アンニョンハセヨ~ニコ 
 
最近は全16話だと「あら、短めシリーズね」と思ってしまう、Kドラ沼住人のkaboですハロウィン
 
というわけで、全16話しかなかった「青春の記録」は、5日で完走しました~(1話あたり70~80分あったけどねー)。

 

 

(※特記なしの画像はすべて、Netflix公式サイトより)

 

■視聴時期

2021年6-7月

■スコア

3.7

■視聴方法

Netflix

■放送開始年

2020年

■放送局

tvN

 

※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。

※以下よりネタバレあり。

 

 

 

 

 

■視聴の経緯

約半年前に1話の早々でリタイヤしたので、今回は2度めのチャレンジですニヤリ

 

2020年12月、「梨泰院クラス」でKドラデビューしたわたしは、その最終回にカメオ出演したボゴミのケタ外れのイケメン具合に、大げさではなく腰を抜かしそうになりました。

 

その時の感想は下矢印

 

 

 

その流れで、当時最終回の配信を終えたばかりでNetflixのランキング上位にあった「青春の記録」を視聴しましたが、梨泰院クラスに比べると地味に思えたのと、若者の群像劇にアラフィフの感情が追いつける自信がなく、あっさり離脱。

 

しかしその後、ボゴミの出演作と音楽活動を通じて彼の魅力にどっぷりハマったのと、Kドラ経験値を積み重ねてきたので、やっぱり最新作を見ようと思っていました。

 

ボゴミ沼に落ちた経緯は下矢印

 

 

 

ちょうど1つ前に完走したのが「ヴィンチェンツォ」だったため、次は人が殺されない平和な作品を見たいと思い、このタイミングで視聴再開。

 

今回は、ドラマの感想というより、ボゴミを称賛する話に終始しそうですが、よろしければお付き合いくださいほっこり

 

 

 

1.ボゴミのファンか否かで満足度が大きく異る

 

視聴前に確認した情報などから、ドラマのストーリー自体にはそこまで期待していませんでしたw

 

アラフィフの自分が20代の群像劇に共感できるとも思えなかったし、ボゴミの自伝的ドラマのようだとの解説も目にしたので、「これはパク・ボゴムを愛でるための作品」と割り切って視聴開始しました。

 

案の定、清々しいほど潔く、ボゴミの、ボゴミによる、ボゴミのための作品でしたが、期待値が低かったせいで思ったよりも満足できましたw

 

なぜなら、彼の喜怒哀楽の演技がすべて詰まっていて、モデルシーンや俳優シーンで七変化を満喫でき、家族や恋人へ向けるボゴミスマイルに終始ニヤニヤできたからぶー

 

もうね一挙一動が天使キラキラキラキラキラキラ

 

 

上矢印とはいえ、ラテの泡つけるとかあざとすぎだぞwww

 

 

また、無名のモデル時代の若々しい雰囲気から、だんだんとスター俳優へ進化していく過程で精悍さや自信が加わって、雰囲気の違いも楽しめました。

 

仕事とプライベートでの、オンオフの雰囲気の違いもよかったです。

 

特に気に入ったのは、最初に出演したヤクザ映画の撮影シーン。

 

まだ駆け出しの俳優だから本番前後は新人らしくて謙虚なのに、いざ本番に入ったときの演技(をする演技)の完成度ったらラブラブラブ

 

歩き方や表情が完璧なワルになっていて、実際に狂気な役も見たいと思った!!!!

 

相手を挑発するときの眉毛の上げ方と、同時に一瞬二重になる目が最高でした\(^o^)/

 

さらに、医療ドラマの撮影シーンで「カット!」のあと、すかさず共演者やスタッフに「ありがとうございます」「お疲れさまです」とお辞儀する姿なんて、実際の出演作のメイキング映像と同じ動きで本人そのものだった(笑

 

医療ドラマも見たいなー(←半分コスプレ目的)。

 

その他、細かいシーンで恐縮ですが、
 
●スターになっても、家では配膳の手伝いをするキャラ
●家族で宅配ピザを食べているときに険悪なムードになって、おじいちゃんと2人で部屋へ引き上げるときのお兄ちゃんとの小競り合い(タバスコの小袋の取り合い?)
ヒロイン宅で料理をする姿(しかもちゃんと事前に「冷蔵庫開けてもいい?」と確認する礼儀正しさよ)
●オンマに「彼女と別れたの?」と聞かれて、精一杯の明るい笑顔のみで返した表情(withキンパを頬張りながら)
 
などがめちゃくちゃツボでしたラブ

 

正直言って、ストーリー自体は特別面白いわけではないため(むしろ、陳腐……)、ボゴミファンもしくは他のキャストのコアなファン以外は完走が難しいかもタラー

 

 

わたし自身、ボゴミを「梨泰院クラス」でチラリと見ただけの半年前なら、無理して完走したところで全然楽しめなかったと思います口笛

 

 

 

2.ボゴミのドキュメンタリードラマとして楽しめる

 

ヘジュンとボゴミ本人のキャラや設定が被りすぎているので、ドラマのエピソードをいちいちボゴミの経歴に当てはめながら楽しめましたそれが制作側の意図だろうから、自分はチョロい視聴者ですw)。

 

ちなみに、Googl検索で「青春の記録」と入力すると、予測で「青春の記録 実話」と出てくるので、みんな同じ気持ちらしい爆  笑

 

フィクションだとわかっていながらも、苦労した下積み時代シーンは「ボゴミもギャラ未払いとかあったのかなぐすん」と胸が痛くなり、家族の借金を返済するシーンは「ボゴミもお父さんの借金で大変だっただろうなえーん」と若き日のボゴミに思いを馳せ、時代劇を自ら選んだシーンでは「『雲が描いた月明り』は、ボゴミの意思が強く反映されて選ばれたのかなほっこり」と想像したりして、限りなく現実に近いフィクションとして楽しめました(※実際の話は未確認です)。

 

また、日頃から体型維持に気を配ったり英語の勉強をしたり、撮影前はお酒を飲まなかったり、演じる役について勉強するために図書館へ通ったりするシーンは、本当にボゴミのドキュメンタリーを見ているようでした。

 

特に、台本を読みながらセリフをブツブツ言って覚える姿に、いつもこうして練習しているのかなーと想像してニヤニヤしてしまったラブ

 

後輩俳優で事務所スタッフに転向したチヨン(下矢印写真左)の「僕は、食事制限もセリフを覚えるのもイヤだから、もう俳優には戻りたくない」というセリフがすごくリアルで、生まれ持った容姿だけでは通用しない芸能界の厳しさが表現され、同時にボゴミのプロ意識の高さと努力を垣間見た気になれました。

 

 
さらに、インタビューシーンで目指す俳優像を聞かれたときの答えが「共感と励みを与えられる俳優になりたい。共に生きながら」と、これもボゴミが言いそうなセリフで「はいバイバイすでに毎日励みを頂いていますラブラブラブ」と興奮したアラフィフですww
 
ヘジュンのどこを切り取っても、韓国芸能界の中でも屈指の謙虚さと性格の良さを誇るボゴミそのものでしたピンクハートピンクハートピンクハート
 
 
 
 
3.人間味のある等身大キャラ

 

等身大キャラといえば「ボーイフレンド」ものジニョクも浮かびますが、あれは少女漫画の優等生イケメンヒーロー実写版だったので、ファンタジーすぎて現実味がなかったアセアセ
 
感想は下矢印
 
それに比べて今回のヘジュンは、イケメン&爽やか&真面目&謙虚だけでなく、ちゃんと生身の人間らしさがあったのが良かったです。
 
夢への過程での葛藤や怒り、家族への感情、幼馴染たちへの友情やライバル心、ヒロインへの愛などがきちんと表現されていて、視聴者として共感できるキャラクターでした。
 
また比較になってしまうけど、「ボーイフレンド」でヒロインにフラれて泣き崩れるシーンでは感情移入できなかったのに、今回は事務所を辞めて悔し涙をこらえるシーン(電話越しのおじいちゃんにバレないように)や、お父さんに頬を叩かれて車の中で泣くシーン(これも電話越しのヒロインにバレないように←でもバレてた)は、胸を打つものがあったえーんえーんえーん
 
 
 
4.兵役前のみずみずしいボゴミを記録

 

Kドラ沼に落ちるまで、韓国の兵役制度についてあまり気にしたことがなく、去年か一昨年にBTSの兵役に関するニュースが流れたときも「そういえば昔も韓流スターの誰かが入隊するときニュースになっていたよなー」としか思っていませんでした。
 
でも「愛の不時着」をきっかけにヒョンビンを調べたときに、彼は最も過酷な海軍へ自ら志願して男を上げたという記事を読み、気になり始めたパク・ボゴムは現在兵役中であることを知り、キム・スヒョンやソン・ジュンギの好感度を上げたと言われる兵役にまつわるエピソードや、過去には兵役に芸能人枠があったという記事を読んで、男性韓流スターと兵役において特別な事情があることを知りました(敬称略)。
 
その後購入した下矢印の各プロフィールに兵役情報(「済」「未」「免除」「入隊中」など)の欄があって、新鮮に感じた思い出も。
 
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だから今回のドラマを通じて、男性芸能人にとってなぜ兵役制度がそこまで重要なファクターなのか理解でき、一般人にとっての兵役の受け止め方も知れて、すごく参考になりました。
 
ボゴミがどのタイミングで入隊を決めたのかわかりませんが、トップスターとはいえ、やはり相当な葛藤があったはず。
 
劇中では女性マネージャーに「今が一番若いから」と説明していましたが、本人も同じ気持ちだったのかな?
 
「兵役から戻ったら今の雰囲気は出ない」というセリフがあって(byジヌ)、改めてこのドラマは、今後、間違いなく韓国俳優界を背負って立つ逸材の、みずみずしく美しい姿を公式に記録するための作品であることを確信しました。
 
そう思うと、もうこのときのボゴミには会えないのかという寂しい気持ちになったり、除隊して男らしさに磨きがかかった姿を見るのも楽しみだったり、いろいろと複雑な感情が渦巻いていますうずまき
 
しかし「30歳で除隊したら、もう青春モノは無理だぞ」(byヘヒョ)というセリフもあり、ボゴミの除隊は29歳直前だから、最後にもう1回若者系作品に出ることも可能なのかなと想像もできた。
 
 
5.ドラマとして良かった点

 

付け足しのようですが、ドラマそのものへの感想も備忘録します。

 

●幼馴染みも気に入った

ボゴミのかっこよさは別次元なので、それを抜きにするとヘヒョも素敵だった(むしろ好みの類)。

 

「太陽を抱く月」の陽明君のような優しい二番手キャラで(顔もチョン・イル氏に似ている)、最後まで主役カップルを裏切るようなことはなく、安心できる好青年だったし。

 

最後は母親の束縛から離れて自らの意思で入隊したり、アクション俳優に転向した(?)展開もよかったです。

 

ついでに言うと、途中からチャンポンのスタッフに転向したチヨンもかわいかったですチョキ

 

 

●おじいちゃんとの関係

このドラマのキーマンともいえるおじいちゃん。

 

ヘジュンの容姿のルーツとして、すごく説得力がありました(あの年齢であの身長はすごい)。

 

2人のシーンはどれも微笑ましくて、特によかったのは、お父さんの叱責からおじいちゃんをかばって、涙をこらえながら手を握るシーンチュー

 

さらに2人一緒の部屋のときは、おじいちゃんを起こさないように気を遣ったりする優しさは、ボゴミ本人の優しさと被って混乱することもw

 

おじいちゃんの成長(変化)を通じてお父さんとの関係が良好になった流れもよかったです(ベタだけどw)。

 

 

●共感できたキャラクター

20代の若者に入り込めなくても、40代の女性マネージャーには心底共感できました(パク・ソジュンのファンでミーハーなところも最高爆  笑)。

 

少し前のめり&直感で動くタイプに親近感を覚え、ここぞというときは仕事ができて、ヘジュンとともに成長する姿もかっこよかったです。

 

また、ヘジュンを主観的にもかっこいいと思って接している姿もかわいかった(ソファで横にな

っているヘジュンを見て「惚れ惚れする足の長さね」と言ったりw)。

 

でも、一番共感できたキャラクターは、チムジルバン(スーパー銭湯)のオバちゃんたちですwww

 

ヘジュン主演の時代劇を見たあと、

「誰がこのこのトキメキを? 夫?」

「アニ~!(いいえ!)」

「パク・ドハ?」

「アニ~!(いいえ!)」

の流れからファンクラブを結成する流れになり、わたしも一緒「タ ヘジュンダ!! タ ヘジュンダ!!(何でもしてあげたい;ファンクラブの名前)と拳を上げてコールしたかったwww

 

そしてもう一人、映画の制作発表会見で「“付き合う?”のセリフを生でお聞きしたい」とお願いした女性司会者及び会場の女性記者たち。爆笑しながら共感しまくりのシーンでしたw

 

 

6.イマイチだった点

 

ストーリー自体にのめり込めなかったので、ヘヒョの母や元マネージャー、ドハなどの敵キャラには特に腹も立たなかったし、物語の矛盾や陳腐な展開もほとんど気にならなかったけど、少しだけ備忘録します。

 

●時系列がわかりにくい

時系列がめちゃくちゃな演出だったので、各所で回想なのか現在進行系なのか、とてもわかりにくかった。

 

それが、種明かしとかで意味のある選出ならよかったけど、全然そうでもなくて、最後まで演出の意図を見出だせなかった。

 

 

●ヒロインが地味

映画「パラサイト」のようにテーマ性のある作品だと存在感あってよかったけど、今回のように若者の単純なロマンスだと、ヒロイン役としては地味すぎた。
 
顔が小さくてスタイルはいいし、ヘアメイクアーティストという役柄も合っていたけど(顔が地味だから?)、売れっ子のイケメン2人が取り合う役(しかも美人設定?)には違和感があった(※好みの問題です)。
 
さらに、ヘジュンのファンという設定も、物語上で意味をなしているとは思えず、単に仕事上で知り合ったモデルとヘアメイクアーティストという設定でもよかったような。
 
ついでに言うと、無名役者がファンと付き合う設定は気持ち悪かったし、ヘジュンが惹かれた要素もイマイチ伝わらなかった(これはヒロインのせいではない)。
 
好きな芸能人と付き合って、あんなに普通でいられる心理も理解できなかったし……。

 

 

●ライバル役がトップスターに見えない

最初から最後までイヤな奴で、小物感が半端ないドハが、全然スター俳優に見えなかった……。
 
いくらボゴミを引き立てることが目的のドラマとはいえ、もっと適任がいたのでないだろうか。
 
 

●ボゴミはモデルに不向き

これはボゴミ称賛ネタでもありますw
 
ヘジュンがモデルとしても大成しなかった理由がわかった。
 
なぜなら、イケメンすぎて洋服が全く引き立っていなかったからwww
 
逆にヘヒョは顔が薄いので、いい意味で存在感も薄くて、モデルとしてぴったりでした。
 
本来モデルは、洋服を引き立てるのが仕事なので、いくら高身長で小顔でも、圧倒的なオーラを放つボゴミは、モデルとしては失格グッ

 

 

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ドラマの感想というより、ボゴミを称賛する話に終始してしまいましたが、自分が生きている間の地球に、こんなに清らかで美しい天使を存在させてくれたことに心から感謝!!

 

劇中で下矢印のポートレートに書かれたファンからのメッセージで締めたいと思いますほっこり

 

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(日本公式FCのInstagramをスクショ)

 

俳優になってくれてありがとう!

 

ではまたバイバイ

 

 

 

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