我が子のサッカークロニクル -3ページ目

上の子がサッカーを続けることになった。

ユースのコーチや先輩からの熱心な勧誘に根負けしたのか、最初からサッカーを続ける意思があったのかは分からないが自分で決めた事なので頑張ってもらいたい。

とりあえずこれからは気分を変えて、サッカーや練習については何も言わずに見守って行きたいと思う。

相談があった時だけ対応しようと思うけど、あの子の性格だと何も言って来ないだろう(笑)。

 

下の子はまだサッカー熱にならない。

サッカーは好きらしいけど、自主練を積極的にやるスイッチは入ってない。

最近は何日か一人で公園に行ってたらしいけど。

小学生は親が誘ってやらなきゃダメなのかなぁとも思うが、自分も頑固オヤジなのでもうしばらく放置してスイッチが入るまで待とうと思う。

このままスイッチ入らなかったら過ぎた時間が勿体ないけど、それはそういう運命だったと諦めようとこの1か月で思うようになった。

あのアジリティの高さをもっと伸ばしてあげたいとは思うんだけど。

 

4月から心機一転で静観すると決めたけど、いつまで耐えられるか、、、(すでにたまーに練習すれば?とか言ってしまってのるを抑えたいところ)

サッカーはボールを触らないと上手くならないだろう。
上手くになりたいと思わないと上手くならないだろう。
上手くなりたいと思うモチベーションは子供でも試合に出たい、活躍したいになるだろう。
うちの下の子はまだモチベが上がって来ないが(笑)
ボールを触るのと同じ以上に運動能力(身体能力)を上げる事が子供には必要と自分は思ってるわけで。
今はサッカーが多少下手でも運動能力が高ければ後から巻き返せると信じているわけで。
けど試合に出てボールを蹴ったり、追いかけたりする事はチーム練習や自主練習では得られない能力の向上があると思うわけである。
試合に出たいと思うこと、試合に出て自分で何か行動して、成功したり失敗したりして成長して行くのだろうと。


で、新体制での試合。
Aチームはスーパー君ら新6年と新5年の半分ずつが出場メンバー。
予想通り成長してなかった上の学年を下の学年が補う編成となった。

そっか、半分が下の学年か、と。
数年前に杞憂したことが違う形で現実となったわけだ。
そして驚いたのはBチーム。
出場メンバーは全員新5年で新6年はベンチで出番なし。
そこまでなるか、と。

試合に出れない子は自主練やサッカーへの熱がまだ足りてないのかも知れない。
運動能力が足りてないかも知れない。
けど、新6年の問題は低学年から”サッカーしてなかった”ことにあるのではないかと考えてしまう。
上手すぎる子がボールをずっと保持して回ってこないので、実力が上がる要素が少なかったのではないだろうか。
個人だけを考えれば、一人でボールを持って何でも一人でやってれば個人能力は上がって行くのだろう。
その通りスーパー君は益々スーパーになっている。
けどボールが回って来なかった子は能力の上がり割合が低く、結果、集団でのレベルアップにならなかったのではないだろうか。
その環境が地道に自主練してたとしても効果を下げたのではないかと考えてしまう。
全部が個人の推測だけど。

試合に出れない子はこれから上手になるのだろうか?

小学校でサッカーを辞めてしまうかもなー。
だって面白くないよなー、それってすごく残念な事だよなー。
まだこれから開花するかも知れない子がいるかも知れないよなー。
保護者もU12なのに下の学年の子が試合に出て、自分の子供が試合に出れないのは寂しい気分になるよなぁ。
とか思ってしまった。
(実際には今年のU11でも下の学年が助っ人で出場してたから諦めはあるかもだけど最終学年の思い出もあるしなぁ・・・)

勝敗を度外視して試合して行くこともできるのだろうけど、そういうのも色々と難しいんだろうなぁと考えさせられる1年になりそうである。

 

下の子が新学年からU12のカテゴリで活動することになった。

というか、新5年生全員が1つ上の学年の中に入ることになる。

実力があって飛び級という事でなく、新6年生の救済処置であると推測している。

 

 

うちの子の1つ上にはスーパー君が2人いて、低学年の頃からその活躍を見てきた。

当時から感心するほどの上手さで現在では当然のように県トレに行って主軸級である事は間違いない。

2年ほど前にその学年の試合の様子を見てた時にふと思って周囲に話したことがある。

「この学年はあまり強くならないかも・・・」

その反応は「あの子らあんなにスゴいのに何で?」

 

どの試合もスーパー君2人だけでボールを動かしていた。

ドリブルでどんどん仕掛けて点を獲りまくる。

ゴールに向かえなくなったらスーパー君からスーパー君へパスをする。

そして相手ボールを奪うのもほぼスーパー君がする。

他の6人は立ってるだけのボール拾い扱いだった。

壁役としてボールを止めてもすぐにボールはスーパー君に渡って行く。

練習でもスーパー君たちが中心。

他の子たちは遠慮してる感が見えた。

学年が上がってスーパー君らと何とか合わせられる子が2人ほど出てきた現状である。

 

うちの子の学年はみんな仲が良く、練習終了後も場所を変えて暗くなるまでボールを蹴り合って遊んでた。

そして10人以上がそれなりにサッカーができるようになった。

上手い子がいて、その子らに合わせて周囲のレベルも自然と上がって行った感じがある。

 

新学年を迎える前に新6年と新5年の合同でAチーム、Bチームが作られることになった。

両チームともそれぞれの学年が混在する編成になるのでカテゴリはU12になる。

そして新体制での試合へ・・・

 

(続く)