今回は、東洋の命術、その3、算命学について簡単にご紹介します。
算命学は、私が本格的に占ってもらった最初の占いです。ずっと後になって、別の人にも占ってもらったら、同じようなことを言われたので、やっぱ命術か、と思いました。
算命学に関する知識は、年月日から占うとしか知らなかったので、四柱推命の時間だけないバージョンかしらと、漠然と思っていたのですが、今回調べてみたら、全然違いました。
算命学は中国に生まれた干支暦をもとに、年と月と日の監視を出して、人の運命を占います。中国陰陽五行を土台とした運命学の一流派で、伝統を継承しながら日本で学問として大成されました。
算命学は中国春秋戦国時代に始まったとされている。王朝お抱えの占い師たちによってのみ命脈を保貯める一子相伝の運命学であったらしい(定かかどうかはよくわかりませんが)。日本には第二次世界大戦後、中国に共産党革命がおこり、それにより日本に亡命してきた伝承者によって伝えられたとされている。日本では、台湾系と日本系の算命学が当時あったようだが、日本系が有名となった。
算命学では、各年、月、日、に干支が割り振られている暦を用いる。各人の生年月日から陰占を、そこから陽占(=人体製図)を割り出す。陽占では個人の性格などを表わす十大主星と諸段階の運命を暗示する十二大従星をみることができる。
後天運では、十大主星や十二大従星を総合的に判断し、大運では変剋律を見るのが特徴で、算命学では神殺を使用しないで、位相法を重要視している。そもそも算命学は、旺相休囚死の強弱や位相法の立体原理を基本としているため、月の潮汲や太陽の運行や季節の巡りを重要視しているため、時柱、神刹、空亡の解釈において四柱推命との相違がみられる。
・・・・ と、書いてはみたものの、算命学の知識は全然ないので、意味が解りません、私。多分、読まれた方も多くはわからないのでは。。やはり、占術師であるもの、さわりだけでも、知っているに越したことはないと実感しました。
各務原アリーナには、算命学を占術される先生は少数いらっしゃいますので、一体どんなものか、まず意味から教えてほしいと思われた方は、是非おでかけください。
紗里奈