アンニョンハセヨ~ニコ

 

新作チェックが全然できていないのもあって、ブックマークで長く温めていた旧作の1つを開封しましたおねがい

 

邦題のイメージから、アラサー女子のお仕事&恋愛ドタバタコメディかと思っていたら、予想の斜め上を行く個性的な作品でした。

 

序盤は離脱を考えたほどハマれなかったけど、徐々にのめり込んで、最終回はめっちゃ寂しくなってしまい、もう一度彼女らに会いたくなって2周しました爆  笑

 

ちょっとクセ強めですが、韓国ドラマの個性を感じられる秀作だと思います!

 

 

※画像はJTBCより

 

■視聴時期

2023年4月

■お気に入り度(5点満点)

★★★★

■視聴方法

hulu(全32話)

■放送開始年

2019年

■放送局

JTBC

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

■満足点・共感点

 

1.邦題サブタイトル

 

原題は「メロが体質」。

 

ゆえに「30歳になれば大丈夫」という邦題サブタイトルに対して、最初は「また余計なことしやがってムキー」と思っていました(「応答せよ1988」の「恋のスケッチ」に対する憤りと同じで)。

 

ところが、ヒロインの一人であるジンジュが劇中で書いているドラマのタイトルが「30歳になれば大丈夫」で、さらにそのドラマの内容がまさにこのドラマであることがわかり、その面白い構成に「おーーーーーーー!爆  笑」と興奮星

 

むしろ、タイトルは「30歳になれば大丈夫」だけでいいのでは?とすら思いました。

 

物語の進行とともにジンジュが書く脚本の内容も明らかになっていき、ジンジュ&ソン監督(=劇中ドラマの主役)が告白の表現に悩むくだりとか、ジンジュ&元彼のキム監督が2人の思い出をそれぞれの脚本に取り入れるくだりとか、めっちゃ面白かった!

 

そして、最終回でその脚本とドラマの内容がピタっと重なって着地するという神展開が素晴らしかったです拍手拍手拍手

 

 

2.全キャラに愛着

 

メインからサブに至るまで、悪い人が一人も出てこなくて、全員クセが強めなのに必ずチャーミングな一面があって、それぞれに共感要素があって、とにかくキャラクター全員が愛おしく思える作品でした。

 

劇中で「ストーリーよりもキャラクター」「感情移入と共感を促したい」と言い切っていただけありますね。

 

特にお気に入りだったのは、

 

●ハンジュ

最初は天然&ブリッコ系キャラで苦手かも……と思っていたのに、「愛嬌」エピソードでお腹がよじれるほど大爆笑して、一気にお気に入りに昇格。

クリエイター気質でクセの強いほかの2人に比べて、彼女が一番一般人の感覚に近くて、親近感すらわきました。

あと、掴みどころのない元夫のキャラが、けっこうジワって好きでした爆  笑(ハンジュの立場だったらムカつくけど!)

 

●制作会社の女性社長

韓国ドラマ視聴歴において、上司にしたいキャラNo.1星星星

仕事には厳しいけど、労働基準法を当たり前のこととして遵守し、本物の優しさをさりげなく示してくれる理想の上司!

ジンジュ&ソン監督との会食シーンや、ジェフンの彼女が会社に乗り込んできたときの後始末は神対応でしたね。

プライベートとのギャップも最高爆笑

 

●局長&チョン作家

この2人のやり取りが一番笑ったかも爆  笑

ギャグ担当キャラと思いきや、チョン作家が誰よりも凡人らしくて共感度が高く、局長は印象に残るセリフをたくさん残してくれました。

最終回の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のパロディ、大爆笑だったな爆  笑

 

●ソミン&ミンジュン

カップルの中ではこの2人が一番好きーーーー!!

キュン度の少ない本作において、2人のシーンが一番キュンキュンしたピンクハート

ソミン役のイ・ジュビンさん、すごく綺麗なのにちょっとB級感のある雰囲気が、この役にぴったりで可愛らしかったおねがい

ミンジュン役のキム・ミョンジュンさんは、元不良の雰囲気がハマり役二重丸

最初はモブキャラの一人かと思って油断していたら、めちゃくちゃ魅力的なキャラだったー。

スカウト目的の会食で先回りしてお会計をする機転、最高でした拍手

 

 

3.人生の真理を突くセリフ

 

よかったのはキャラクターだけではなくて、心に残るセリフが多かったです。

 

さりげなく真理を突いていて、ハッとさせられました。

 

・顔にシワが増えるほどチャンスは減る。

・生きるって、少しのいい思い出を抱えてつらい日々を耐えること。

・人は偉くなると本性が表れる。

・「欲しい物」と「欲しい物を持っている」の間を埋めるために働く。

・覚えていてこそ、経験したと言える。

・考え方の違いで問題が起こるなら、原因の半分以上は自分にあるってこと。

・(自分を)やたら笑わせて、やたらいい人にしてくれる。

・未来への期待が過去への後悔を上回った。

 

もっとたくさんあったので、また再視聴したら書き留めたいと思います。

 

 

4.男性スター俳優不在なのに……

 

メインの男性キャラが平均して地味な雰囲気なので、最初はなかなかテンションが上がりませんでした。

 

特にソン監督の登場シーンは、ちょっと無理って思ったほど。

 

ドラマ内の会議で放送局の上層部(=おじさんたち)が懸念していたように、女性キャラメインの作品は「力がない(=視聴率がとれない)」ということなのでしょうか。

 

ところが、回をを重ねるごとに、ソン監督を筆頭に、キム監督もジェフンもマネージャーも、みーーんな魅力的に見えてきて、、まさか自分がジョンボン(from応答せよ1988)にトキめく日が来るなんて思わなんだww

 

ソン監督、最初は自信満々の嫌味キャラにしか見えなかったのに、後半は彼の不思議な魅力の虜になりました!

 

ほかの男性キャラの好きな部分もメモっておくと、

 

●ジェフン

食パンのような直角肩幅、丸太のような二の腕、仔犬系の瞳

 

●キム監督

セクシーな切れ長の目(イ・ジュンギ様に似てる!)、職人気質の仕事ぶり

 

●マネージャー

更生した元不良ならではの包容力&肝の据わり方

 

ほかにも、ウンジョン弟のスタイルや表情(時々ボゴミに似ていた)がツボだったり、最終的には、局長の仕事への余裕感やブルーシャツの着こなしまで素敵に見えました(笑)

 

ユン・セリの次兄もとい、芸能事務所社長も、コミカルな役どころが新鮮だった。

 

そしてして、やはり最後に持っていったのはソン・ソック氏ピンクハート

 

「私の解放日誌」のク氏は、結局あちらの世界の方というオチでげんなりしたけれど、この作品においては文句のつけようがないくらい素敵だったラブラブラブ

 

ウンジョンが死別した恋人に踏ん切りをつけるきっかけとして、十分すぎるほど魅力的なキャラでした拍手拍手拍手

 

 

 

5.PPLの大放出が潔い

 

ドラマ制作の裏側がとても興味深くて、特にPPLのシーンがめちゃくちゃ面白かったです爆  笑

 

本来ならドラマ内のように苦労するであろうPPLを、この作品だからこそ逆手にとったように、めちゃくちゃたくさん露出されていたと思います。

 

唐突なマッサージチェアのシーンとか、引っ越した後も同じカフェとか、その振り切った演出に大爆笑した爆  笑

 

ソファとともに、もはやインテリアの一部になっていたビールも印象に残りました(下矢印の真ん中のチェジュビール)。

 

 

 

PPLの影響をもろに受ける自分は、視聴期間にチキンを食べてマッコリを飲みました下矢印

 

ちなみに、マッコリのラベルにモザイクがかかっていたので、マッコリは妄想PPLですw

 

 

 

 

6.耳に残るOST

 

そこまで曲数が多くなかったので、どの曲もしっかり耳に残りました。

 

各曲のバージョン違いは、どれも良かった!!

 

印象深いのは、やはり「揺れる花の中から君のシャンプーの香りが感じられた」ですね。

 

この作品を視聴した人はみんな口ずさんでしまったのではないかなー。

 

 

 

■モヤモヤ点・共感できなかった点

 

●こじらせすぎなキャラとエピソード

ジェフンの彼女のこじらせ方は、ちょっと理解に苦しんだ。

その彼女とのいびつな関係を続けていたジェフンにも共感できなかったな。

あと、ジンジュ&キム監督の憎みあっているような過去エピソードも、理解できなかった。

世の中の人たちは、単細胞の自分とは別次元の感覚で恋愛や人間関係を築いているのか、それとも単に自分が忘れてしまったのか謎ですw

 

●文化度高め

ヒロインが突然ギターを弾きながら歌うシーンに代表される笑いのツボや、映画っぽい演出、哲学的すぎるセリフなど、ちょっと文化度高めの雰囲気が苦手でした(自分は俗オブ俗なので)。

 

●ラーメンは1人前でよい

深夜のラーメンのシーン、背徳感やシズル感があって大好きだったんですけど、さすがにアラサーだし、1袋を3人で分けたらいいんじゃないって思いましたw

 

●50歳でも大丈夫?

物語に入り込めなかった前半は、夢に向かったり仕事に打ち込んだりする3人がまぶしくて、なかなか感情移入できませんでした。

仕事をイヤイヤやっているだけのアラフィフはお呼びではない作品かもしれないと、ちょっと疎外感がありました。

 

 

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このドラマのおかげで、今後はPPLシーンを少し違う視点でみてしまうかもしれません爆  笑

 

ではまたバイバイ