6月2日、恒例の第8回県合唱祭が、山形テルサホールで開催されました。

 当日は、中学生から一般までの26団体が参加し、河北混声も山形市の「コールファンタジー」と同数の32名の最大規模の団体として出演しました。感想などをお聞きすると人数の多さなどから迫力やメリハリがあり良い演奏だったということや楽しく演奏している感じがあった等の声が多く聞かれました。曲目は「誰もいない海」と「ロンリー・チャップリン」で、しっとりとしたものとテンポの早い激しい曲との組み合わせであり、2曲のコントラストも良かったと考えています。

 その他、感じたことは、全体的に観客が少なく、折角のよい演奏なのに少し寂しい感じがありました。対策として、一般の方へのPR方法や、参加加団体がコンクールの視点での演奏でなく「祭り」の視点で、お互いに他の合唱団の歌も聴いて楽しめる方法などを検討する必要があるのではないかと考えています。また、参加団体の減少や団体構成員数の減少などの課題もあり、それらを総合的に考えることも必要と思います。このままでは、第8回まで数えてきた合唱祭が、衰退しかねない状態になると懸念しています。

※写真は、ロンリー・チャップリンを歌う河北混声で、雰囲気を出すために男性はサングラスを付けています。