こんにちは。 船井総合研究所、介護コンサルの管野です。
今日は久々に「褒める」をキーワードにブログを書きます。
「褒める」で大切なのは頻度である・・・という話を以前の記事「「褒め上手」になる為のポイント」や「褒めポイントを見つけるコツ」でもご紹介しました。
今日は「褒める」のタイミングについてです。
何か事象がおきた時、即座に褒めるというのは非常に大切です。
タイミングをはずして褒めても、同じ「褒める」でも効果が半減することがよくあります。
この事例を「子どもの例」をとって考えて見ましょう。
正月などにテレビ放送される「はじめてのおつかい」という番組をご存知でしょうか?
幼い子が、一人ではじめておつかいに行く・・・という番組です。
おつかいにいけるか、いけないかぐらいの子に「行っておいで!」と励ましていくものですから、子どもにとっては大冒険。
番組企画の特性上、苦労の末ようやくおつかいを完了させて自宅に帰ることが多いですね。
ここで親御さんは、おつかいを終えて無事に戻ってきた子どもに「よくがんばったねー!」と褒めてくれます。
時には、涙を流して自分の子供の成長に感動される方も多いのです。
この番組に出てくる「親」は褒めるポイントをはずしません。
「よくがんばったね!」と帰ってきて即座に言います。
このタイミングで褒めることに意味がある・・・とまで考えていないはずですが、結果としてこのタイミングで褒めます。
例えばこれを違うタイミングで褒めたとしましょう。
数日あとに褒めたとするとどうでしょう?
きっと、褒められた子どもは「達成感」を感じられないはずです。
また、違うタイミング褒められても、「?」となりキョトンとしてしまうでしょう。
「褒める」という行為には、相手が必ず存在しています。
考えなければいけないのはその相手が「褒める」ことを期待しているタイミングがあるということです。
例えば、成果があがってそれを報告しにきた時。
何かを作り上げて、それを見せに来た時。
仕事が完了した時。
このタイミングを見逃すとモチベーションが下がってしまうことがあります。
そもそも褒められるつもりで報告にきているわけですから。
成果物がすばらしい内容でなくてもよいのです。
特に女性の場合は「結果」よりも「過程」を重視する傾向があります。
「過程の部分」について、褒めてモチベーションダウンを防ぎましょう。
気をつけたいタイミングは「報告しにきた時」です。
「過程を褒めることからはじめる」を癖付けして行えばOKです。
ぜひ実践して、モチベーションアップにご活用ください。
それでは本日はここまで。('-^*)/
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