タロット2枚引き練習[ソード](3)
本日のお題ソードの3と隠者(逆位置)
これからしばらくはソードの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはソードの3、そして隠者(逆位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ソードの3
<2枚目>
[未来] 隠者(逆位置)
2枚目のカードの隠者は既に正位置を一度勉強しているね。
ウェイト博士の言葉が印象的だったな。
「わたしがいる所にあなたもいることが出来る」
👉「どんな人でも真理や叡智に到達することができることを示唆している」という意味の言葉だったね。
【文献担当】師匠
ソード3は見るからにわかりやすい。心が傷ついているカードじゃな。このカードが出たら誰しもドキッとするだろう。
それでは今日は久しぶりに「シークレット・オブ・ザ・タロット」を参照してみよう。
このカードは動揺や不和を意味する。これは幸福な関係を告げているカードではない。人間関係の分裂が起こる可能性があり、それは厳しいものとなるだろう。これは容易に抜け出すことが困難な状況にある人間関係を意味することもある。
マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)「シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実」株式会社フォーテュナ
シークレット・オブ・ザ・タロット
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ソードの3:私の姫に対する思いを見抜いているのは姫の乳母でもある私の母。母から「姫に対してそのような思いを持つでない」ときつく戒められた・・・自分でもわかってはいるが、真向から言われると傷つく。
隠者(逆位置):私は陰ながら姫を一生お守りし、支えていきたいだけ。この気持ちはどうせ誰にも理解してもらえないだろう。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ソードの3:ずばり、片思いの方の手痛い失恋や、交際中の男女の別れを意味しているでしょう。恋愛占いでは見たくないカードだね。
隠者(逆位置):もう既に別離の時が来ていることをあなたの気持ちはわかっているはず。それに気づかないふりをしてその関係をそのまま続けようとしても自分が苦しいだけだよ。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ソードの3:今回のお客様はなかなか難しいお客様です。言葉の刃が・・・刺さる!
隠者(逆位置):もう、本当にやっかいなお客様。私たちはもう手一杯やりつくしてますけど何が気に入らないのだろう!?
・・・短気を起こさず一度冷静になって考えてみよう。本当にこちら側に非はなかったか目をそらさずに今一度考えてみよう。
【テーマ:オラクル担当】坊
ソードの3:人間関係による別離・分裂がもたらすショックがありそう。でもそれは立ち直れないほどの深刻な痛みを伴うものではなく、一時的な衝撃にすぎません。
隠者(逆位置):とは言え、この渦中にあっては、心は激しい衝撃を受けていて「立ち直れないかも」と思ってしまいますよね。でも、この辛い経験から目をそらさずに、何がいけなかったのか内省することであなたの魂に磨きがかかりあなたは成長することができるのです。
ソードの3、実はこのカード、知り合いの1年の運勢占いをしたときに出たことがあります。その時は「やだ~、私何かすごく傷つくことがあるみたい!」とガックリされていましたし、私もそのようにとらえていました。
ただ時期は正確ではなかったのですが、その友達はその後、ごく簡単な数日の入院ですむ手術を受けることになりました。
このカードは実際に体の手術を意味することもあるのを心の片隅に置いておいた方がよさそう。でもそういったことを伝えるには、よほど言葉を選んで相手が傷つかないようにしなければならないですよね。
占いの結果を伝える際に、相手への思いやりを忘れないように戒めてくれるカードでもあります。
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