今回は、西洋の命術の代表格、西洋占星術について簡単に説明します。
で、ウィキペディアを参考にまとめようと思ったら、めっちゃくちゃ長い説明だったので、これはだめだ、、、と私の知っている範囲内でまとめさせてもらいます。
西洋占星術は古代バビロニア時代に始まったとされています。紀元前何千年の話です。その当時から、神官たちが空の星を眺め、その動きによって、当時は国や権力者の動向などを予測していたそうです。
エジプト、ギリシャ、ローマ時代とわたって続き、膨大な資料が今のエジプトのアレキサンドリアに保存されていたそうです。
しかし、その後迫害をうけ、アレキサンドリアの図書館は破壊され、その貴重な資料は滅亡してしまいました。それが全部、現代まで残されていたら、どれほどの発展があったのか?占星術の知識は中東地方に残され、そこで、過去の資料をもとに研究がつづけられていきましたが、やがて、ルネッサンスの始まりとともに、ヨーロッパにも再び戻ってきました。
それから、天文学と占星術が分離されるようになったり、心理占星術に傾いたり、古典占星術に戻ったりと、いろいろな動きがありましたが、今日まで、盛んに利用されています。アメリカの元大統領、レーガン夫人がおかかえ占星術師をやとっていて、いつ、誰と、どこで、何をするとレーガン、ひいてはアメリカにとって有利かを占ってもらっていたというのは有名な話です。当時、マスコミは、馬鹿げたことだ、という論調の記事が多く載っていましたが、実際、西洋占星術に限らず、現代でも国王、大統領、政治家、会社の社長が顧問として占術師を抱えているのは、事実です。
占い方は、自分の生年月日時間、生まれた場所によって、その時の星の配置を導き出し、それによって、その人の運命を読み取ることができるとされています。
現在、新聞、雑誌、テレビなどでみかける星占い、星座占いは、その中の太陽の位置が何座にあるかによって予想されているものですが、実際の占星術は、太陽だけでなく、月、水星、金星、火星、他の星が、何座にあるのか、そして、何ハウスにはいっているのかによって変わってきます。ですから、同じ星座の人でも、性格が大きく変わってきます。
惑星、星座、ハウス、について説明をしだすと、どこまで話をしていいのかわかりませんので、興味のある方は、ご自分で調べられたり、アリーナ館の占術師にお尋ねください。自分が気が付かなかった自分を発見できるかもしれません。
尚、今年の8月から1年間、獅子座に幸運の星、木星が入っていますので、獅子座の方はおおむね、ラッキーな一年をおくれるかと思います。この間に、やりたいことに挑戦!というのもいいかもしれませんね。蟹座の方は、1年間お金が入ってくる機会が多いかも。これも楽しみですね。
と、超簡単にまとめましたが、話し出すと、実はかなり奥深いのですよ。
紗里奈