日本人がインド食を理解するほどにインド人は日本食を理解していない
TVを見ていたら、どうも日本食材を中国に輸出しているらしい映像が流れてきた。(英語なのでよくわからなかった)
中国は2年くらい前に商法を改正して、元を日本円に両替して日本に送金することが可能になり、商売がやりやすくなった。
とは言え、日本が食糧輸出国になっていることに実に驚いた。
中国は栄えて日本食に目覚め、中国と日本がますますフラットになり近くなったのかと感慨深くTVを見ました。
食は中国から日本へ一方通行でしたが、国際化というのは双方向の時代。もともと両国は民族も近く、食についても相性がいいと実感したのは、日本の熊本ラーメンを中国の深せん市で食べた時、味は全く日本だと思いました。
でも国際化・双方向文化交流などと言って日本がインドに食糧を輸出する日は来るのだおうか。
食材にはそれぞれの味があってその味を引き出す調理法があるわけだけど、おおくのインド料理は、味付けが違うとは言え、分類するとカレーでしかない。
写真は路地裏の屋台でおいしそうなコロッケカレーを食べているインド人。
実際おいしいので、日本人はカレーやITでインドにすり寄ることはある。でも、インド人が日本人にすり寄ってくれるとしたらなにがあるのだろうか。
なかなか思いつかない。
基本的なところでいき違いがある。
だから、日本食に興味を持つインド人はいるけどインドに根付くことはないだろうと思う。
せいぜい、日本食は、インド駐在の日本人、中国人や西洋人じゃないだろうか。ボチボチオピニオンリーダー(一握りの好奇心旺盛な購買者)的インド人は出初めてはいますが。
デリーに日本人のお豆腐屋さんがあるので、インド人に日本の豆腐を買って食べてもらった時のこと、ベジタリアンの母親は豆腐がベジタリアンなのか疑ったようで、ソース、塩なしで慎重に豆腐を味わったと。子供はケチャップをつけて食べたらしい。感想を聞くまで何も言わなかったところを見ると、おいしいとは思っていないようだ。少し苦みがあるとだけコメント。日本の豆腐は甘みがあるけど確かに苦みが強い。インドの水はにがりをおおくしないと固まらないとは聞いていたけど。ニガリは血栓をつくるから身体に悪いと、南インドでは酢を使って固い豆腐を作っていた。だから水にしばらく漬けて酢を抜いて私は食べていた。
酢とにがりを併用してにがりを減らすことはできないのだろうか。
忘れていました。亀田の「柿の種」は、数人のインド人はその味がベジタリアンじゃないと疑い、でも多くのインド人は絶賛していました。辛みがついているモノや、甘さが強いお菓子はインド人に受けるようです。
健康面では、完成された薬膳であるカレーを食べているインド人が日本食ばかり食べていたら病気になってしまうような気がするから、やはり日本食はファッションの域を出ないだろうと思う。
私はせっかくインドに居るのだから体質改善にせいぜいインド食をいただくことにしています。
白ブタの薬をイノシシで臨床実験?
今日は体質が強いインド人のこと。
体質改善が必要な自分のこと。
写真は健康優良児たちのムンバイ映画俳優。
さてインド人は昔アレキサンダー大王を蹴散らしておきながらイギリスに負け、人種差別を受けてイギリスに搾取されたのですが、まだ、その偏見は残っています。
8月24日の報道によると、アメリカの製薬会社がアメリカ人の子供のための新薬の臨床実験をインドの貧困家庭の子供を使ってやっているという。
非常に倫理的に許されない行為だと書いていました。
まあ、その通りです。
人種差別がまだつづいています。
それはメディアのために、置いといて
私が今日言いたいのは、その製薬会社が、はっきり言ってわかってないということ。
倫理もなければ脳もない。
その行為が、アメリカ人にとって、どれほど危険なことなのか、わかってない。
例は悪いが白ブタの薬をイノシシで臨床実験しているようなもの。
インド人は薬膳料理を食べています。ターメリック、クミン、ガーリック、ジンジャー、チリなどのスパイス、自然の生薬と全粒粉を毎日大量に食べているから内臓がやたら強い。地方によっては心臓病が多かったりしますが胃腸肝臓は最強です。処方がおおざっぱでいい加減でそれでも平気な強い内臓の持ち主です。
インドの子供で臨床実験した新薬が安全だからと言って、アメリカ人の子供が使ったらどうなるのでしょうか。
日本の製薬会社もインドに工場を持っています。インド人で臨床実験している可能性があります。あるいはインドの強い薬を混ぜている可能性も。
気をつけてください。
生命力で例えれば、インド人が滋養たっぷりの山芋を食うイノシシだとしたら、アメリカ人は脂をたくさん使ったポテトチップで太った白ブタで、日本人は淡白なおにぎり好きの子犬くらいの違いがあると思っていいと思います。
だからインドの薬は量を加減しなければなりませんが、先日風邪薬(抗生物質)をうっかり処方通りに飲んでひどい下痢に見舞われ2日間絶食することになりました。医者が言うには、「抗生物質を摂ると下痢を伴う場合がある」と、インド人の場合、ほとんど問題ないのに対し、私の場合、胃薬と一緒に摂ってひどい下痢になりました。
風邪が長引いていますが、病院に行くのはやめ、子供が飲むシロップに変えて今良好です。
こんなものです。
インド人の体質を得るには、若いころ筋トレをしてヨガをやっていろんなスパイスを摂取して、強い体質を子に受け継ぎ、子が親の習慣を見ならい次の世代に・・・・・・気が遠くなってしまいます。
せめてカレーを食べて少しでも体質改善できればいいなと思って、最近インド食を食べるようにしています。
そしていつまでも好きなことをしたいと。
家族がいると制約があって完全に好きなことに集中できないので思い通りに行かないことが多いのですが、やや好きにやっている姿を見ている人がいると思うと、見せることの快感があります。
基本的に見せたがりなのですが。
でもこれはアートにとって重要な要素だと思います。
家族から私の活躍を願っているメッセージをもらった時には、アドレナリンがどーっと出て配線がつながって仕事がはかどります。
やはりスパイスの効いたカレーで体質改善をして健康継続しましょ。
月曜日に犯罪が発生し歴史が動く
私は火曜日の新聞に注目しています。
月曜日に事件が発生する確率が非常に高く、特に泥棒の活性度が高くなるのが月曜日。
みなさんはTGIF ;Thanks God It’s Fridayというのはご存じでしょう。金曜の飲み会の合言葉ですよね。
ところが、泥棒たちの合言葉にTGIMというものがあるらしく(海外ブラックロード2009の投稿から)、Thanks God It’s Mondayと言って出陣する。
昨日もムンバイの銀行に武装した強盗が入り約550万円がやられている。
デリーでは宝石商の家がやられた。
たまたま宝石商に不幸があって留守中の出来事。
私の実際の経験から、
給料の安い守衛から情報が漏れ、
守衛が手引するから成功率は非常に高い。
月曜日は麻薬密売組織の活動も活発なようで、パキスタン人とインド人の徒党がデリーで捕まった。2億円相当のヘロインを押収したそうです。
周到な計画で行った歴史的な事件は月曜日に発生しています。
真珠湾攻撃1941.12.8(日本時間)、広島に原爆が投下された1945.8.6、太平洋戦争は実質月曜日に始まって月曜日に終わったと言えます。
地下鉄サイン事件1995.3.20も月曜日でした。
(2001年)9.11テロは火曜日でしたがテロリストたちは日曜日に陰謀を最終確認、月曜日に出動、現地で準備、火曜日に実行したのではないかと思います。だから月曜日の動きが重要になってきます。