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ツイッターのフォロワーを1万人増やす方法

精神科医・樺沢紫苑の脳内情報館-Twitterでビジネスを加速する方法

さて、7月に発売した樺沢の新刊
「Twitterでビジネスを加速する方法」(ソーテック社 )は、
すでにお読みになられましたか?

この本を読むと、ツイッターのビジネス利用について、基本から応用までの一通りの知識を、網羅的に学んでいただけたます。

さて、樺沢のツイッター・ノウハウの重要な部分は、「Twitterでビジネスを加速する方法」にかなり書いたのですが、書ききれなかっ部分もあります。

また、本書執筆後の様々な試行錯誤から、最新の成功事例も数多く生まれています。

ツイッターについてさらに勉強したい!
具体的なビジネスへの応用事例について教えて欲しい!
というご要望にお答えして、
9月2日(木)にツイッター講習会を開催することとなりました。

●「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」講習会

こちらの講習会では、

中小企業社長、ショップ・店舗の店長。スモールビジネスオーナー、起業家、個人事業主、法人アカウント担当者など、ツイッターをビジネスに活用したいと考える、ビジネスの最前線で活躍する方々を対象として、

ツイッターのビジネスへの応用方法を、戦略的に「七つのステップ」にまとめた、「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」を習得していただきます。

「ツイッターの使い方は知っているが、うまくビジネスに生かせていない」という方に、明確な指針を与えるこを目的としています。

また、多くの人が悩んでいると思われる、フォロワーの増やし方についても、「Twitterでビジネスを加速する方法」で書けなかった具体的な数字を示した詳細なフォロワー増の方法をお伝えします。
この方法を実践していただけますとねフォロワー数1万人以上増やすことも可能です。
実際、過去の私のセミナーの参加者から10名以上の方が、フォロワー増1万人超えに成功しています。

ツイッターの日本最高レベルのノウハウを学べる貴重な講習会。
9月2日、ご予定の空いている方は、是非、ご参加ください。

■「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」講習会
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日時:2010年9月2日(木) 18:30~21:40

会場:東京(渋谷) T's渋谷フラッグ
http://www.tsrental.jp/location/shibuya/map.html

参加費:1万円 (先行割引価格)
    (8月27日のお申し込みは13,000円となります)
   
※まんがいち、講習会の内容に満足いかなかった方には、参加費を全額返金します

詳細・お申込み → http://01.futako.info/b/0902twitter09.html

残席:6名 (定員60人)
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残り6名となっていますので、数日中に満席になるかもしれませんのでお急ぎください。

成功するまで続けよう (水木しげるからの学び)

松屋銀座で開催されている「水木しげる米寿記念ゲゲゲ展」に行ってきた。
水木しげるの半生をふりかえることができた。

水木は赤貧時代を長く経験しながらも、とにかく漫画を描き続けている。それも膨大な数を。
当然、初期の貸本漫画の時代と比べる、画力も圧倒的にアップしている。

水木がブレイクしたのは、講談社児童漫画賞を受賞した44歳のとき。かなりの遅咲きだ。
貧乏に負けて、途中で諦めてしまっていれば、今の水木しげるはない。

成功するには、能力のあるなし以前に、「続ける」ということが重要なのだ。
続けることで、技術や能力は磨かれ、チャンスが舞い込む可能性も増えていく。

水木しげるのようなすごい能力を持った人間ですら、44歳までビッグチャンスが訪れなかった。
三十代で夢をあきらめるのはもったいない。

だから「続ける」よう。
成功するまで、コツコツと。

『ゾンビランド』は単なるオバカ映画ではない。インディアン描写に隠された強烈な風刺とは?

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映画『ゾンビランド』を見てきた。ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』で、ゾンビに魅了された私としては、ゾンビ映画のほとんどを映画館で見ている。

ゾンビもので、コメディ。
さらに、アビゲイル・ブレスリンが出でいるということで劇場に足を運んだ。

映画のパロディや引用が多いので笑いとしてはまあまあ楽しめたが、たいしたクライマックスもなく、エンタメとしては少々物足りない作品である。
某有名男優が突然、現れるシーンには驚かされるの、それ以外のサプライズは特にない。

しかし、気になったシーンが一つある。アメリカン・インディアンのお土産売り場に立ち寄った彼らは、ウサばらしとばかり、そのお土産売り場を破壊しまくる。破壊されるのは、インディアンの文化にちなんだ楽器や装飾品である。
ある種人種差別的なシーンに、不快感が込み上がる。
このシーンに、一体どれほどの意味があるのか?

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問題のインディアンのお土産屋破壊シーン

いや、待てよ。
インディアンの文化破壊シーンには、非常に違和感がある。
ひょっとするとこの映画自体が強烈な風刺映画ではないのか・・・ということに気付く。

アメリカの地は、ほとんどネズミ算的に増えたゾンビに占拠されて、生き残った人間はごくわずか。
ゾンビに脅かされない安住の地を求めて旅する彼ら。

これをインディアンに置き換えると・・・。
昔は、アメリカ大陸はインディアン(先住民)しかいなかった。そこに、ヨーロッパから白人たちがやってきて、アメリカに住み始め、ネズミ算的に増えて、たちまちアメリカ全土を占領してしまう。
インディアンたちは住むべき場所を失い、限られた居留地に追いやられてしまったではないか。

つまり、「人間を駆逐したゾンビ=インディアンを駆逐した白人」という強烈なテーマを持った奥深い作品ではないか・・・という推論が成り立つ。

「本当かよ? 考えすぎではないのか?」という人のために、歴然とした証拠を出しておこう。

主人公の青年、この映画の中ではコロンバスと呼ばれる。
彼は両親の住むオハイオ州コロンバスへと向かう途中、屈強な男タラハシー、二人の姉妹ウィチタとリトル・ロックと出会い、ロサンゼルスへと進路を変える。

コロンバス、コロンバスと何度もコロンバスという地名が出て来るが、オハイオ州コロンバスとはどんな都市なのか。コロンバスが新大陸を発見したクリストファー・コロンブスにちなんで名付けられた。

オハイオ州には昔からたくさんのインディアンが住んでいたが、19世紀に強制移住させられた。
インディアンの民族権利運動の草分けでもある、全米の若い世代のインディアンたちが起こした「アメリカインディアン協会(Society of American Indians)」は、オハイオ州コロンバスに本部を置く。

同協会は1911年に、コロンバスで「白人のインディアン侵略の始まった日」である「コロンブス・デー」の日に第一回決起大会を開き、「インディアンが白人のアメリカを発見した日!」というスローガンを掲げた。

つまり、オハイオ州コロンバスはインディアンの民族運動の総本山のような都市である。
インディアンのお土産物屋の破壊シーンと合わせて考えると、これを偶然と考えることは無理だ。

それでも、ゾンビ映画にインディアン描写が信じられない人は、タラハシー、ウィチタ、リトル・ロックとそれぞれ検索して調べてみると良い。ウィチタは都市名であるが、インディアンの部族名でもあるし、タラハシーやリトル・ロックにもインディアンの居住地があった。

そうした知識が多少ともあれば、ゾンビに追われる四人のアメリカ人が、200年前の白人に追われるインディアンの姿を重ねることは実に容易だ。

アメリカがゾンビランドと化してしまったことを、インディアンの北米大陸を白人の国にしてしまったことにオーバーラップさせて、風刺的に描いていることは間違いないのだ。

ということで、『ゾンビランド』は最初浅薄なコメディ映画に思えたが、多くのコメディ映画が社会的な風刺や皮肉を含んでいるように、、『ゾンビランド』にも意外な風刺が隠されていたことがわかる。

樺沢の評価  ★★☆
(★★★★★が満点。☆は、★の半分)

あなたの素晴らしい能力を多くの人に知ってもらう方法

アウトプットしなければ、あなたの素晴らしい能力や経験を誰も知ることができない。
仮にあなたについて興味をいだいていたとしても、「知る手立て」を用意しておかなければ、知ってもらうことが出来まい。

ブログ、メルマガ、ツイッターといったマイメディアを使ってアウトプットすることで、数万人が「あなた」という存在を初めて知り、「あなた」を意識することになる。

これは、とても素晴らしいことではないだろうか?

「串亭」(二子玉川) からっと揚がった創作串揚げでチョー満腹

7月23日、二子玉川の柳小路にオープンした「串亭」に行ってみた。

「おきまり」と「おまかせ」の二通りの食べ方があるが、串揚げを徹底して食べる「おまかせ」を選択。
「おまかせ」は、オーダーをストップするまで、料理人のお勧めの旬の串揚げが、ドンドン出て来るというスタイル。

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5種類の薬味(左端は野菜スティック用の肉味噌)

串揚げは、四種の薬味とそのまま、つまりの5パターンの異なる食べ方が楽しめる。
どの串揚げも一工夫してある、創作串揚げといってもよかろう。

次に何がで来るのか?
あるいは、一口食べると、意外な食材が組み合わされていて驚かされたり、「意外性」の楽しみがある。

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アスパラ

例えば、チョー長いアスパラ。ホイルの部分を手で持って、ダイナミックに食べるというスタイル。
味付けは、マヨネーズがついているので、そのままいただく。

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こんにゃく

でんがくスタイルだが、衣に味噌がついている。
プリットとしたこんにゃくの食感とかりっとした衣のコントラストがおもしろい。

黒毛和牛、天使の海老、新生姜、砂ずり、とうもろこし、もちぺー、ねぎま、フォアグラ、アスパラ、活ほたて、椎茸、こんにゃく、いんげん肉巻き、南京饅頭、えび伸丈、豚フィレ、銀杏、はも茗荷。
食べた、食べた。合計18種類。

この中で特においしかったのは、「もちぺー」「南京饅頭」「はも茗荷」。
「もちぺー」は、もちのペーコン巻きだが、肉厚のベーコンが三重にまかれていて、ベーコンの食感がきちんと残るところがいい。
「南京饅頭」は、甘めのカボチャ団子の中にチーズが隠れている。口の中でチーズがとろけ、味とともにフワッとした食感が楽しい一品。

「はも茗荷」は、茗荷をやわらかなハモで巻いたもの。ハモと茗荷の組み合わせが意外とマッチして、ちょっとした新体験という感じ。

衣がからっと揚がっていて、サクッと食べられる。
また、衣が多すぎないので、かなりたくさん食べても、胃はもたれない。

串揚げは1本230円と明朗会見。
お酒も結構飲んだので、2人で13,000円の会計。
少々高めではあるが、満足感はある。

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4日連続でアメブロ1000PV突破 ~ その秘密は・・・


精神科医・樺沢紫苑の脳内情報館

今月は、自分で「アメブロ強化月間」ということで、アメブロのアクセスアップに取り組んでいます。
アクセスアップのために、いろいろと工夫しているのですが、1日200PVだった私のブログが、何と4日連続で1000PV突破を突破しました。

これには、自分でも少々、ビックリしています。

一体、何をしたかといいますと、ツイッターからブログをアクセスに流したのです。
しかしながら、ツイッターで1回つぶやいても、100から200アクセスしか流れませんので、ツイッターからの誘導で1000PVを流す、というのはかなり大変です。

そこで、ある工夫ょしたのです。
記事の工夫とツイッターのつぶやき方の工夫です。
そうすると、ツイッターからアメブロへのアクセスが、おもしろいように流れるようなった・・・というわけです。

その詳しい方法、具体的なつぶやき方のノウハウについては、
「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」講習会
詳しくお話ししたいと思います。

ここで終わると単なる売り込みか、と怒られてしまいます(笑)。
ということで、アグセスが猛烈に集中しているページを公開したいと思います。
1日で1000PV流れたページはコチラ

見ればお分かりのように、多くの人が興味を持っている題材について、自分の見解なりビジョンを書いて、多くの人の疑問を解消する。そういうコンテンツにアクセスが集まる、ということがわかると思います。

映画『告白』 噂どおりの「凄い」映画、人間の「心の闇」が描かれすぎて気が滅入るほど

 映画『告白』の評判が非常に良いです。また、私の友人も映画ライターも、今のところ今年の邦画ナンバーワンだと言っていたので、次の新刊本の原稿も書き終えたことで、少し時間もできたので、見てきました。

 一言で言うと・・・「凄い」。
 
 ハンマーで頭を殴れたかのような衝撃的な映画です。ただ、映画を見た後の後味が非常によありません。

 人間の「心の闇」を描いているので、あまりにもテーマがしっかりと描かれて過ぎていて、気分が滅入るほど。
 
 この映画の後味は、『SAW』『オールド・ボーイ』『ミスト』『ブラインドネス』などに通じるものがあります。
 
 私の予備情報は、テレビのCMだけだったので、そのせいもあり、私が想像していた作品と、根本的に違っていて
驚かされました。みなさんにも驚きを体験して欲しいので、ストーリーやあらすじについては書きません。

 ただ、それだけだと見きたい気持ちにならないでしょうから、テーマについて書いておきましょう。

 『告白』に似た映画を1本挙げろと言われたら、私は黒澤明の『羅生門』を挙げます。映画見た人は、「なるほど」と思っていただけるはず。

 物事の多面性。言葉の面と裏の意味。
 そして、人間の表と裏の顔。
 他人に見せる顔と本当の自分。
 いや、そもそも「本当の自分」などあるのか・・・と。
 
 そういうテーマを、『羅生門』的に複数の登場人物によって「告白」という方法によって、多面的に語られていきます。 

 この映画のおもしろいところは、観客に解釈を委ねているところ。見る人によってかなり解釈は変わるだろうし、だから他の人とこの映画について語るのも、非常におもしろいと思います。

 学校を舞台に、「いじめ」や「学級崩壊」を描きながら、「教育」や「子供との関わり」についても問題提起がされます。

 ですから、子供をもつ親御さんには、「自分ならどうする?」的な問題提起に、心をグサリを突き刺されたような痛みを感じるはずです。
 
 精神科医として、私がおもしろいと思ったのは、「思春期の残虐性」の描き方です。

 この映画では、思春期の子供たちの残虐性が非常にリアルに描かれてます。これについて「実際は、こんなことはない」という人もいるかもしれません。
 
 私は「程度」としてこれほどの残虐性を示す例は非常に珍しいと思いますが、「質」として、つまりこの映画で描かれる「ような」残虐性は、もっと小さいレベルで、ほとんどの思春期の子供たちが持ち合わせているのではないか・・・思ったことです。
 
 実は、そこがこの映画の一番怖いところです。

 「映画」というフィクションをつかいながら、人間の恐ろしい一面をリアルに描ききっている・・・という。

 サスペンスなのか、ホラーなのか、教育映画、社会派映画なのか? ジャンル分け不能でありますが、そこに登場する人物の心理描写が怖いほどリアルに描かれている・・・ということは間違いないです。

 非常に刺激が強い映画なので万人向けとは言いません。カップルで見るのもお勧めしません。それなりの「覚悟」のある人だけ、見てください。
 
 「最近の日本映画はつまらない」とか言う人は見ておいた方が良いでしょう。日本映画の新しい風を感じさせる作品で、これを見れば「最近の日本映画はつまらない」なんてことは、言えなくなると思います。

樺沢の評価  ★★★★☆
(★★★★★が満点。☆は、★の半分)

Twitter疲れは、Twitter衰退の予兆か?

 さて最近、「Twitter疲れ」という言葉も聞かれます。Twitterのブームは去ったのでしょうか?
 
 「Mixi疲れ」という言葉が聞かれてから、Mixiブームは衰退した気がします。

 しかし、毎日大量のメールチェックに悩まされる「メール疲れ」というのもあります。迷惑メールの処理などにウンザリしている人は、たくさんいるはず。「メール疲れ」したからといって、メールをやめる人はいません。

 つまり、「疲れ」たからやめるとか、「飽き」の証拠であるとか、そういうことではなく、「必要」かどうかで、やめるかどうかは決めるのだと思います。
 
 娯楽ツールとしての意味しかなければ飽きればやめるでしょうが、情報ツールとしてしっかりとした価値をもっているとするならば、急に使うのをやめてしまう、ということはないと思います。

 Twitterは衰退期に入ったわけではなく、「成熟期」に入ったのだと思います。興味半分でとりあえず始めた人は、続かなくなって脱落しているかもしれません。しかし、Twitterの真のポテンシャルに気付いた人は、そうそうあやめるとは思えません。

 私は、Twitterは「残る」ソーシャルメディアだと思っています。ですから、Twitterにかなりの精力をつぎ込んでいます。

 そのおかけで、今月、Twitterのフォロワー数が、5万人を突破しました。芸能人でもないのに、7ヶ月でフォロワーを5万人増やした人は、そう滅多にいないでしょう。

 ここ7ヶ月で1,000時間以上はTwitterに取り組んでいると思いますが、その試行錯誤によって得られた樺沢のTwitterノウハウを全て公開する講習会を開きます。

●「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」講習会
http://01.futako.info/b/0902twitter09.html

 ・Twitterをビジネスに生かす効果的な方法

 ・Twitterのフォロワーを1万人以上にする方法
 
 ・Twitterで、強烈に「セルフブランディング」する方法

などを、お伝えします。
 
 内容に納得いかない場合は、参加費を返金するという「全額返金保証」もついていますので、安心してお申し込みいただけます。


■「7ステップ・ツイッター・マーケティング・システム」講習会
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日時:2010年9月2日(木) 18:30~21:40

会場:東京(渋谷) T's渋谷フラッグ

詳細・お申込み → http://01.futako.info/b/0902twitter09.html
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 Twitterの使い方が分からない・・・と悩んでいても、たた時間を無駄にするだけです。
 業界最高水準のツイッター講習会で、Twitterであなたのビジネスを猛烈に加速してください。

ジュリア・ロバーツ来日会見に行ってきました ~ ジョークとユーモアを連発!!

精神科医・樺沢紫苑の脳内情報館
笑顔が印象的だったジュリア・ロバーツ

『食べて、祈って、恋をして』ジュリア・ロバーツの来日記者会見に行ってきました。
何と、彼女は今回が、初来日とのこと。

とにかく笑顔が多い、終始笑顔でリラックスした雰囲気。
そして、全ての質問にジョークとユーモアを交えて答える徹底ぶり。これには少々ビックリします。

こうした記者会見では、質問に対して真面目に答えるタイプとジョークを飛ばすタイプに二分されるのですが、大女優というイメージの彼女としては少々意外なジョーク連発タイプ。全く気取ったところがなく好印象でした。

これはサービスなのか、もともとの性格なのか。
突然の質問にもすぐにジョークが手で来るあたりかなり慣れた雰囲気で、私は「地」の性格と見ました。

女優さんの場合、映画のの方が美人とか、実物の方がキレイとか言いますが、彼女の場合は先日映画『食べて、祈って、恋をして』の主人公リズ、そのままという印象。

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右隣はプロデューサーのデデ・ガードナー

いくつか記者からの質問とジュリ・アロバーツのやり取りを抜粋しますと

美しさの秘密は? 
「HAPPY(幸せ)であること」 

仕事と3人の母を両立する秘訣は? 
「(家事を)うまく出来た日もあるし、そうでない日もある。ベストを尽くす、というこが大切だと思う」 

浮き沈みの激しいハリウッドで、長く第一線で活躍している秘密は? 
「やっていることが大好き。大好きなことをしている時が幸せ。好きなことをやるということ、かな」 

何か自分の変えたいところは?
「ないです」

今の仕事、今の生活、今の自分が楽しく、それが「幸せ」。
こんな感じのメッセージが、返答の随所から伝わってきました。

とにかく、笑顔が印象的。、
日本で何をしたいですか?
という質問に、「今、ここにいること(記者会見に来ていること)よ」とジョークで答えていましたが、その言葉に偽りなく、記者会見自体をエンジョイしているような和やかな雰囲気で、アッという間に45分が経ちました。

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『食べて、祈って、恋をして』は、離婚と失恋に心を痛めたキャリアウーマンのリズが、1年間の自分探しの旅にでかけるという物語。「癒し」あるいは「気付き」がテーマになっていて、引き込まれる作品です。

9月17日より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー!

 『インセプション』 難解ではないが複雑。骨太の映画ファンにも納得の1本

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 『メメント』で強烈な衝撃を与えられて以来、毎回新作ごとに、そのアイデアとヒネリに驚かされ続けている。私にとってもっとも次回作が楽しみな監督がクリストファー・ノーラン監督だ。だいたい期待すると「期待はずれ」になることが多い、この『インセプション』は、正直、期待以上の作品だった。 

 最後までどうなるかわからないストーリー展開。
 『マトリックス』にも通じる、哲学的な世界観。
 そして、トラウマの克服という心理的テーマ。
 
 映画を見終わった後に、「もう一度みたい!」と思う映画は、年に数本だが、『インセプション』を見終わった後にも、間違いなく「もう一度みたい!」という衝動にかられた。
 
 『SAW』のような複雑なプロットのドンデン返し系の映画が好きな人、あるいは『マトリックス』のような重厚な世界観が好みの人は、確実にはまるだろう。
 
 一方、普段、あまり映画を見ない人にはお勧めできない。映画が重層構造で、かなり複雑。「全くわけがわからない」という人もいるかもしれない。

 しかし、決して「難解」というわけではない。
 「複雑」なだけだ。

 だから、途中で意味不明でも、最後の最後までみるとだいたいわかる。 「あー、そーだったのか」という「やられた感」を味あわされることになるが、これがまたたまらない。

 時間軸のトリックを使った『メメント』を「横軸」の映画だとすれば、劇中劇、ではなく夢中夢のトリックを見事に使った『インセプション』は、縦軸のトリックということになろうか。この手があったか、という感じだ。 

 それにしても、よくこんな凄い脚本を書けたものだ。書いたクリストファー・ノーランも凄いが、これを通した映画会社の英断も評価したい。新人脚本家がこの脚本を持ち込んだとしても、「わけがわらない」と一蹴されるに違いないだろう。『ダークナイト』で大ヒットを記録したノーラン監督だから、撮影が許された、偶然が生み出した実にマニアックな作品。

 ただ、前半は少々退屈。世界観の説明と人物描写でなかなかストーリーが進まないのだが、インセプション(記憶植え付け)のミッションがスタートしてから猛烈におもしろくなる。実はこの最初の説明部分をしっかりと見ていないと、後半が全くわからなくなってしまうので、注意して見ておこう。

 スートリー的には文句なしの物語だが、演技陣も素晴らしい。

 ディカプリオは、いつもながらのトラウマを背負った役柄。調子の良い顔と苦悩の表情をうまく使い分けけている。

 渡辺謙は登場シーンは多いものの、活躍シーンは少ないのが少々残念だが(その理由は映画を観ればわかる)、そこにいるだけで威圧感がある彼の圧倒的な存在感は凄い。

 私の注目はエレン・ページだ。『JUNO/ジュノ』で注目を集め、『ローラーガールズ・ダイアリー』も凄く良かった。今回は、クールで物静かな性格だが、主人公のコブ(ディカプリオ)と一番からみの多い重要な役柄。その難しい役をうまくこなしていた。さすが若手注目女優である。

 また、今年の私の上半期ナンバーワン作品『(500日)のサマー』のジョゼフ・ゴードン=レヴィットも重要な役柄で登場し、存在感を出している。よくぞ彼を起用した!という感じ。
 
 マイケル・ケインの味わい深さと存在感は言うまでもない。

 私が注目している俳優や好きな俳優をことごとくキャスティングしてくれているので、
その辺が素直にうれしかった。

 「夢」の中に進入する。そしてトラウマを乗り越えるという心理学的なテーマ。そして、解釈の分かれるラストシーン。実に私好みの作品であるが、この辺のネタバレ系の話については、メルマガ「映画の精神医学」 において「『インセプション』のネタバレ解説」として、今後何回かに分けて語りたいと思う。

 映画は日本でも動員数100万人を越える大ヒットとなっている。こういうマニアックな作品、しかし内容がしっかりしている作品がヒットするのは本当にうれしい。

 今年の夏休み映画、私の見た中はで一番おもしろいのが『インセプション』。単純明快なハリウッド映画に飽き飽きしている「骨太の映画ファン」に、是非見ていただきたい1本。

樺沢の評価  ★★★★★
(★★★★★が満点。☆は、★の半分)