KAIKON-魂
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おうちのこと ~大工さんの話~


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10月後半になってます。

いつまでやっとんねん!と言われそうですが。(笑)


工務店の作業は全て終わり、大工さんには長い間頑張ってもらいました。
奈良から毎日来ては、ほぼ一人で耐震工事と部屋の造作をやってくれました。

和室の造作を得意とする大工さんで、細かい所まで作り込んで、特に二階の傾きの修繕は圧巻!
畳を敷くと全く分からない造作を、丁寧にフラットに仕上げてくれました。

影にこんな苦労があることを思えば、粗末になんて暮らせません。
大事に大事に 『住まわせて』 もらいます。
沢山の職人さんの努力と心意気が詰まった家なのですから。

おうちのこと ~珪藻土塗りの話~


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少しずつ形が見えてきた10月半ば。
各部屋の大工仕事も終わり、歪んでいた二階の床も綺麗にフラットに。
あとは和室の聚楽壁の仕上げと古建具の細かな調整、そして畳の搬入。
徐々にイメージしていたものが形になり、ニヤニヤしながら毎日覗いてます。(笑)


あ。僕たちの作業はまだまだ残ってますけどね。(汗)

10月15,16日の週末は二日かけてキッチンの壁を塗り終えました。
補強のために再建された壁に珪藻土を塗り、真っ白な部屋にする計画です。

まず土曜日は、塗らない部分や床に珪藻土が付かないようにマスキングテープや
ビニールシートでの養生作業。
面倒なので左官屋さんにお願いしようと思っていたら、工務店社長の先輩が
一言。
『アホか。左官の醍醐味は養生やぞ。そこをやらんでどうすんねん!』
というお言葉で養生決定。(汗)
これが予想通り大変で、完了するのに半日。
確かにやり応え十分。(笑)


次に撹拌器を貸りて、職人さんに教えてもらいながら珪藻土を練ります。
電気ドリルがあるので楽チン楽チン。

そしてようやく塗り作業に入ります。
職人さんにコテ使いの見本を見せてもらい感激!
サクサクと壁に珪藻土が広がっていく。
ムラや凹凸など一切無いフラットな壁。
最高です!師匠! (笑)

ところが自分でやると、素材を落とすわ、デコボコだわ、遅いわ。(汗)
結局22時頃までかかって全面終了となりました。

が! これは下地塗り。
翌日にもう一度仕上げ塗りを行ないました。
結局日曜日は深夜にかかって塗り終えました。(汗)

疲れたけど顔のニヤケが収まらない二人。(笑)
思ったよりも綺麗に仕上がりました。
建具との相性も、床材との相性もバッチリ!


さて、まだ二階が残っていますが、なにか?(-_-;)

おうちのこと ~作業の話~


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KAIKON-魂-Honey がんばる。



どうしましょう。

年が明けてしまいました。(汗)


あ。 あけましておめでとうございます。

本年もこのスローなテンポのブログをよろしくお願いします。


10月に入ってからは、休日どころか平日の夜にまで作業をしておりました。

8,9日の週末は洋室の天井の梁を塗る作業。
途中、友人のびっけパパさんとビーグル犬のniko&jakoも応援に来てくれました。



使用した塗料は自然素材の塗料『オスモカラー』。

ペンキと違って植物由来成分のオイルなので、刷り込むように塗っていきます。
不自然な態勢で、これが結構大変。
汗だくになりながら二回塗りで仕上げました。


そして同時に和室の柱や燦を、防腐効果のある『柿渋』で塗ります。
塗ったように見えませんが、年月と共に次第に濃くなって、ええ感じの風合いが出るそうです。


この先はキッチンの壁塗り、洗面台の塗装、二階の古い聚楽壁剥がしと塗り……。
大工さんや左官屋さんの邪魔にならないように頑張らねばなりません。


できるのか…………?(-_-;)

おうちのこと ~襖紙の話~

床の間横の襖に使う唐紙を見にいきました。

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京都は鞍馬口にある唐紙屋『かみ添』。

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老舗の唐紙屋『唐長』で修行して独立されたオーナーさん。
斬新なデザインで頑張ったはります。

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以前に訪れた際に一目惚れし、家を買ったら絶対に使いたいと思っていた。
そして襖の張り替えに関して話をしてみると……。


Too Expensive! べらぼうなお値段。(笑)

覚悟はしていたけれど、こんなにも高いとは。
一般的な襖紙と比べると五倍くらいの価格です。
どうしたものか。
でも一旦見てしまうと、もう後戻りできない程の良さが唐紙にはあります。

ここは気合いかなぁ。(笑)

おうちのこと ~梁補強工事の話~

9月末の解体工事中の現場です。

すっかり天井を剥がされた一階の洋室。
畳を全部外した和室。
土壁がむき出しになったキッチン。
完全に解体されたお風呂場と手洗い場。
様変わりしてしまったけれど、新しい壁に造り直し、また元気に戻るはずです。

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そして最大の問題が発生!
斜めに下がっている二階の床の補修を、耐震工事と並行して行っています。
斜めになった部屋では寝れませんよね。
遊園地のビックリハウスじゃないんだから。(笑)
大きな工事にはならない予定だったんですが........。


大工事になりそうです。(泣)

一階の洋室から和室を経てキッチンへ、太い立派な梁が入っており、それが二階を支えています。
しかしそれを支える柱が少ない。

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覗かせてもらったら、長い梁が弓なりに垂れてきてます。
新たに不自然な柱を建てるわけにいかないので、この梁の下に更に支え用の梁を足し、キッチンには柱と壁を新たに建てて補強します。
担当さんも予想以上の垂れだったようで頭を抱えてます。(笑)

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でも、こういう時は正直で誠実な工務店に任せて良かったと思います。
見えない場所だから誤魔化そうと思えば出来ますからね。
ウチの追加金額とダイヨシさんが補ってくれる金額とで、なんとか補修できそう。
自分達での壁塗り作業などで節約する予算が一気にブッ飛びました。(笑)


段々とリフォームじゃなくてリノベーションの域に達してきた。(笑)
でも少しづつ甦るこのお家。
なんだか喜んでいるように見えてきます。

おうちのこと ~縁の話~

このお家とは不思議な縁で繋がっているようです。

まずは売り主さんと僕が同級生だったこと。
校区が違ったので当時に面識はないけれど、僕の高校時代の友人達とは幼馴染みであることが判った。

それに二人ともお酒好き。(笑)
しかもお互いが飲んでいる店同士にも繋がりがあり、となると必然的に『飲もっか!』ということに。(笑)
同級生数名も巻き込んで集まりました。

彼は幼馴染みとは約30年振り。
僕も数年振りに友人達に会え、大いに盛り上がった夜でした。
近況の話、小学校時代のおバカな日常話、卒業アルバムや当時のラブレターまで飛び出して(笑)、大笑いな宴でした。

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そしてこのお家の引き渡しの際に立ち会った司法書士が、偶然にも僕の友人。
一気に緊張もほぐれ、銀行内で大爆笑の引き渡しでした。

こんなにも不思議な縁で住まうことになった我が家。
売り主さんの亡くなられたご両親がブッキングしてくれたんでしょうか。
益々大事に住まわねばなりませんね。


昨日から壁や天井の解体作業が始まりま
した。
そこで梁に大きな問題があることが判明。
さてどうなることやら。
それはまた次回のお話しに。

おうちのこと ~建具の話~

8月末は建具選び。
といってもメーカーのショールームへ行くのではありません。
古建具専門店へ掘り出しに行きました。

そもそも二人して古建具が大好きで、それもあって町家捜しが始まりました。
町屋は諸事情で諦めましたが、古建具を使いたい想いは実現したくて、工務店に協力してもらうこととなりました。

場所は京都。
烏丸夷川東入る、『井川建具店』。
全国的に有名な古建具店です。

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在庫の量はハンパじゃない。
店舗と少し離れた倉庫に、ビッチリと(無造作に?)建具が立て掛けてあります。
この中から好みの建具を掘り出します。

なめとった。
どんだけ多いねん。(笑)
工務店の担当さんと三人で悪戦苦闘。

潜入すること二時間。

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それなりに納得のいく古建具が見つかりました。
少し調整や手直しを入れて、我が家にやってき来ます。

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我が家にマッチすることを願います。

すみません。
画像が横向きに。(汗)


おうちのこと。~壁塗りの話~

今回のリフォームでは、二階部分をほとんどを自分達で手を加える予定です。

我が家に愛着を持てるから?

セルフビルドが流行りだから?

いいえ。
予算がないから。(笑)
もうやりくりが大変です。


その第一段として、二階洋室の壁を漆喰で塗ります。
現状は布製のクロスが貼ってあり、タバコのヤニなのか茶色に変色している。
壁は漆喰、天井は自然素材のペンキで塗ります。


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さてそこで。
その漆喰のネーミング。

その名も、『うま~く塗れ~る』
残念な名前です。(笑)

売り場にはDVDも無料配布されており、購入前に家で映像を見ると、なんと簡単なことか!
迷わず購入。
練る作業が要らず手早く塗れるという売り文句。


........どこがやねん。
練らんと固すぎて広がらへんがな。(怒)

難しかったなぁ。
とりあえず今回は、壁紙から染み出るアク止めの溶剤入りの漆喰を下塗りしました。
結局は水を足して練り直し。

左官屋さんの技術の高さを思い知りました。
そりゃあ左官代が高いのも頷けます。
写真を見る限りでは廃墟のよう。(笑)


今週末はいよいよ本塗りです。
さてどうなることやら。

おうちのこと ~リフォーム業者さんの話~

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ようやくリフォーム業者も決まり、動き出しました。

結局は、京町家捜しからお世話になっていた京都の『八清(はちせ)』さんをお断りして、
先輩の営む奈良の『大吉(ダイヨシ)建設』さんにお世話になります。

『八清』さんは抜群のセンスで、担当さんとも意気投合してましたが、お値段がちと高い。
『京都価格』とでも言いましょうか。
やりたいことを全てやるとエラい値段になる。(汗)
今まで教えてもらった沢山の知識やノウハウを吸収して(パクって!?)、
我が家を造っていこうとおもいます。

お断りの電話を入れた時も、『気にしないでくださいね。この業界はよくあることですから。
いい家造りしてくださいね。』とまで言ってくれました。

ますます気合い入れねばと実感しております。

さて毎週末、大忙しの日々が始まります。
着工は9/1、十月半ばには入居となりそうです。

おうちのこと ~耐震診断結果の話~

そして7月半ば、耐震診断の結果を聞きに、奈良の『大吉建設』まで行ってまいりました。
結果は.....

予想以上に厳しい結果が。(汗)

耐震診断は基礎の状態や、壁や柱の耐力を計算式に当てはめ、数値で強度を表します。
結果が『1.0』あれば阪神淡路大震災程度の地震でも倒壊の危険性は無いとされています。
昭和56年以降の新築には義務付けられているのですが、このお家は昭和51年築なので
間違いなく補強が必要。
リフォーム以前の問題です。

そしてHoney の予想は『0.4』。
僕は期待を込めて『0.6』を予想。


そして結果は!


『0.16』!(笑)

もう三人で爆笑!


しかし数値の割には軽症で、原因がハッキリと判っているので対策をしやすいとのこと。

一番の原因は壁が少ないこと。
大きな窓が欲しかったようで、庭側は特注サッシで大開口。
それは良いのですが、素人目にもヤバイやろ~と判る。
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対策として壁の数ヵ所を壊して、耐震ボードを使った壁に作り替えます。
見た目には変わらなく、これでほとんどの対策を賄えるので一安心。

そして八幡市には耐震補強工事への助成金があるので、確実に取りにいきます!(笑)
Maxで90万円。
それを使えばかなり助かります。

これで末永く住み続けられるかな~。
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