第四十一回 ユーロドルの反転は続くか?
ユーロドルです
週足は実体部が長い陽線となりました
雇用統計からの米ドル売りの流れが継続した模様ですね
高値のほうは、3営業日とも高値平均で止められており
大きく上に抜けそうな感じではないのですが
どうなんでしょうか?
ユーロドル日足
4営業日とも、ロウソクは
30日高値平均と安値平均の間で動いており
トレンドが出ているとは言えない状態です
週末は上下にヒゲが伸びた迷い十字の形
高値圏ですので、反落の可能性が高い足型になります
■短期オシレーター分析
安値の特異点が2回続いた後に、
高値の特異点が出現しました
短期相場観が急激に変動したことになります
短期トレンド転換の場合は急騰(買いサイン)
もしくは買われすぎからの反落(売りサイン)となります
■30日乖離率分析
0ラインに付近に、乖離率とバンドセンターが集中
ニュートラルな位置となり、
大きく動く可能性があります
■総合判断
高値3400から3100まで押して、3300まで戻ったところです
雇用統計によるドル売りも頭打ちになっていますので
下方向なのかなと思います
3100水準は一回付けましたので、
次のターゲットは過去の雲が伸びた3000付近
N値計算も3000付近となりますので
売りでいきたいと思います
第40回 ドル円・高値更新はあるか?
ドル円です
週足は上ひげの実体部が短い陰線となりました
高値圏ですので、弱気・反落の可能性が高い足型です
ファンダ要因を考慮せずに、テクニカルで分析しますと
120中間価格
120日移動平均
60日雲 30日雲
以上の重要な抵抗ライン(売買がぶつかる価格帯)が
20営業日以上も、
30日高値平均と、安値平均との間に収まっております
控えめに分析しても、
上昇トレンドはすでに終了したと考えられます
抵抗線が固まるということは、
ポジションが狭い価格帯に集中しているということなので
高値圏の場合は、反落のサインとなります
ドル円日足
■短期オシレーター分析
H特異点が3セット出現した後に、
さらに高値の更新がありましたので
特異点上昇は終了と考えられます
■30日移動平均乖離率
上昇方向へのバンドウォークは失敗となっています
移動平均も横方向に動いておりますので
乖離を埋める動きになりそうです
安値平均は97.80水準です
■30日%R分析
高値圏で弱気ダイバーが出ていますので
売りサインとなります
-75まで押した場合のターゲットは97円付近です
■総合判断
98円割れから、97円台までは十分に可能性ありですね
テクニカル的にはですね
高値圏でもみ合いが長く続きましたので
買いポジが相当溜まっており
98円、99円という価格帯で、
さらに大きく買い増しというのは難しいチャートになっています
(なので100円を越えてくると、利食いに押される)
大きく下押しが入って、
ロング筋の利食いなり、損キリが出て
ポジションを再構築する体制にならないと
5月高値103.70水準を越えていくのは難しいですね
個人的にはですな、さしたる根拠はないんですが
5月高値が今年の高値になりそうな気配を感じています
第三十九回 ユーロドル続落か?
ユーロドルです
今週の週足は実体部も下ひげも短い
コマ足となりました
米雇用統計前に、3100水準まで押して
指標発表後は、弱い数字に反応して
80ポイントほど切り替えして終了しています
ロウソクですが
短期雲の上限はサポートとして機能せず
ほぼ無抵抗で割れています
サポートは
120日線、120日中間価格、60日雲の上限
などが固まるバランスゾーン
3100水準となっています
■短期オシレーター分析
オシレーターの形は、6月に安値を付けた時と
よく似ていますので、パターン的には、
サポート3100を割っていく可能性が高く
続落と判断することになります。
■30日乖離率分析
下方向に乖離を広げつつありますが
5月の下押し水準
7月の下押し水準
いずれにも届いておらず、乖離が広がる予知はありそう
大きな流れとしては、ダイバージェンスからの
反落となりますので
8月高値3420水準を更新していく可能性は
かなり低いと思います
高値の目安は、3250 - 3300 水準
30日高値・安値平均付近まで
安値のほうですが
3100が割れた場合は、3000水準まで押しそうな
イメージで見ています