きにし、その確認の為に中国旅行をしました。

その結果、私の考えは殆ど間違い、日本人の常識での考えでした。

それでも神様には念には念を入れて、しかも覚悟をして中国に住みました。

洗礼のヨハネに限らず、預言者ですら、その行動には念には念を入れますよ。

上記の記事をオニさんにご紹介頂きましたので、ぜひご覧ください。（管理人）

オニさんの動画を見ながら思ったのですが、もし自分に神様の声を聞く能力があったとして、「中国に行け」と言われたら、最終的に従うだろうか？という事です。ヨハネさんの信仰と従う性質には本当に敬服します。

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海南島のヨハネの黙示録