タロット2枚引き練習[ソード](2)
本日のお題ソードの2とカップのエース(逆位置)
これからしばらくはソードの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはソードの2、そしてカップのエース(逆位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ソードの2
<2枚目>
[未来] カップのエース(逆位置)
「8」の縛られた女性は、自分で目隠しを取ることはできませんが、この女性は、自分で意図的に目隠しをしたように思えます。というのは、自分がそうしたければ、彼女はソードを下に於いて、目隠しを取ることができるからです。彼女は他の人から離れて、自分の中に引きこもっている、と解釈することもできます。~中略~
このカードを、瞑想やその他スピリチュアルな探求への専念ととらえることもできます。
レイチェル・ポラック (著), 現代タロット研究(訳)、鏡リュウジ(監訳)「タロットバイブル 78枚の真の意味」朝日新聞出版
2枚目はカップのエースの逆位置。このカードは戦車を勉強した時の2枚目に出てきたよ。
カップは感情を表すスート。トキメキやこれ好き!って感情があふれ出て満たされているよう。
愛情の欠如や喪失感でしょうか。あるいは拒んでいるというところかな。
愛情やときめきがあるのに何かが邪魔をしていて気づけていないということもあるかもしれないです。
さあ、みんなは一体どう読むのかな。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ソードの2:報われない恋の行く末を思うと心が騒ぐ。そんなときは、座禅をして目をつむると心が静かに平穏になるような気がする・・・
カップのエース(逆位置):とは言ってもやはりこれだけ姫に尽くしているのに、身分の差ゆえ決してこの恋が成就されることはない。心が満たされることはない。虚しい・・・
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ソードの2:これは今の妻を選ぶか、世間体を優先して妻とずっと忍ぶ恋を続けるか真剣に考えていた時のわたしだ。あの時の静かなさえわたった月のようなインスピレーションは天啓だったとしか思えない。
カップのエース(逆位置):なのだけれど、今の妻はオトナ過ぎて愛情表現が下手なのかちょっと満たされない。あの頃の情熱的な妻はどこへ行った?
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ソードの2:ちょっと世俗的なこと(会社の仕事)に疲れてきたみたい。最近の私は人づきあいからもちょっと離れて瞑想したり、神社仏閣や自然の多いところですごす方が調子がいい。スピリチュアルモードです。
カップのエース(逆位置):そんなふうに「世俗的なことや仕事を離れて」と思いついた理由は、今すごく夢中になれるワクワクする仕事が目の前にないからかも。
【テーマ:オラクル担当】坊
ソードの2:2つのことのどちらを選ぶか、心を研ぎ澄ませ真剣に集中しています。そのためには自ら籠って、余計な情報をシャットアウトする必要があるかもしれません。
カップのエース(逆位置):心がざわざわしていては、心がときめきで満たされません。また良い想像力も発揮できません。時には、頭を空にして感覚を研ぎ澄ませてみてね。
これもまた実占いで出たら超難しいカードの一つです。2本の剣を持っていることから、選択や葛藤を表すとも言われています。あるいは、2本の剣を支えていることからバランスや調和も表していると。葛藤と調和じゃ全然意味が正反対だしどっちなんでしょう???
正位置だとバランスが取れている、逆位置だと葛藤しているととらえるのがよいですかね。
そして「瞑想やその他スピリチュアルな探求への専念」の意味もあるのですね。
この女性は自ら目隠しをして余計な情報をシャットアウトして神経を研ぎ澄ませようとしているのですね。また、クロスした剣は余計なものをシャットアウトする意思表示のようにも見えます。
↓次のソードのお話はこちらから
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