エンゲージリング、ダイヤモンドルースをオンライン販売する、speranza(スペランザ)です。


前々回、前回に続き、
ダイヤモンドのカラーについてご説明します。



前回まで、

H~Kカラー、

そしてそれ以下のカラーのダイヤモンドまで画像で比較してきました。



冴えわたる月のように光る、ハイグレードのカラーはもちろん素敵です。

一方で、

暖かな日差しのような光を放つカラー『美しい』ことに違いはなく、

鉱物的・値段的な価値の高さ = 美しさ


と捉えなければ、魅力は受けとる人の感性によって左右されるのではないでしょうか。


Kカラーのダイヤモンド


どのようなカラーを選ぶかは文化的な背景もあり、

アジア圏では高グレードカラーが好まれますが、欧米では暖かみのあるカラー(ウォームカラー)が比較的選ばれることが多いです。



欧米の方は大きなダイヤを購入するため、あえてカラーを落とす……ということもありますが、

特にヨーロッパでは、

ダイヤの暖かみをはちみつバターに例え、カラーを個性と捉えて愛着を感じるようです。

「私のダイヤはLカラーですが、バターをすこし落としたようなLのウォームカラーが大好き!Dカラーと交換してあげると言われてもしません!」

このようにおっしゃる、ウォームカラー愛好家の方がたくさんおられます。


ヨーロッパは婚約指輪や宝石類の歴史が古いため、「ダイヤとのつき合い方」が上手なのではないかと感じます。

自然のままの完璧すぎない姿を愛する……

わたし達が日本庭園に感じるような、自然崇拝の美意識に近いでしょうか。


実際、ダイヤモンドの美しさの要である「輝き」を左右するのは、ほとんどすべてカットです。
光を通しづらくなる濃いカラーでない限り、カラーは輝きに影響しません。

「婚約指輪はGカラー以上」などと区切りを定めるのは、
「ダイヤモンドは完全に無色でなければいけない」
と思う感情的・心理的な理由がほとんどです。

ですが実際のところはDカラーでも完全無色ではありません。(記事→ 



また、カットの素晴らしいダイヤは、その強い輝きによってダイヤ自身のカラーを目立たなくさせます。

……そうは言っても、自分の目だけを頼ってカラーを選んでと言われても、きっと不安もあるかと思います。


たった1つの婚約指輪であり、高価な、絶対に失敗できない買い物です。

speranzaをはじめ返品保障のしっかりしたショップもあるのですが、
「やっぱりグレードを上げるべきだった!」と後悔すること自体を避けたいですよね。




そのようなときに、基準にして頂きたいカラーがあります。
鑑定士らの間で、
「色彩感覚が敏感な人でも、リングを単体でみた時にIカラーまでは色味を感じない。」


と、『Iカラー』がひとつの基準だと言われています。


事実、ティファニーのエンゲージ用のダイヤモンドのカラーは、Iまでとされています。
世界のハイジュエラーであるティファニーのショーケースに、黄色く見えるダイヤは無いはずですよね。

しかも、通常ハイグレードが求められるエンゲージでIまでですから、その他のファッションジュエリーにはIカラーより下も確実に存在していることでしょう。


このように、「ダイヤモンドは無色!」とこだわりたい方でも、Iカラーまでの間で探せばOKです。
D、E、F、G、H、Iまでですから、わりと余裕があると感じませんか?

ただ、H、Iあたりになると、日本のほとんどのショップでは途端に取り扱い量が減りますので、あまり期待せず卸をあたってみるか、
オンラインショップが選択肢になります。


Dカラーの価格を 100 とすると、

Iカラーはおよそ 60 程度なので、

無色のダイヤモンドを希望する場合でも、大きな節約をすることができます。


0.3ct-D-VVS1-3EX 



0.3ct-I-VVS1-3EX 



そして、もしあなたがヨーロッパ人のようにダイヤの暖かみをポジティブに受け取れるなら、とてもラッキーです。
もっと大きな節約ができます。


0.3ct-K-VVS1-3EX 



Dカラーのおよそ半額程度ですね。

(このあたりの価格差は主にカラットにより異なり、一般的にカラットが大きくなるほど価格差も大きくなります。)



Kカラー前後ともなると卸でも在庫はほぼ無いようなので、オンラインショップを選択することになると思います。

しかし婚約指輪の某大手オンラインショップでも、ウェブサイトには Iカラーまでしか選択肢がありません。

手前味噌になりますが、I以降ご希望のカラーとその他4Cをあわせて選択して購入できるのは、日本ではsperanzaだけのようです。


ただし、すこし注意して頂きたいポイントもあります。

お客様からは「言われないとわからなかった」なんて言われることも多い、これらのウォームカラーダイヤですが、
鑑定書の種類をチェックすることが重要です。


鑑定書には、
・GIA(米国宝石学会)
・CGL(中央宝石類研究所(日本))
・AGT(AGTジェムラボラトリー(日本))

……等、さまざまなものがありますが、

カラーを重視して選ばれる場合はできるだけGIAを選んでください。


GIAは4Cの産みの親であり世界最大の鑑定機関ですが、特にカラーに厳しいことで知られています。


例えば、ほかの鑑定機関でGカラーとされたダイヤをGIAで鑑定した場合、ひとつ下のHカラーと判定されることも多く、
業界では、

GIAでギリギリHカラーと判定されそうなダイヤは、あえて他に出してGカラーの鑑定書を取得する……ということも、残念ですが慣例のようになっています。


隣同士のグレードの見分けは2つのリングを並べて見たとしても不可能に近いですが、

グレードが1つ違うだけで価格は大きく上下するからです。

ですので、GIA以外のダイヤをご購入される場合は、鑑定書に記載されたカラーより1~2段階程度下と(心の中で)見積もり、検討されることをおすすめします。



speranzaのカラーサンプルはGIA基準のカラーです。

また、取り扱うダイヤモンドはすべてGIA鑑定のものです。


カラーは4Cの中でも非常に選択に迷いやすいですが、お金をかければかけるほど美しくなるわけではありません。
しかし、


「カラーグレードを抑えると、そのことがずっと心に引っかかってしまうかも?」

「高グレードカラーを選んだら、節約しなかったことを後悔しない?」



……たくさんのダイヤモンドを扱うsperanzaスタッフでも、自分のものを購入するときは同じように悩みます。

このように、感情の問題によるところも大きいのがカラーの特徴ですが、


・事実をしっかり確認し、

・できるだけロジカルに考え、

・予算に沿って選んで頂く。


これが後悔しないポイントではないでしょうか。



サンプルセットをレンタルして頂くと、カラーの色合いを実際に確認して頂けます。

2000円を頂戴いたしますが、返却後にsperanzaで使える2000円分のクーポンを差し上げる実質無料のサンプルです。



 


*speranzaで購入予定のない方でもOK
*営業電話はありません


どうぞお気軽にレンタルお申し込みください。


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speranzaは、

0.3カラット12万円代から、婚約指輪をオンラインでご提供しています。

お客様の注文後にNew Yorkのバイヤーがダイヤモンドをひとつひとつ買い付け、日本の職人がリングに仕上げます。


●在庫を持たないこと、

●中間業者を省くこと、

●小さなショップであること。

これらを軸に高品質で適正価格のプロダクトを提供しています。


人気商品のひとつです。

0.3カラット  Dカラー VS1  3EX 商品ページ




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ぜひホームページをご覧ください。

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