54
一方、家庭内はさらに悪化していった。
母は喫茶店で働いているにも関わらず夜の外出が多くなっていった。
主に喫茶店のバイト仲間。
たまに、ひとみさん加藤さん島川さんと飲みに行く。
父もスナックに行く事が多くなっていった。
夜は常に両親のどちらかがいない状態。
それがどんどん当たり前になっていった。
この頃から私が朝起きても二人とも寝ていた。
元々、二人とも朝は苦手らしいが起きる努力を全くしなくなった。
私が父を起こし、私は学校へ行く準備を父は現場に行く準備をする。
父を起こそうとすると時々
『頭痛いから今日は休む。』
と酒臭い息を吐きながら父は私に言う。
そうしたら私は母を起こし父が仕事を休む事を告げてから学校へ行く。
『いってきます。』
と言う私に
『いってらっしゃい。』
と言ってくれる人は、いつの間にかいなくなってしまった。
唯一チロルが毎日元気に
『ワン。ワン。』
と見送ってくれていた。
それが当たり前になってきたら両親はさらに私に甘えた。
夜は片方しかいない状態だったが私が寝ると、その片方すら飲みに行ってしまう。
夜、目が覚めると両親がいない事なんて当たり前のようになっていった。
心細い私は電気を点けてからもう一度眠る事が多くなった。
母は喫茶店で働いているにも関わらず夜の外出が多くなっていった。
主に喫茶店のバイト仲間。
たまに、ひとみさん加藤さん島川さんと飲みに行く。
父もスナックに行く事が多くなっていった。
夜は常に両親のどちらかがいない状態。
それがどんどん当たり前になっていった。
この頃から私が朝起きても二人とも寝ていた。
元々、二人とも朝は苦手らしいが起きる努力を全くしなくなった。
私が父を起こし、私は学校へ行く準備を父は現場に行く準備をする。
父を起こそうとすると時々
『頭痛いから今日は休む。』
と酒臭い息を吐きながら父は私に言う。
そうしたら私は母を起こし父が仕事を休む事を告げてから学校へ行く。
『いってきます。』
と言う私に
『いってらっしゃい。』
と言ってくれる人は、いつの間にかいなくなってしまった。
唯一チロルが毎日元気に
『ワン。ワン。』
と見送ってくれていた。
それが当たり前になってきたら両親はさらに私に甘えた。
夜は片方しかいない状態だったが私が寝ると、その片方すら飲みに行ってしまう。
夜、目が覚めると両親がいない事なんて当たり前のようになっていった。
心細い私は電気を点けてからもう一度眠る事が多くなった。
雑記
近日から少しずつではありますがブログの手直しを順次行います。
手直しの内容は
[登場人物の最初の時の読み仮名を全部入れる。]
[読み返して違和感がある文章の修正]
[前書きのブログアップ予定を不定期に変更。人物、土地に加え建物等の固有名詞が仮名である事に書き直し]
をします。
本編とは関係の無い雑記等はそのまま残します。
後、タイトルを幼少期1~、小学一年生1~、小学二年生1~・・・のように分けるべきか今のところ悩み中です。
この箇所はこうした方が良いのでは?等のアドバイスがあればコメやプチメにて教えて頂ければ嬉しく思います。
手直しの内容は
[登場人物の最初の時の読み仮名を全部入れる。]
[読み返して違和感がある文章の修正]
[前書きのブログアップ予定を不定期に変更。人物、土地に加え建物等の固有名詞が仮名である事に書き直し]
をします。
本編とは関係の無い雑記等はそのまま残します。
後、タイトルを幼少期1~、小学一年生1~、小学二年生1~・・・のように分けるべきか今のところ悩み中です。
この箇所はこうした方が良いのでは?等のアドバイスがあればコメやプチメにて教えて頂ければ嬉しく思います。
53
児童館で新しい事が起きた。
新しく一つ年下の江口真由子[えぐちまゆこ]と真由子の二つ上の兄、有裕[ゆうすけ]が入ってきた。
二人の第一印象は両方とも肌が白過ぎるぐらい白い二人だった。
二人とも歳が近かったので三人で遊ぶ事が多く、三人でいる事が段々当たり前のようになっていった。
有裕はいかにもお兄ちゃんって感じで、しっかりしていて何でも率先して実行する活発な子。
一方、真由子はいかにも妹って感じで甘えっ子で泣き虫で有裕と私の後を
『待ってー。』
と追い掛けて来る子だった。
私は真由子が羨ましかった。
有裕のようなお兄ちゃんがいて。
慣れ親しんでいくにつれて、いつの間にか私も有裕に対して真由子のように甘えていた。
そして有裕に対して恋心とブラコンが混同しているような感情になっていった。
その気持ちが強くなるにつれて真由子を邪魔に思ってしまう事が多々あった。
真由子も私と同じ様な気持ちだったのであろう。
お互い有裕の一番でありたいと・・・。
よく真由子と有裕を取り合った。
真由子に
『お兄ちゃんを取らないで。』
と怒りながら泣かれた時もあった。
それでも有裕は二人に優しい。
私は亮太の事を思い出す事が殆んど無くなっていった。
ランドセルの見えにくいところに付けたシールは、いつの間にか取れて無くなっていた。
新しく一つ年下の江口真由子[えぐちまゆこ]と真由子の二つ上の兄、有裕[ゆうすけ]が入ってきた。
二人の第一印象は両方とも肌が白過ぎるぐらい白い二人だった。
二人とも歳が近かったので三人で遊ぶ事が多く、三人でいる事が段々当たり前のようになっていった。
有裕はいかにもお兄ちゃんって感じで、しっかりしていて何でも率先して実行する活発な子。
一方、真由子はいかにも妹って感じで甘えっ子で泣き虫で有裕と私の後を
『待ってー。』
と追い掛けて来る子だった。
私は真由子が羨ましかった。
有裕のようなお兄ちゃんがいて。
慣れ親しんでいくにつれて、いつの間にか私も有裕に対して真由子のように甘えていた。
そして有裕に対して恋心とブラコンが混同しているような感情になっていった。
その気持ちが強くなるにつれて真由子を邪魔に思ってしまう事が多々あった。
真由子も私と同じ様な気持ちだったのであろう。
お互い有裕の一番でありたいと・・・。
よく真由子と有裕を取り合った。
真由子に
『お兄ちゃんを取らないで。』
と怒りながら泣かれた時もあった。
それでも有裕は二人に優しい。
私は亮太の事を思い出す事が殆んど無くなっていった。
ランドセルの見えにくいところに付けたシールは、いつの間にか取れて無くなっていた。