個と集団 | 我が子のサッカークロニクル

下の子が新学年からU12のカテゴリで活動することになった。

というか、新5年生全員が1つ上の学年の中に入ることになる。

実力があって飛び級という事でなく、新6年生の救済処置であると推測している。

 

 

うちの子の1つ上にはスーパー君が2人いて、低学年の頃からその活躍を見てきた。

当時から感心するほどの上手さで現在では当然のように県トレに行って主軸級である事は間違いない。

2年ほど前にその学年の試合の様子を見てた時にふと思って周囲に話したことがある。

「この学年はあまり強くならないかも・・・」

その反応は「あの子らあんなにスゴいのに何で?」

 

どの試合もスーパー君2人だけでボールを動かしていた。

ドリブルでどんどん仕掛けて点を獲りまくる。

ゴールに向かえなくなったらスーパー君からスーパー君へパスをする。

そして相手ボールを奪うのもほぼスーパー君がする。

他の6人は立ってるだけのボール拾い扱いだった。

壁役としてボールを止めてもすぐにボールはスーパー君に渡って行く。

練習でもスーパー君たちが中心。

他の子たちは遠慮してる感が見えた。

学年が上がってスーパー君らと何とか合わせられる子が2人ほど出てきた現状である。

 

うちの子の学年はみんな仲が良く、練習終了後も場所を変えて暗くなるまでボールを蹴り合って遊んでた。

そして10人以上がそれなりにサッカーができるようになった。

上手い子がいて、その子らに合わせて周囲のレベルも自然と上がって行った感じがある。

 

新学年を迎える前に新6年と新5年の合同でAチーム、Bチームが作られることになった。

両チームともそれぞれの学年が混在する編成になるのでカテゴリはU12になる。

そして新体制での試合へ・・・

 

(続く)