ワンドの9 次の戦いに備えて防御を固めよ。 タロット2枚引き練習[ワンド] | いにしえの道歌 恋の歌 & タロット ~海棠 和喜~

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おみくじや古今の和歌、昔の人が残した言葉・・・。そしてタロットカードから得た教訓と感動を皆様に共有させてください。
読んでくださった方にほっこりしていただければ幸いです。

タロット2枚引き練習[ワンド](9)

 

本日のお題ワンドの9とソードの2

 

 これからしばらくはワンドの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはワンドの9、そして2枚目はソードの9(正位置)です。

 

<本日のテーマカード>

[現在] ワンドの9

 

<2枚目>

[未来] ソードの2(正位置)

 

 

えっ! ワンドの7では優位な戦いをして、ワンドの8では急展開で喜ばしい出来事へ帰結するはずだったのに怪我をしているよ。どゆこと!?

 

師匠
 

【文献担当】師匠

怪我をして一時停戦中というところかな。しかしこの人物は鋭い目つきをしていて、まだ戦いをあきらめたようには見えない。今日は「シークレット・オブ・ザ・タロットを紐解いてみよう。

 

    

リーディングのにおいて、これはあらゆる起こり得る事態への準備が整っていることを告げている。このカードは防御を固めておくことを勧めている。心構えができているかどうかで結果の成功の度合いに違いを生み出すことになるだろう。

マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)「シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実」株式会社フォーテュナ

シークレット・オブ・ザ・タロット

 

わきちゃん
 

怪我をしているところから、既に戦いに負けちゃっている様子なのかと思ったら、防御を固めている、攻撃に備えているという意味なのですね。

 

師匠
 

後ろの8本の棒が、まるで柵のように手前の人物を防御しているように見えるの。

 

 

あきらめないというところから、頑固さや意固地になっているイメージもあるね。

 

2枚目はソードの2。

目隠しをして、どちらの剣を振り下ろそうか決断を迫られているのかな。


2枚目のカードは、あまり深く考えず絵を見て直感で考えてみよう。

 

師匠
 
 
 
 

この女性は自ら目隠しをしているのか、目隠しを強要されているのか。それによって意味が変わってくると思うのじゃが。

わきちゃん
 

どちらにせよ絵からは緊迫した状態が伝わってきます。月も描かれているので精神的にはりつめた状態を意味しているのではないでしょうか。

 

さあ、みんなは一体どう読むのかな。


クローバー登場人物紹介はここを見てね 

 

二郎太
 
 

【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太

ワンドの8:姫への恋心を募らせても、日々の生活のなかで常に身分の違いというものを思いしり打ちのめされる。しかし、姫のへの恋心を捨てることはできない。

ソードの2:思い通りにものごとが進まず、心がざわざわするときは、わたしは瞑想などをして心を静めている。

                      

             

 

  姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。

 

クローバー

 

頭中将
 
 

【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将

ワンドの8:最近、文をくれた宮中の女房にちょっとした遊びごころで、文を返したら、強面(こわもて)の男が出てきて痛い目を見たよ。

ソードの2:新しい恋もしたい、でも今の妻も大事・・・葛藤してしまうが、やはり火遊びはやめよっと(冷静になって考えてみた)。

 

わきちゃん
 

【テーマ:仕事担当】わきちゃん

ワンドの8:ちょっと仕事でミスがあったけれども、次に同じ失敗をしないために対策を講じています。痛い経験だったけれども、次は絶対同じ失敗はしないぞ!

ソードの2:次に同じ失敗をしないために、冷静になってどうするべきか、考えています。でもこれがまたすごい難しいんだな~💦

 

 

【テーマ:オラクル担当】

ワンドの8人は痛い失敗や辛い経験をしたあとに、もう同じことを繰り返さないようにと備えを固めます。あなたが失敗だと思った経験は、あなたが次への挑戦に備えて準備を万全に備えればそれは失敗ではなくなるのです。

ソードの2:苦しい決断を迫られているときこそ、外部の情報をシャットアウトして、心を静めて冷静になって考えてみましょう。

 

私はこのカードのことを、ただ「ボロボロに負けちゃって傷を負った人」という単純にネガティブな意味しかないカードだと思っていました。でも、この人物は決して戦いをあきらめず、防御を固めて、次の戦いに備えているのですね。

 

人は誰でも、恋愛、対人関係だったり、お金、仕事のことでも、一度は痛い目にあったことがありますよね。でも、傷を負ったら少し休んで、次に同じことを繰り返さないために対策を練って備えましょう

 

窮鼠猫を噛むということわざがあります。傷ついても、追い詰められた状況でなぜか底力を発揮することがあります。忍耐強く、時が熟すのを待ちましょう。

 

↓次のワンドのお話はこちらから

(準備中)

 

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