7月13日15時〜、どんがホールにおいて、2024「ふれあいコンサート」実行委員会を開催したところ、主要会員23名が出席し、内容について検討協議し、事務局案が承認されました。この会議では、予算や各自の役割り分担についても決定され、本格的準備に向けて進むことになりました。
また、10月7日の河北中学校での交流演奏会について、学校側との打ち合わせ結果の報告や最近になって話が進み始めた谷地高校との連携等について、校長先生等との1回目の会談の概要なども報告された。本団が以前から地域との連携等を目標に取組みを行ってきたが、ここに来て教育機関でも地域での連携等を強く求める方向になってきており、部活の地域移行等もからみながら、文化活動のやり方も大きく変わる可能性があり、注視しながら対応する必要があると考えています。
また、終了後は、ご協賛を頂いている「朝烏亭」において暑気払いも実施し、大いに盛り上がりました。
実行委員会内容
(1) 取組みの方向
ア ふれあいコンサートの目的
〇 練習成果の発表の場であると共に、町民の皆様に混声合唱を楽しんでいただくこと、また町の音楽文化の高揚のため質の高い混声合唱を実現すること、目標達成に向けた共同の取り組みにより会員の親睦を図ること、健康維持の効果等を周知するほか、新会員の確保も目指す。
〇 新型コロナ感染症の影響で、町民の皆様の交流等が減少していたが、その後回復しつつあり、文化・産業・経済活動の復活の兆しも出てきた。それらを後押しし、町民の皆様がこれまで以上に喜んでいただき、元気になっていただくことを目指す。
〇 町内の世代間の交流拡大も目指し、7月4日にコラボ等専門委員を中心として河北中学校との話合いを行っており、10月7日に、河北中祭を盛り上げることを目的に、中学校で交流演奏会を行うことになっている。この場での共同演奏が可能かどうか、さらに詰めていくことにしている。今後部活動の地域移行の流れもあり、多少の動きが出てくることも考えられる。その他、谷地高校吹奏楽部からの交流の申し入れもあることから、彼らへの働き掛け等も行い、若い方達とのコラボ演奏を模索してみようと考えている。(それらを踏まえて11月24日のコンサートへのチケット配布などを検討したい。)
〇 一般の方で河北混声と歌謡曲(曲集の一部でも可)を楽しく歌ってみたい方を募集し、親しみやすい合唱団のPRと併せ新会員の確保も目指す。(家族、友人、他合唱団等、町外でも可)
イ 本年度のコンサートの特徴
〇 本年度は、これまでの経験を活かし、感染症や自然災害に対して油断のない体制で実施すると共に、ようやく動き始めてきた社会・経済活動を一層後押しすることや、観客に多い高齢者を元気づけるために、戦後の高度経済成長の時代に、本町縁の「フランク永井」等が歌った名曲(ナツメロ)や、日本のうたシリーズ等の中から、郷愁を誘う「庄内おばこ」や「最上川舟唄」等の日本並びに本県の原風景を歌い上げるほか、世界各地で発生する戦乱や環境破壊を憤り、悩む若者の心を歌い上げる歌、さらに東日本大震災等を忘れないための「復興関連」の歌もお届する。また、町民歌の演奏時に、町芸文協傘下の日本舞踊団体の「若菜会」とのコラボを計画したい。
ウ ふれあいコンサート目標達成の判断基準
○ サハトの入場制限が解除されており、満席に近い800名の聴衆の確保 (昨年度609名+関係者約60名)
○ 入場者の感想・反応等を把握し、総合的に判断する。
エ コンサートの開催期日について
〇 会場に予定している「サハトべに花」は、新型コロナワクチンの接種会場と考えられるが、教育委員会が中心となり、町総合文化祭期間中の土、日については全部確保頂いており、11月24日に開催できることになっている。
オ 集客の方針(入場料原則無料とする。)
〇 コロナは下火になったとは言え油断できず、手指消毒などの簡単な感染症対策を行い一定の緊張感を確保するとともに、確実に来場できる方に、番号付きのチケットを集中配布するなど、手堅く入場者を確保していく。
〇 配布方法として、①会員の負担金見合いのチケットによるもの、②昨年度協賛した企業等に対する協賛依頼を通したチケットによるもの、③関係団体等へのチケット配布によるもの、④関係施設等を配布所として活用する等を合わせて約800名を確保する。(配布数と入場数との比較等により、配布チケット総数1400枚程度)
〇 このため、チケットは出来るだけ来場するかどうかを確認の上、約束できる方に配布する。
① 会員には負担金に見合うチケットを配布する。→必ず来場する方にのみ配布。(最初5枚、その後追加)
② 河北中学校及び谷地高校生はチッケトが無くても入場可とする。(なお、集計のため会場でチケットを配る)
③ ご支援いただいた協賛企業には原則5枚を贈呈する。→来場すると約束できる企業等にのみ配布する。(事前に、昨年度のコンサート成功の報告・御礼や本年度の取組み・お願いのハガキを発送します)
④ 恒例的に配っている関係団体・OBの方に、確実に来場できる方に原則2枚を配布。
⑤ ①〜④の順にチケット枚数を詰めていき、それでも余った場合は会員等に配布する。
カ PRの方針
〇 広報誌、地方新聞、TV、ラジオ等の活用を検討。個人のPCネットワークをお持ちの方はPRに御協力願います。
〇 ポスター及びチラシを作成する。チラシは曲想に見合ったデザインとする他、裏面に主な演奏曲の概要を掲載する。また、コロナ関連で、開催月日の移動の可能性が皆無で無いことから、発注のタイミングを十分検討する。
○ ただしコンサートの質を保つために(歌以外)、従来同様、専門家を活用し、チラシ2,000部、プログラム1000部、協賛広告集1000部、チケット1,400部を作成する。(ポスターはチラシをA3等に拡大コピーする等)
キ 関係情報の収集の強化
○ アンケート配布枚数は約800枚。(記載したアンケートは複数のアンケート箱に入れていただく)
○ アンケート分析の深化及び新視点の確保(コンサートの在り方などの評価点等について)
○ 専門家への開催状況の感想等の依頼(専門的かつ客観的な評価について)
ク 開催資金の確保
〇 様々な制限が解除され、経済活動も活発なっていることから、昨年同様、企業への協賛の働き掛けを行う。
〇 企業協賛広告集を作成し、コンサートを共に創造している雰囲気を醸成する。
〇 会員からコンサート開催負担金として例年同様〇〇〇円をいただく。ただし、チケット枚数は当面5枚と交換となるが、確実な入場者が確保できない場合は、事務局に残りのチケットを戻し必要な会員に融通する。
〇 会員の中で、経費負担の割り増しを行っても良い意思のある会員からは、所定の負担金以外にも受付ける。
〇 OB等からの当日のお祝いなどでのご支援についてはいただくことにする。
ケ コロナウイルス感染防止対策
〇 感染が再拡大した場合は、練習会等はガイドラインに沿って実施する。また、教育委員会より指導いただく。
〇 聴衆者側への要請として、消毒液による手指の消毒、チケット半券の「もぎり」は無しでプログラムで出入り可能とする。受付はチケットの投入のみ視認する。(緊急の都合で中止又は延期する場合があること等をPRチラシに掲載する。)プレゼント・差し入れは可とする。お見送りも有り。退場時に混みあわないように、アナウンスでの案内を強化する。トイレ等混みあわないように案内の徹底等(これらはチラシにも記載し周知を図る)
〇 昨年に引き続き、会場運営要員を配置し、円滑な運営を心掛ける。
コ その他
○ プロアナウンサーによる、コンサートの盛り上げの実施(曲紹介では、多少指揮者と重なる部分も出てきます。)
〇 主催者挨拶・来賓祝辞等は、原則プログラムに記載し、時間を短縮する。(来賓は紹介する)
○ チラシ、プログラム等での曲の解説の充実のほか、例年同様県民芸術祭へも参加する。
〇 聴衆へのお楽しみプレゼントも実施し、集客の手段として活用する他、地域経済団体との連携を強める。