アンニョンハセヨ~
12月1日に投稿する予定が、遅くなってしまいました
韓国ドラマを観るようになってちょうど3周年にあたる12月1日(自称:Kドラ記念日)をひと区切りにして、3年目の年間マイベストを記録します(^^)/
作品のセレクトは、個人のペースで新旧ごちゃ混ぜのため、あまり参考になるラインナップではないかもしれません
※過去2年分はこちら
視聴順はプロフィール欄に記録しています
●対象作品
2022年12月~2023年11月に完走したドラマ(新旧不問)
●対象本数
27本
※評価は個人の満足度やお気に入り度です。「良作=満足」とは限らないので、良作でも★少なめの場合もあります。
※5点満点の満足度は、各感想投稿やプロフィールページにも記載していますが、ここでは今の気持ちを優先して0.5単位で再採点。
※お気に入りの俳優やキャラクターがいると、満足度が爆上がりする場合があります。
※作品タイトル前の番号は、2020年からの通算視聴順。
※リンク先は、ネタバレ感想に飛びます。
★★★★★(5.0)
68.六龍が飛ぶ
50話という大作を完走できるか心配でしたが、杞憂に終わるほど面白かったです!
時代の大きな転換期に熱く生きた人たちの物語は、心揺さぶられるものがありますね。
特に、6人が運命に導かれるように出会って行動を共にし、一丸となって戦う前半は、冒険アクション系少年漫画のようで大興奮でした。
それと、ムヒュルの意図しないファインプレーの連続と、師匠とのほのぼのコンビのギャグシーンが大好き。
77.シュルプ
世子争いで空回りする母親たちを半笑いで楽しむブラックコメディなのかと思っていたら、予想に反して何度も泣かされました。
そして「シュルプ」というタイトルの表現方法が天才!
個人的メモとしては、ペ・イニョクの世子キャラがめっちゃツボ&ぽっちゃりホドン君親子の生き方が最適解。
80.ウ・ヨンウ弁護士は天才肌
2023年に視聴した作品ではNo.1!
リーガルドラマとしてちゃんと面白く、重いテーマが押しつけがましくないのにしっかり伝わって、終始楽しく明るい気持ちで視聴できました。
事務所のキャラクタ―がそれぞれ温かくて、『賢い医師生活』と同じく、この世界の住人のように生きようと思える作品。
シーズン2も楽しみです。
★★★★☆(4.5)
63.赤い袖先
ヒロインのキャラは理解に苦しみつつも、それをチャラにしてくれるほどジュノが魅力的だった~!
★4.5のうち、4.0はジュノが演じたイ・サンへの満足度です
王様というキャラクターだからこそ必然として成立する「本物のツンデレ」は、キュンポイントになる反面、君主の孤独を感じる側面でもあるから哀愁も。
73.空から降る一億の星
暗い物語だけど、視聴後の「ドラマ観たなーー」という満足度が高かった作品。
そして何より、ソ・イングク氏が演じた儚げなムヨンの魅力が、満足度を爆上げしてくれました。
劇中で「ムヨンにハマった女性は抜け出せない」というセリフがあったように、まさに視聴者の多くもムヨンの虜になったはず。
賛否両論ありそうなラストも、個人的には迷うことなく「賛」。
ヒロインにおちょくられたりハメられたりするたびに見られる、情けないチュ・ジフン氏の姿がとにかくツボで、自分のSの血が大騒ぎw
ドMなジフン氏をここまで楽しめたのは、やっぱりキム・ヘスさんの怪演(?)があってこそという感じで、主役2人のケミが最高でした!
ラブコメお決まりの反目やディスり合いの格が違いました。
「死」がテーマ&特性をもつ少年が主役ということで、ややもすれば重くなりそうな設定ではありますが、視聴後は清々しい気持ちになる作品でした。
主役2人がお互いの存在を通じて成長する姿と、デコボココンビゆえのバランスが、想像以上に良かったです。
イ・ジェフン氏もタン・ジュンサン氏も、カメレオン俳優っぷりがすごい。
★★★★(4)
歴史ドラマの最新系ともいえるセンスと、中の人度合いが超細かく計算し尽くされたシン・へソンさんの演技に脱帽。
史実を誇大解釈した王の二面性設定もめちゃくちゃ面白かったし、キム・ジョンヒョン氏のすっとぼけ演技がそれにドハマりしていました。
独特の世界観とセリフが、小説を読んでいるような感覚でハマりました!
全員クセが強めなのに必ずチャーミングな一面があって、それぞれに共感要素があって、とにかくキャラクター全員が愛おしく思える作品でした。
最終回で、ドラマ内の脚本と、このドラマの内容がピタっと重なって着地するという神展開も素晴らしかったです。
71.力の強い女 ト・ボンスン
ミンミン社長こと、ヒョンシクが大大大優勝!!
今年視聴した作品の中で、キュン度No.1キャラでした。
バカップルに辟易する側面もありましたが、ミンミン社長を愛でるためにリピートしたい作品です。
74.美男堂の事件手帳
ソ・イングク氏にしかできない超個性的なキャラがツボすぎた!
扇子越しの表情は、彼独特の「目」の魅力がいかんなく発揮されていたと思います。
トリックの効いた痛快シーンが面白かったので、美男堂メンバーが各回のターゲット(カメオ出演が理想)に華麗に詐欺を働くような、オムニバス形式のシーズン2を観たいです。
79.D.★P.ー脱走兵追跡官ー(シーズン2)
S1に比べるとドラマチックな展開が多かったので、S2のほうが好みでした。
最初からシーズン2ありきの作品だったようで、S1で少し消化不良に感じた点も、概ね回収されてよかったです!
こんなにもメッセージ性の強いドラマを、クール&エモーショナルに制作してしまう韓国エンタメは、やっぱりはすごい。
韓国の現代史&文化を追体験するようなワクワク感と、主人公が未来を知っている強みで株取りゲームの勝者になっていくチート復讐劇が痛快!
そして何より、イ・ソンミン氏による人間味あふれるキャラと、その老いの演技が圧巻でした。
83.私たちのブルース
実在する人のような生々しいキャラクターたちの、泥臭い生きざま(=ブルース)に引き込まれました。
特にオクドン&ドンソクは、韓国ドラマらしいこってりした親子愛エピソードで、展開もほぼ読めてしまうのに、2人の演技がそれをはるかに上回っていて、各シーンで大号泣。
そして、全くノーマークだったキム・ウビン氏が素敵すぎました!
★★★☆(3.5)
64.カーテンコール
オープニングのインパクトが超絶大だったのですごい大作を期待したら、普通の王道作品で少し拍子抜け。
でも、「嘘」の着地点がなかなか予想困難で、「カーテンコール」の意味にも意表を突かれました。
あとは、ノ・サンヒョン氏の魅力が
65.愛と、利と
解読不能なこじらせヒロインに、サンス(ユ・ヨンソク氏)も視聴者も振り回されて、妙に続きが気になる作品でした。
哲学的で難解に描かれた(ように見える)ヒロインの感情は、自分のキャパでは咀嚼不可能でした。
今となっては、ユ・ヨンソク氏のアイスホッケーシーンしか思い出せません。
66.エージェントなお仕事
各話のカメオ俳優たちによる、実話に基づいた(?)エピソードが毎回面白かった!
主要キャストの年齢層は高めで、キラキラ感はほぼありませんが、特にチーム長の2人は元々好きな俳優さんということもあり、物語を純粋に楽しめました。
本作でもノ・サンヒョン氏の魅力が大爆発!
イ・ジェフン氏が演じる無双キャラが最高すぎた!
設定も内容も面白かったし、特殊能力をもつ各キャラも魅力的だったけど、復讐ターゲットの鬼畜の犯行&それと同等の復讐劇の描写がキツかったです。
シーズン2も観る予定ですが、またヘビーな描写を目にするのかと思うと、開封には少し覚悟が必要。
ヘギョさんのいつものツンツンした演技を逆手に取ったような、薄幸キャラがハマり役!
そして、ヨンジン役の2人の女優さんの、清々しいほどの悪役がアッパレ!
韓国ドラマらしい中毒性が高くて、最後まで夢中で視聴しました。
86.ムービング
超能力者が活躍するSFドラマなのかと思ったら、丁寧に描かれた各キャラの個人史に意表を突かれ、作品メッセージに胸打たれました。
とはいえ、残虐&非人道的描写が多すぎたので、満足点はそこまで上がらず。
初めましてのチョ・インソン氏の手足の長さに驚き、韓国の俳優さんの直球のカッコよさを目の当たりにしました。
87.サウンドトラック#1
キャスティングと設定だけで物語の結末を読めてしまう、絶対的な安心感がありました。
ドラマとしてめちゃくちゃ面白い!という感じではないですが、主役カップルの恋愛劇や美しい映像、王道OSTなどを、サクッと楽しめます。
オーラを消したヒョンシク氏も素敵です(でもやっぱりミンミンが好き)。
88.花郎<ファラン>
ストーリーは微妙な点もありましたが、この作品だから成立する、OSTやファッション、ダンスシーン、入浴シーン、サッカーシーンなど、時代劇らしからぬ演出が楽しかったです。
王様役のヒョンシク氏はもちろん素敵だったし、さらにはVの魅力にイチコロでした!
※以下は、満足度3.5以上にならなかった理由がメインのネガティブコメントです。
★★★(3)
超トップスターの2人による大作を期待していたら、想像とはかなり違う感じで、最終回は無言になりました。
真犯人よりも気になって視聴動機となったのは、一体何がテーマの作品なのかという疑問でした。
70.時間
主役俳優の途中降板というハプニングが、作品内でどう処理されたのかを確認したく、興味本位で視聴。
これぞ韓ドラの様式美!と拍手を送りたくなるほど清々しいほどの古典ですが、前半は意外にも面白かったので、当初の脚本版で観たかったです。
キム・ジョンヒョン氏はもちろんのこと、キム・ジュンハン氏&ソ・ヒョヌ氏という、個人的には期待値爆上がりな3人が揃っていたのも◎。
打ち切り作品という先入観で期待値が低かったので、そこまで悪くないと思いました。
「AIデバイス」という斬新なキャラクターや、AIがテーマだからこそ活きるセリフも印象的で、練りこまれた設定と脚本が見事でした。
でも、ヒロイン以外のキャラクターが好きになれず、主演がチョン・ヘイン氏でなければ、完走は難しかったかな……。
75.セレブリティ
下世話な好奇心で、すごく面白く一気見したのですが、心に残る作品ではありませんでした。
今となっては、ハン代表の回転扉ドンと、アクロバットなスリッパ脱ぎwith家政婦しか印象に残っていないような。
78.キング・ザ・ランド
今年の新作の中では一番期待値高く、前のめりに開封したのですが、予想の3000倍くらい王道(を超えて茶番)で全然中身がないので、面食らってしまいました。
まあ、ここまで潔いとアッパレではありますけどね。
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今年は、生活リズムがほぼコロナ禍前に戻り、なかなか思うように視聴&ブログ時間が取れないこともありましたが、やっぱりお気に入りの作品や俳優に出会えたときの興奮や感動は格別なので、4年目もマイペースに韓流活動を楽しみたいです!
4年目に入った現在の目下の楽しみは、お気に入り四天王の一人であるチャン・ドンユン氏の新作ラッシュです。
3月31日には来日ペンミも予定されているので、今から待ち遠しい
ではまた
※サムネ写真は、2023年の一番の思い出、チョン・ヘイン氏のペンミ@最前列です
(写真はご本人の公式Twitterより)