アンニョンハセヨ~ニコ

 

昨年、映画「コンフェッション」下矢印で初対面してラブラブラブとなったチュ・ジフン様目当てに視聴しました。

 

 

 

ヒロインがチョン・ジヒョンさんだし、オ・ジョンセさんやソン・ドンイルさんなどサブキャストも豪華だし、期待値MAXで開封!!

 

ところが、最終回が終わった瞬間に「・・・(無言)」となってしまったほど微妙な作品でした笑い泣き(※個人の感想です)

 

後半は文句多めな感想になるので、予めご了承ください。

 

 

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※画像はtvNより

 

■視聴時期

2023年2~3月

■お気に入り度(5点満点)

★★★

■視聴方法

GYAO(全22話)

■放送開始年

2021年

■放送局

tvN

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレありです。

 

 

 

■満足点・共感点

 

1.チュ・ジフン素敵

 

全力でミーハー魂が揺さぶられましたピンクハート

 

2000年代から活躍する韓流スターって、オーラが桁違いなのかな。

 

レンジャーの制服や幽体離脱の姿、聞き込みの際の私服姿など、どのシーンも画面に存在しているだけでかっこよかったですラブラブ

 

でも、後述しますが、かっこよかったのはまさに「存在だけ」で、キャラクターは微妙でした笑い泣き(※俳優本人のせいではありません)

 

本作と同時進行で、ジフン氏の出世作「宮」を視聴していたんですけど、アラフォーのジフン様のほうが大人の色気が漂っていて素敵でしたピンクハートピンクハートピンクハート(自分がBBAだからw)

 

ちなみに「宮」は、GYAOだと映像が粗いので途中下車しました。

 

 

 

2.「智異山」を舞台にした設定

 

ドキュメンタリー映像のような1話のオープニングで興味を持ち、智異山について少し調べたら、「抵抗と虐殺の舞台」という政治的・軍事的歴史の情報が。

 

そのため、スター俳優が主役の大作か!と、期待が膨らみました。

 

ドラマの内のケーブルカー計画(史実かどうかは未確認です)を発端にした社会テーマも興味深かったです。

 

実際はどうかわかりませんが、近代化や法改正で、山での生業が不可能になった人たちの話、とても気になりました。

 

そっちをもっと掘り下げてくれたらよかったのに。

 

そんな舞台設定や美しいロケシーンは良かったけど、物語そのものは微妙でした……。

 

ちなみに、作品に登場したツキノワグマは、韓国では希少な生物だそうです。

 

※参照

 

 

 

 

3.山を守るレンジャーたち

 

物語で一番面白かったのは、レンジャーたちが必死に山を守るお仕事シーンです。

 

そもそも、レンジャーの主な仕事が「巡回」「観察」というのが目からウロコだったし、立入禁止区域に侵入する人たちのそれぞれの事情や目的が、興味深かったり腹立たしかったり。

 

密猟や違法採取の人たちはもちろんのこと、宝くじの女性が本当に腹立たしかったムキー(最後の回収はベタだけどよかった!)。

 

そして、やはり圧巻だったのは、山火事や洪水など自然災害のシーン。

 

いくらテクノロジーで補える要素が増えても、自然が相手だと結局は人海戦術なんですよね。

 

レンジャー一人ひとりの命がけの仕事に目頭が熱くなり、ヤンソンの最期にはびっくりでしたえーん

 

 

 

4.最大のミステリー

 

最終回は無言になってしまったけど、視聴中は続きが気になって、毎日の配信が楽しみでした爆  笑

 

でも、真犯人よりも気になって視聴動機となったのは、一体何がテーマの作品なのかという疑問

 

ある意味、それが最大のミステリーでした。

 

お仕事モノ? サスペンス? ファンタジー? 社会派? ヒューマン?と混乱し、どんなスタンスで視聴すればよいのか、どんな展開に期待すればよいのか、その謎を解明したくて最後まで完走したといっても過言ではありません。

 

最終回まで観ても、結局何が命題だったのかよくわかりませんでした……。

 

 

 

というわけで、以下はほぼ文句です(※個人の感想です)。

 

 

■モヤモヤ点・共感できなかった点

 

 ●犯人

物語上における犯人の立ち位置や動機、トリック、正体がバレた後のキャラ変などが、往年の2時間サスペンスのようでしたw

犯人の父も、周囲の話が本当なら、自分は養蜂の補助金で生活できるくせに、ほかの村人の食い扶持に関してはスルーで、あまり同情できなかったです。

 

●時系列

最初は時系列に重要な意味があるのかと思って、意識しながら視聴していたけど、途中からは「今」か「今じゃない」か「昔」かさえわかれば問題ナッシングと気づきました。

あと、村の住人の1991年代ver.と現在ver.が一致しなくて、すごくわかりにくかった。

 

●主役のラブライン

主役2人のラブラインは当たり前という前提で視聴していたので、めちゃくちゃ残念でしたえーん

ジフン様のロマンスが観たかったYO……。

その代わりの(?)サブカップルのエピソードもよかったけど、最終回で過去シーンのプレイバックとか、そこはもうお腹いっぱいでした。

 

●雪山では帽子必須

猛吹雪の中、イガンが帽子や耳当てを被っていないことが気になって仕方なかったです。

 

●各設定の必然性

これを言ったら身も蓋もないので申し訳ないですが、ヒョンジョが昏睡状態であること&イガンが車椅子生活であることの必要性が見いだせませんでした笑い泣き

さらに、イルヘがケガをして本部へ赴任したくだりや、最終回で所長が退職したくだりも、物語においてどのような意味があったのか理解できず。

主役の2人が、2020年のシーンではその状況ゆえに、全くと行っていいほど活躍していないし、代わりに動いた後輩のダウォンが犠牲になってしまったし。

100歩譲って、その設定が必須だったとしたら、最後に2人ともあっさりと回復しなくてもよいのでは……。

本当にラストシーンには唖然としました。

 

●ヒョンジョが役立たず

昏睡状態になる前も、レクリエーションのダンスで足をくじいたり、スマホを持たずに山小屋に閉じ込められたり……、良いところが全く見いだせなかった。

その控えめなキャラクターも全然魅力的に思えず、もっと素敵なジフン様をくださいびっくりマークびっくりマークびっくりマークと、智異山へ念を送りたい気分でした。

 

 

ほかにもツッコミどころ満載で、22話編成でカットされたシーンがあったのかもしれないけど、わかりにくい展開や演出が多かったですネガティブ

 

あと、この作品のみに関することではないですが、普段イッキ見の自分が今回は1話ずつ観ていたので、時系列の理解がますます難しかったです。

 

この作品は、一気見のほうが絶対によかった!

 

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気になるジフン様作品。

 

最近の作品で評判が良さそうなのは「キングダム」「神と共に」あたりでしょうか。

 

ではまたバイバイ