ヨガを始めて約1年経った。途中、デンマークや日本に帰ったりして、3ヶ月ほどお休みしたので正確にいうとヨガ歴9ヶ月である。日本のヨガ教室は週に1、2回のところが殆どのようだが、ここ韓国では週3日コースと週5日コースのところが殆どであり、私は月曜日から金曜日まで週5日のコースに通っている。ヨガを1年やっているといっても、週1回と週5日では全然違ってくるだろう。
そもそも私がヨガを始めた切欠は、体の不調からであった。ヨガを始める1年前くらいから周りの人から「ヨガをやりなよ」という言葉をしょっちゅう聞いていたのだが、「ヨガやりたいんだよね」と答えるばかりで実際に行動には移せずにいた。
昨年の夏、私は流産した。それからだ、本気で自分の体と向き合おうと思ったのは。まず、お酒の量を減らし、体を冷やさないように気をつけはじめた。しかし、当時、映像翻訳の仕事をしていた私は、相変わらず酷い肩こり、腕、手の痛みに悩まされ続けていた。酷い時なんか、仕事を始めて1時間で手が痙攣をおこしてしてしまうのだ。私は、昨年のチュソク(秋夕)連休の時に、仕事のペアの方に「相変わらず、肩こりが酷くて…」と話した。すると、ペアの方はもう何度目かの言葉を発した、「ヨガをやりなよ」!
チュソク連休が明けた日に、私はうちから一番近いヨガ教室の門を叩いた。もう一ヶ所気になるヨガ教室があったのだが、私は先生と会ってすぐ、そこで始めようと決心していて、もう早速、その日の夜からヨガを始めることになった。
飽き性の私がこんなにもヨガを続けられるなんて思ってもいなかった。元々私は子供の頃から体が柔らかい方であった。小学生の頃は、中国雑技団に入れるんじゃないかと錯覚したこともあった。中学生の頃は、少林寺拳法とカンフーに目覚め、高校時代にも一時新体操部にも属していたことがあるくらい体操系のものは大好きだった。だから、ヨガも結構いけるんじゃないかという予感はしていたが、こんなにも夢中になるとは思ってもいなかったのである。ついに、4ヶ月間嫌がる旦那を説得して、旦那もヨガの世界に引きずり込んだ有様だ。そんな旦那もまんざらではなく、ヨガ教室の紅一点の逆バージョンとして、ヨガ教室では珍重な存在である。
ヨガのお陰で私の体も旦那の体も変わった。まず体型が変わった。あれほど肉好きだった夫婦が野菜好きの夫婦に変身した。大食いだった私たちはエンゲル係数が高くて高くて困っていたのだが、いつのまにか普通食いになっていた。気の巡りがよくなった。性格が穏やかになった。直感が鋭くなった。肩こりと冷え性が軽減された。旦那はお腹の、私はお尻と太ももの脂肪がぐっと落ちた。私はお尻が小さくなった。
実は妊娠に気付いたのも、自分のお尻を見てであった。今年の3月、私の体は大変化を起こしていた。周りの人から口々に「痩せた」「お尻が小さくなった」と言われていたのだ。ナント、ヨガの先生からは、「女性の体がこの世で一番美しいとか言うじゃない。私、今までその言葉にちっとも共感できなかったの。でも、今日あなたの体を後ろから見ていて、つくづく美しいなぁ~と思ったのよ。あなたの体はマーメードね。完璧よ!」とまで言われたのだった。
しかし、ある日を境にどんどん引き締まっていくお尻の動きはストップし、逆にお尻が大きくなってきた。これはおかしいと思った。そういえば、生理もまだこない。そこで私は妊娠検査薬を買い、妊娠を知ったのであった。現在、元気に妊婦生活を送っていられるのもヨガのお陰だと思っている。















