本日2本目。
二つ目も、ライブハウス公演。そして4団体の対番形式。
また、いくつか上演に際してルールがあり、
*制限時間15分
*5分後に薄暗くなる
*10分後に鐘がなる
*14分後にEDBGMが流れる
*キスシーンをいれる
*固定台詞「ぜんぶうそ」



劇団劇場vol3
@六本木morph-tokyo



「劇的人生/+1」
これはおもしろいっっ!!
役者の粗はあったものの、あの全力さは好きだ。
アニメのような設定場と人物。
現実にはありえない設定が、うまいこと本当にどこかにあるように錯覚してしまう。
ルールも上手く使っていたし、一番最初に見るにはナイスチョイス。
ワークショップやるみたいだからいってみようかな?


「ブラジャー少女/にゃんにゃんしこりーた」
今回が初公演。
名前からわかるようにとにかくエロい。15分普通に存在するチラリズムエロで繋いだ感じ
シュールな笑い。大好き。
ただもっともっとエロい方がいいんだと思う。
話し方とか?仕草とかいろいろ。
苺の雨を床に置いていって最後「これで帰り道わかるかなぁ」には吹いた。
今後が楽しみ^^ 超男性向け


「直結MIND/発電NOTE」
コンテンポラリーダンスを中心とした団体。
ルールが制限じゃなくて作品になってた。
+1さんが企画通りのルールの使い方なら発電さんはしたり顔な使い方。


「喝采/江古田のガールズ」
ほとんどアドリブ感満載^^光さんとミワさんの二人芝居だった。
ルールにちゃんと乗っ取ってたのがキスとうそくらい(笑)
冒頭で二つとも使っちゃうってもー異端児!^^
自信のアトラクションという形式も客を舞台上にあげることで成り立たせてたし。なによりオーラが違う。
やっぱり面白かった◎流石はガールズ。




最後にエキシビジョンとして主宰4名でのライブがあったけど、+1の主宰さんは音楽なにもできないから、マラカスと太鼓… おいしいやられ役でした。




3000円だったけど安いなぁと思うくらい良質だった。


終演後、にゃんしこのなみこさんとも話せたし^^いい夜でした

本日2本観劇予定
まず始め。


ふたり芝居
@新中野ワニズホール


ライブハウスでの公演。
3作品の半オムニバス形式の上演だったため、上演順に記載。



「土曜夜市」
結婚生活に難を抱えている女と、昔の友人の男の話。

まず、話が興めない。話題が昼ドラのような設定なのにウェルメイドに持っていこうとしすぎ。
いっそドロドロしちゃえばいいのに。
加えて役者の力が無さすぎ。あんなにパーソナルエリアに入り込んでるのに対話が成立しない 唯一成立したのがボディタッチしながら声をかけるところ。
観客はふたりの内面が見えて始めてこの話は成り立つのにうわべ芝居。殻にこもりすぎ、
その程度のダメだしをできない演出家にも問題がある。

この次の作品もそうだが、息をむだに使いすぎ。残念



「天使がついた嘘」
この作品はリーディング
…のはずですがなぜか自分の台詞を覚えて本を見ずに台詞を発している。台詞がないときに本に目を落としている。
意味がわからない。読み合わせじゃあないんだから。これじゃあ対話する気ありません。私の台詞まわし上手いでしょ?といっているようである。

本の内容は自殺志願の女に未来から来た天使がとめにくる話
設定として曖昧なところが多かったが、説明台詞を散らせて解決していたので良かった。が、演出の付け方が謎。
先に言ったリーディングになってない見せ方しかり、中盤、天使は未来から来た女の子供だということが自ずとわかる演出をつけたのに大ラストの「私は天使でなく未来の子供です」という説明独白をカットしない
まだ相手の女も天使が自分の子供とわからないままであれば、演出の付け方によっては成り立つが、そうでもなく、女も勘づいているようだった。
それはそうだ。観客にわからせる演出つけてるのだから女が理解しないと意味がない。

この作品の男はまずまず良かった。ただ、声優芝居と舞台芝居が半々になっていたので方向性を定めていくべき。目が小さいから映像にいけばいいのに。
女は基礎不足。やみくもに声のレベルを変えればいい訳じゃない。聞かせたい音への経緯がなさすぎる。
また、小さなライブハウスなのに必要以上の声で張り上げる箇所があったが、ただの耳障り。頭に共鳴させた音ならまだしも、地声でカバーしようとする大声はあの空間ではNG。
稽古場が広すぎたのだろうか?



「古書の町」
古本屋に訪ねてきた女と店主の第三者に関して話がすすんでいく話。一番ふたり芝居っぽい。
この作品は演出力のなさが露呈された。
店に勤めるもの接客の精神を養っているはず。設定だけで身体に起こさないのはNG。おそらく店主役の男はそのことを演出家に提示したはず。以前に同じような役を演じているのを見たことあるから
もしくは提示していないか演出がそれを除いたか、どちらにせよ。所作が不自然なものが沢山みえた。

男と本が作品を引っ張っていた。うん正解。

戯曲線が惜しい。もうひとつ山が欲しかったなあ。


そんなこんなで六本木についた。ソワレの芝居を見に行く。


劇作コースオムニバス
「棒」
@日芸所沢校舎103教室



まず始めに、演劇の公演と発表会は違う。
演劇という名のもと公演をうつ場合、それは有料無料関わらず観客が身内でないことを前提に作品をつくるべきだ。
発表会と名うてば、身内がくることを前提につくる。
つまり、提供になるのかどうかということ。作品を見せるのではなく提供する公演では、最低限の芸術性を求められる。

骨組みもしっかりしていない骨組みだけの電車に乗せられても怖くて仕方ない。



つづいてオムニバスだが。
オムニバスは最低3本以上を予想する。
またその3作品はどこかで線で繋がっていることが必要だろう。
そうでないならオムニバスではなく、同時上演でいいはずだ。

言葉を使って繋がりを見せているのかと感じる作品があったが1作品 不十分だ。


この公演の企画は 劇作コースが主催 公演名にも劇作と入っている以上、役者でも演出でもなく戯曲の力を見せる芝居を創るべき。
それができないなら、戯曲を書いて、本として置いておけばいいのだ。

役者や演出の力に頼らなければ見られない作品なら書くな。



さて、個々の作品をフィードバックする。


1作品目 気分屋
気分屋という人の気持ちを売り買いする特殊な人を中心に物語が展開する。
先が読める話。説明台詞が終わった時点で話の展開がラストまでわかった。恐らく長編ものにし、説明台詞を無くせば、アイデアとしては膨らみのあるものだから面白くなっただろう。


2作品目 ホシ
犯人を追うダメ巡査と無関係の女、犯人の対話形式の話。
とくに面白い台詞も瞬間もなく終わった。コメディをやるなら劇作ならシュツエーションものより言葉つむぎのコメディに挑戦してほしかった。
役者は癖のある面子が揃っていたが活かせていない。纏めずに癖を全壊にしてテンションでもっていかないとまるで見られる気がしない。


3作品目 足。
女の魅力は足と教わり信じ、足にコンプレックスを抱く女の壊れていく様を描いた作品
この作品だけ演出家がついていたが、教室公演の演出をしていない。上演劇場にみあった演出をつけられれば、よかっただろう。
ほぼ一人芝居に近い形だったが、一人芝居で一人を演じ続け、時間軸の行き来くらいしか変化がないのだから、もっと過剰演技で見せる方がいい。
この作品はタイトルにちゃんと作品意図が含まれていて良好。
足に執着し足で終着するなら、。が付いていて正解。

4作品目 迷いの森
ボウという森の亡霊?と村から飛び出してきた男の話。
この作品が一番オムニバスを示唆させる作品だった。
ただ、それだけ。
もっと展開があっても良かった。
あとは役者のテーマ吸収不十分が目立つ

5作品目 幽体離脱
タイトルがなんともそのまんまだが、彼女の浮気を知り自殺をした男が幽体離脱をし、霊界と現界を介し変化する話
中身は薄い。ウェルメイド
ただ一番作品として見られた。役者に助けられていた。
たぶんこの作品だけ抜きで見せられたら、つまんない。恋の話なのにキュンキュンしないし、ウェルメイドなのに後味がわるい。
もうすこし推敲できただろう。




以上

もっともっとこだわりを見せてほしかった。仲良しこよしなら、身内以外に宣伝すべきでない。


オムニバスは難しい