マウスのチャタリング修理:ロジクール G600 | 音 色 ~おといろ~

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人間は色
鮮やか、淡い、明るい、暗い…時に好かれにくい色もある
鮮やかな赤や青は主役になり易いけれどそれだけでは一枚の風景画は完成しない
地味で目立たなくても必要な色もある
今の場所で必要とされなくてもその色を主役する画家が世界のどこかにいるかもしれない

ロジクールの多ボタンマウス、G600を愛用しているのだが、マウスの宿命、チャタリングが起きてしまった。

チャタリングキャンセラーでごま買いながら使っていたが、ドラッグ時によくエラーを起こして煩わしい。

買い替えを考えたがその前に修理にチャレンジしてみることにした。完全に壊れても諦めが尽くし、これも経験だ。

 

チャタリングの原因である左クリック部分の物理スイッチ、これは純正品は一般流通してないみたいなのだけれど、互換品が手に入る。

はんだ付けだけで交換できるみたいなのでやってみようかとも思ったが、その前にもっと簡単な方法。

スイッチの中に接点復活剤を流し込むという技もあるらしいのでやってみた。

まず裏側のすべらせる部分を剥がして、4箇所のネジをはずす。

※レーザーが出ていて目に当たると危険なので必ずUSBを抜く。

 

ひえっ…ホコリが塊に…(´・ω・`)汚え…

ホイールのところに巻き込まれたホコリが溜まっていました

今回は外さずできるけれど、基盤は赤丸の所の爪で固定されているだけなのでドライバーか何かで押して簡単に外せる。

赤丸の下に見えるのがオムロンのスイッチ。この白い部分の隙間に接点復活剤を流し込んでみた。1滴くらいでOK。

当方が昔から使っているのは接点復活王という製品です。オーディオプラグとかの接触が悪い時なども活躍。

 

 

このあとマウスの中に液を少しこぼしてしまって、結局基盤を外して点検しました…幸い基板側には入っていなかった。

スイッチに流し込んで何度かカチカチ押してみて、余分なぶんは拭き取って、内部をエアダスターで清掃して元通りに組み立てしました。

裏の滑りを剥がしてしまったので、100均の家具をすべらせるシートがあったので貼りました。

大きさや形など適当です。

悪くはないけどこれとマウステーブルに更にシリコンオイル スーパークレポリメイトを塗ってさらに滑りを良くしました。

ついでに周辺とキーボードにも塗り込んで磨き上げ、清掃。

きれいになりました(´・ω・`)

うん、マウスの滑りもスルスルで気持ちいい。

 

肝心のチャタリングですが、

チャタリングチェックしてみても問題なし。実使用感でもドラッグ時の失敗がなくなって快適になりました。

とりあえずは成功。

これでもし再発するようなら、次はスイッチの交換しようかな。

交換しても数百円だけれど、今回は手持ちの材料だけで直りました!

このマウス便利で手放せないのだけど、値段も上がってきているし多分長い間新モデルもでてないと思う。

なくなったら困るからどのみち予備を手に入れておいたほうがいいかなあ。