4月13日(土)13時半より、西里改善センターを会場に、標記定期総会を開催したところ、会員38名中25名が出席し(他は委任状)、本年度の活動方針やスケジュール等について決定しました。特徴的には、令和5年度と同様に、積極的な展開を目指すことにし、主なものとしては、サハトに来る歌手との共演の実施、中学生との合唱交流、他の町文化団体とのコラボ、歌謡曲を歌うステージでの一般な参加者の募集等を行うことや、新たに首都圏ので本町のアンテナショップを活用したPR等も模索することにしております。また、会員の増加も図られ、昨年度同時期と比べ4名の増となっております。新規会員や休会者の復帰などがありました。様々な取組みが効果的に生きており、多くの団体が会員を減少させている中にあり、特筆すべきことと考えています。

当面は、6月2日に第8回県合唱祭に向けての取組みとなります。また、施設訪問については、感染症の動向が不明であり、施設側も警戒していることから、合唱団としても様子見となっております。なお、決算、予算関係資料は付けてありません。

 

(1) 令和5年度事業報告       

 新型コロナ感染が感染症法上の5類に移行したことに伴い、多くの文化団体の発表及び展示の日程が重なり、来場者の確保が懸念されたが、主要行事の「ふれあいコンサート」では、演奏活動の高度化の他、様々な創意工夫により、町内外より600名を超す来場者があり、アンケートでも高い評価をいただくことができた。この間の活動としては、5月の「県合唱祭」、9月の寒河江市での「県民芸術祭開会式典合唱アトラクション」、10月の河北中学校での「交流演奏会」、第69回町総合文化祭記念式典及びの会員(草苅淑子氏)の受賞、3月の寒河江市での春を呼ぶコンサート等がある。11月19日の「ふれあいコンサート」では、多くの関係者のご支援を得ることができ、「ふるさとを歌うステージ」では本町関連の歌の他、東日本大震災の記憶をとどめる歌を継続演奏し、「瀬戸内寂聴の世界への誘い」では、町華道連盟の協力を得て、「寂庵」をイメージした会場装飾の下に、寂聴の愛への想いと祈りへの昇華を歌い上げた他、「終戦から復興期にかけて日本人の心を支えた歌」やその後の「平和と繁栄の時代のデュエット名曲集」等を披露し、聴衆の年齢層にフィットしたこともあり、大変好評であった。また、感染症の蔓延で気持ちが萎縮している町民の皆様を元気づけようと、「河北混声と一緒に歌謡曲を歌うステージ」を継続し、新規会員の獲得にも繋がっている。成果検討会にも、多くの会員に出席いただき、次年度への共通意識を持つことができた。反省点として、施設への訪問コンサートが出来なかったこと、中学生との交流は行ったがコンサートへの来場が少なかったこと、「一緒に歌うステージ」への会員の取組みに濃淡があったこと等がある。

 

No

期 日

主 要 な 行 事 等

内          容

1

04.15

令和5年度定期総会

どんがホール 26 名出席 委任状7

2

05.13

県合唱連盟総会

天童市民文化会館 代表出席

3

05.24

河北町芸術文化協会総会 

サハトべに花 正副代表(2名出席)

4

05.28

第7回県合唱祭

山形テルサ 26名参加  町福祉バスの利用

5

07.08

ふれあいコンサート実行委員会・暑気払い 

西里コミセン・花膳 (実行組織設立)。 25名出席

6

09.03

県民芸文祭開会式(寒河江市担当)

寒河江市文化会館 「蔵王組曲」  10名参加

7

10.16

河北中学校での交流演奏会

34名参加

8

11.03

第68回河北町総合文化祭式典

サハトべに花  草苅淑子氏受賞

9

11.13

YBCピヨたま出演(コンサートPR)

山新メディアタワー玄関 8名参加

10

11.19

「ふれあいコンサート」

サハトべに花 入場者609名+団員・関係者60名

11

12.10

山形市民合同音楽祭

山形市民文化会館「山に祈る」2名参加

12

12.25

「ふれあいコンサート」成果検討会

かほくべに花プラザ  29名参加

13

02.14

河北町芸術文化協会研修会

役員5名参加、講師:新庄市芸文協会事務局長等、演題「新庄市芸文協の取組みについて」 雛の湯

14

01.17

町内外の6介護施設へのコンサートDVD貸出

施設側の感想等も把握でき、大変好評であった。

15

02.26

三役会議(持ち回り)

幹部6名に対し、役員会への原案を諮った。

16

03.03

春を呼ぶコンサート

寒河江市民文化会館 9名参加

17

03.09

役員会

どんがホール 総会上程案等の検討  15名出席

※河北混声Tシャツについて、新会員等に「紅花色」のものを配布しています。

 

(2) 令和6年度事業計画

本団の目標達成を図るため、定例練習会及び町内外のコンサート等への参加を通して合唱技術の向上を目指すと共に、発表の場でありかつ歌う楽しさを普及啓発する「ふれあいコンサート」の開催等の他、その時々に生じる課題に対し歌を通した社会活動を推進し、併せて団員間の親睦・交流を図る。特に、「ふれあいコンサート」では、町内の音楽文化活動を主導していくために、好評でありかつ新規会員獲得にも繋がった「町民の皆様と一緒に歌うステージ(歌謡曲)」などの企画を継続実施すると共に、高齢者の来場が多い中、アンケート要望等にもあった懐メロ的合唱曲を盛り込むほか、世界各地で発生している戦乱に対する、平和の祈りの歌も組み入れる等、合唱団の社会的役割についても検討、実施していく。また、中学生との交流を継続実施し、若年層の「合唱好き」を開拓するほか、PRの方法等についても新しい企画を検討する。企業等に対しても共にコンサートを創り上げる仲間の観点から協賛を呼び掛け、チケットの活用等について強く要請していく。この方針の下に次の取り組みを行う。

No

期 日

行         事    等

内            容

1

04.13

令和6年度定期総会・懇親会

西里改善センター・花膳 

2

05.11

県合唱連盟総会

天童市民文化会館10時~代表出席予定

3

05.下旬

河北町芸術文化協会総会

サハトべに花 正副代表出席予定 

4

06.02

第8回県合唱祭

山形テルサ 町福祉バス活用予定

5

07中旬

ふれあいコンサート実行委員会等 

役員+αで実行委を立ち上げ・暑気払い

6

07中旬

介護施設訪問コンサート

笑和感を予定(16名を選抜)

7

08.25

半崎美子コンサートバックコーラス

サハトべに花

8

10.07

河北中との合唱交流会

春に計画をすり合わせ「聞こえる等」

9

11.03

第70回河北町総合文化祭式典

サハトべに花ホール

10

11.初旬

TV等によるコンサートPR

YBC又はTUY、新聞折り込みは約2ヶ月前

11

11.24

「ふれあいコンサート」及び打ち上げ

サハトべに花ホール等

12

12.上旬

山形市民合同音楽祭

山形市民会館:希望者

13

12.下旬

成果検討会・懇談会

 

14

02下旬

河北町芸術文化協会研修会

役員等参加

15

03上旬

役員会

本年度実績、次年度事業計画検討等

16

03上旬

春を呼ぶコンサート

寒河江市文化センター:希望者

 ※ 本年度実施曲 混声合唱 (4月13日時点。先生と調整しており、大分決まってきました。)

① 河北町民歌、かほく讃歌、しあわせ運べるように

② 「うた・ねがい・明日ともなれば」「死んだ男の残したものは」等

③ 「日本の歌3」「最上川舟唄」「スポーツ県民歌」「聞こえる」「地球へ(半崎美子」等

 ④ 歌謡曲「有楽町で逢いましょう」他4曲(古寺ななえ編)等(町民と一緒に歌うステージ)

 ⑤ その他

※楽譜・音取りCD等は、事務局で準備しますのでご購入願います。

※施設訪問及び河北病院のChristmasコンサートとは状況を見ながら判断します。

※その他、指導者や町等からの演奏要請があった場合は前向きに検討します。

 

(3) 運営方法について         

ア 練習会場について

通常は「どんがホール」とする。コンサートが近づくにつれて「サハト」の使用回数を多くする。

イ 会費納入方法について

前年同様、会費は〇万〇千円とし、前期(4月~9月)と後期(10月~3月)に分け徴収する。

ウ 会員による「ふれあいコンサート開催費」の拠出について

開催協力費(チケット引き換え分)を平等に拠出。(昨年度は〇〇円以上)

エ 慶弔規程について

会員にご不幸があった場合は弔慰金として5千円と弔電を送る。

それ以外は、会長・副会長・事務局長・会計が相談・実行し、事後に会員に報告し承諾を得る。

オ 指導者謝礼等について

指揮者は鈴木義孝氏、ピアニストは櫻井いくみ氏に依頼。

謝礼は、指揮者は一回◎◎◎円、ピアニストは一回◎◎◎千円。

※音取り謝礼は、1曲4パートを〇〇〇円でお願いする。

カ 役員の手当について

会計手当 ◎◎◎円とする。

 河北町芸文協会表彰の件(要件、該当者等) 10年以上在籍し活動している方。

活動歴が半世紀近い方も増えており、できるだけ推薦を行いたいので、自薦、他薦でも結構ですので、ご協力願います。

ク その他

①   ふれあいコンサートの日程と強化練習会場の確保について

②   ふれあいコンサートの取組みに合わせ、町の他の文化団体への共演の働きかけ等を行い、交流の拡大と、コンサートのインパクトを強めることを検討する。(昨年度華道連盟とのコラボ)例:日本舞踊団体との町民歌での共演、㈱かほくらし社と連携し首都圏へのPRを実施。

③   町民の参加を呼び掛ける方法等について

※「歌謡曲部分」を、町民の方が混声と共にステージで歌う機会を創出する。

ⅰ 会員を通した案内 ⅱ 婦人文化教室関係への案内 ⅲ 町外合唱団への案内など

ⅳ 社会福祉協議会関係歌声グループへの案内、ⅴ山形新聞への折り込み(9月上旬にはコンサートPRのチラシを兼ねた募集チラシを、町内配布の山形新聞に折込む(三千部)

 ※ 新規会員の確保も兼ねた、共に歌うステージの企画・実行体制を充実する。

④   河北中学校の全校生徒を前に演奏を行い、合唱の楽しさを知っていただき、校内合唱コンクール等に弾みをつける。

⑤ ふれあいコンサートの持ち方及び入場者の確保について

※前年と同様のスタイル。広告集も作製する。(協賛広告の確保と関係強化)

※協賛企業等に残暑見舞いを兼ねた「ふれコン」案内と協賛依頼の予告ハガキ送付

※抽選景品の充実と地域情報誌などへの情報掲載 (地域の産業経済との連携)

⑥   県合唱連盟への継続加入について

⑦   ふれあいコンサートの持ち方及び曲目の希望 → 随時事務局に意見をお寄せ下さい。

⑧   興味ある分野での少人数により音楽関係学習会の勧め等

(庄内おばこの碑文、小関裕而記念館、佐藤千夜子生家、特定コンサートの鑑賞等)

⑨   見学者がある場合、早めに役員にご連絡ください。(楽譜等の準備があります)

 

2024.4.13 総会状況(西里改善センター)