(※特記なしの画像はすべて、Netflix公式サイトより)
■視聴時期
2021年6-7月
■スコア
3.7
■視聴方法
Netflix
■放送開始年
2020年
■放送局
tvN
※以下はあくまでもkabo個人のたわ言です。マイナス点も挙げていますのでご容赦ください。
※以下よりネタバレあり。
■視聴の経緯
約半年前に1話の早々でリタイヤしたので、今回は2度めのチャレンジです
2020年12月、「梨泰院クラス」でKドラデビューしたわたしは、その最終回にカメオ出演したボゴミのケタ外れのイケメン具合に、大げさではなく腰を抜かしそうになりました。
その時の感想は
その流れで、当時最終回の配信を終えたばかりでNetflixのランキング上位にあった「青春の記録」を視聴しましたが、梨泰院クラスに比べると地味に思えたのと、若者の群像劇にアラフィフの感情が追いつける自信がなく、あっさり離脱。
しかしその後、ボゴミの出演作と音楽活動を通じて彼の魅力にどっぷりハマったのと、Kドラ経験値を積み重ねてきたので、やっぱり最新作を見ようと思っていました。
ボゴミ沼に落ちた経緯は
ちょうど1つ前に完走したのが「ヴィンチェンツォ」だったため、次は人が殺されない平和な作品を見たいと思い、このタイミングで視聴再開。
今回は、ドラマの感想というより、ボゴミを称賛する話に終始しそうですが、よろしければお付き合いください
1.ボゴミのファンか否かで満足度が大きく異る
視聴前に確認した情報などから、ドラマのストーリー自体にはそこまで期待していませんでしたw
アラフィフの自分が20代の群像劇に共感できるとも思えなかったし、ボゴミの自伝的ドラマのようだとの解説も目にしたので、「これはパク・ボゴムを愛でるための作品」と割り切って視聴開始しました。
案の定、清々しいほど潔く、ボゴミの、ボゴミによる、ボゴミのための作品でしたが、期待値が低かったせいで思ったよりも満足できましたw
なぜなら、彼の喜怒哀楽の演技がすべて詰まっていて、モデルシーンや俳優シーンで七変化を満喫でき、家族や恋人へ向けるボゴミスマイルに終始ニヤニヤできたから
もうね、一挙一動が天使
とはいえ、ラテの泡つけるとかあざとすぎだぞwww
また、無名のモデル時代の若々しい雰囲気から、だんだんとスター俳優へ進化していく過程で精悍さや自信が加わって、雰囲気の違いも楽しめました。
仕事とプライベートでの、オンオフの雰囲気の違いもよかったです。
特に気に入ったのは、最初に出演したヤクザ映画の撮影シーン。
まだ駆け出しの俳優だから本番前後は新人らしくて謙虚なのに、いざ本番に入ったときの演技(をする演技)の完成度ったら
歩き方や表情が完璧なワルになっていて、実際に狂気な役も見たいと思った
相手を挑発するときの眉毛の上げ方と、同時に一瞬二重になる目が最高でした\(^o^)/
さらに、医療ドラマの撮影シーンで「カット!」のあと、すかさず共演者やスタッフに「ありがとうございます」「お疲れさまです」とお辞儀する姿なんて、実際の出演作のメイキング映像と同じ動きで本人そのものだった(笑
医療ドラマも見たいなー(←半分コスプレ目的)。
正直言って、ストーリー自体は特別面白いわけではないため(むしろ、陳腐……)、ボゴミファンもしくは他のキャストのコアなファン以外は完走が難しいかも
わたし自身、ボゴミを「梨泰院クラス」でチラリと見ただけの半年前なら、無理して完走したところで全然楽しめなかったと思います
2.ボゴミのドキュメンタリードラマとして楽しめる
ヘジュンとボゴミ本人のキャラや設定が被りすぎているので、ドラマのエピソードをいちいちボゴミの経歴に当てはめながら楽しめました(それが制作側の意図だろうから、自分はチョロい視聴者ですw)。
ちなみに、Googl検索で「青春の記録」と入力すると、予測で「青春の記録 実話」と出てくるので、みんな同じ気持ちらしい
フィクションだとわかっていながらも、苦労した下積み時代シーンは「ボゴミもギャラ未払いとかあったのかな」と胸が痛くなり、家族の借金を返済するシーンは「ボゴミもお父さんの借金で大変だっただろうな」と若き日のボゴミに思いを馳せ、時代劇を自ら選んだシーンでは「『雲が描いた月明り』は、ボゴミの意思が強く反映されて選ばれたのかな」と想像したりして、限りなく現実に近いフィクションとして楽しめました(※実際の話は未確認です)。
また、日頃から体型維持に気を配ったり英語の勉強をしたり、撮影前はお酒を飲まなかったり、演じる役について勉強するために図書館へ通ったりするシーンは、本当にボゴミのドキュメンタリーを見ているようでした。
特に、台本を読みながらセリフをブツブツ言って覚える姿に、いつもこうして練習しているのかなーと想像してニヤニヤしてしまった
後輩俳優で事務所スタッフに転向したチヨン(写真左)の「僕は、食事制限もセリフを覚えるのもイヤだから、もう俳優には戻りたくない」というセリフがすごくリアルで、生まれ持った容姿だけでは通用しない芸能界の厳しさが表現され、同時にボゴミのプロ意識の高さと努力を垣間見た気になれました。
付け足しのようですが、ドラマそのものへの感想も備忘録します。
●幼馴染みも気に入った
ボゴミのかっこよさは別次元なので、それを抜きにするとヘヒョも素敵だった(むしろ好みの類)。
「太陽を抱く月」の陽明君のような優しい二番手キャラで(顔もチョン・イル氏に似ている)、最後まで主役カップルを裏切るようなことはなく、安心できる好青年だったし。
最後は母親の束縛から離れて自らの意思で入隊したり、アクション俳優に転向した(?)展開もよかったです。
ついでに言うと、途中からチャンポンのスタッフに転向したチヨンもかわいかったです
●おじいちゃんとの関係
このドラマのキーマンともいえるおじいちゃん。
ヘジュンの容姿のルーツとして、すごく説得力がありました(あの年齢であの身長はすごい)。
2人のシーンはどれも微笑ましくて、特によかったのは、お父さんの叱責からおじいちゃんをかばって、涙をこらえながら手を握るシーン
さらに2人一緒の部屋のときは、おじいちゃんを起こさないように気を遣ったりする優しさは、ボゴミ本人の優しさと被って混乱することもw
おじいちゃんの成長(変化)を通じてお父さんとの関係が良好になった流れもよかったです(ベタだけどw)。
●共感できたキャラクター
20代の若者に入り込めなくても、40代の女性マネージャーには心底共感できました(パク・ソジュンのファンでミーハーなところも最高)。
少し前のめり&直感で動くタイプに親近感を覚え、ここぞというときは仕事ができて、ヘジュンとともに成長する姿もかっこよかったです。
また、ヘジュンを主観的にもかっこいいと思って接している姿もかわいかった(ソファで横にな
っているヘジュンを見て「惚れ惚れする足の長さね」と言ったりw)。
でも、一番共感できたキャラクターは、チムジルバン(スーパー銭湯)のオバちゃんたちですwww
ヘジュン主演の時代劇を見たあと、
「誰がこのこのトキメキを? 夫?」
「アニ~!(いいえ!)」
「パク・ドハ?」
「アニ~!(いいえ!)」
の流れからファンクラブを結成する流れになり、わたしも一緒「タ ヘジュンダ タ ヘジュンダ」(何でもしてあげたい;ファンクラブの名前)と拳を上げてコールしたかったwww
そしてもう一人、映画の制作発表会見で「“付き合う?”のセリフを生でお聞きしたい」とお願いした女性司会者及び会場の女性記者たち。爆笑しながら共感しまくりのシーンでしたw
ストーリー自体にのめり込めなかったので、ヘヒョの母や元マネージャー、ドハなどの敵キャラには特に腹も立たなかったし、物語の矛盾や陳腐な展開もほとんど気にならなかったけど、少しだけ備忘録します。
●時系列がわかりにくい
時系列がめちゃくちゃな演出だったので、各所で回想なのか現在進行系なのか、とてもわかりにくかった。
それが、種明かしとかで意味のある選出ならよかったけど、全然そうでもなくて、最後まで演出の意図を見出だせなかった。
●ヒロインが地味
●ライバル役がトップスターに見えない
●ボゴミはモデルに不向き
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ドラマの感想というより、ボゴミを称賛する話に終始してしまいましたが、自分が生きている間の地球に、こんなに清らかで美しい天使を存在させてくれたことに心から感謝
劇中でのポートレートに書かれたファンからのメッセージで締めたいと思います
(日本公式FCのInstagramをスクショ)
俳優になってくれてありがとう
ではまた
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