ドル円100円越え!
今週の週足は、
実体部よりも上ひげが長い
陽線となりました
正直なところ予想外の上昇でしたが
週末金曜日は、米雇用統計が弱い数字となりまして
ロウソクは
高値平均98.60水準を大きく超えて上昇
その後、雇用統計で反落しています
98.60を割り込まずに再上昇する場合は
上昇トレンドに復帰する可能性が高くなります
30日高値平均(98.60水準)と、
安値平均(97.60水準)との内側に、
短期・中期雲が収まっていますので
97.60 - 98.60 の100ポイントの間に
売買ポジションが集中していると思われます
売り買いの拮抗が続いておりますので
そろそろ、大きく動き出しそうな予感です
■短期オシレーター分析
特異点が3回連続で高値を更新しておりますが
通常のパターンですと、
更新3セットで終了するので
上昇は、小休止する可能性が高いと思います
■30日乖離率分析
大きな流れとしては、マイナス圏からプラス方向への
動きが継続しております
ただし、上昇方向へのバンドウォークは
失敗した可能性が高く
7月からの値動きと比較すると
若干ですがリバーサルの傾向(弱気ダイバー)が
見えておりますので
98.50割れから、97円台に戻る展開が
テクニカル的にはスッキリします
オシレーターの形から見ると
安値平均の97.60を打診する展開となりそうです
100.20水準から、98.50水準まで下押し
週末終値はかろうじて99円を越えています
先週高値の目安とした98.60水準が、
サポートになった感じですねえ
第三十七回 ユーロドル週足・陰線で終了
ユーロドルです
ようやくですが、週足が実体部の長い陰線となりました
レンジ高値圏での陰線なので、
来週も続落が期待できそうです
ユーロドル日足
今週は、ほぼイメージ通りの動きとなりました
水曜日の安値で、30日高値平均を割り込むと
木曜日は30日安値平均も割り込んで
週末金曜日の高値は、安値平均を越えられませんでした
週の安値で3200水準を割り込みましたので
日足レベルでみても、続落の可能性が高いと思います
■短期オシレーター分析
二回目の特異点で前回安値を更新
反発するか、続落するかは五分五分ながら
売りサインは継続
■30日乖離率分析
バンドの収縮から、安値方向にバンドウォーク
0ラインを割り込んでいます
短期トレンドは下降
しかしながら30日平均線はやや上昇しておりますので
売りサインとしては中程度
乖離率の反発ポイント(反転上昇ポイント)としては
乖離が浅いので
ここから反発する可能性はかなり低いと思います
■総合的判断
続落期待の売り場と見ています
3100付近までは問題なく落ちると思いますが
この辺りは、もみ合いそうなイメージです
60日雲の下限がある3000水準を割り込むかどうかですね
第36回 ドル円やはり下方向か?
ドル円ですが、週足で見ると
実体部が短い下ひげ陰線となっています
高値が98.80水準
安値が96.80水準
となり、上値も伸びませんが、下値も切りあがるという
三角保ちあいが継続しています
ドル円日足
ロウソク本体は、安値平均を下抜けした後に
高値平均と安値平均の間に戻っています
今週もまた、高値平均が抵抗となっていることが
確認できましたので、
下抜けする可能性が高いことになります
さらに、30日安値平均が
120日移動平均・120日中間価格を下抜けましたので
大きな流れとしては下方向という分析になります
高値の目安ですが
勇気をもってタイトに分析すると、
抵抗線が集中する98.50水準となります
■短期オシレーター分析
高値特異点ですが、
2回目の伸びが弱く、高値方向へのブレイクは
失敗とみてよいと思います
3回目の高値特異点が出現する可能性よりも
安値方向に特異点が出現する可能性が高いと思います
■30日乖離率分析
0ラインと、バンドセンターに絡みつく動きで
レンジが継続する可能性が高そうですが
30日移動平均は下向きなので
レンジの場合でも、下方向に動きが出てくる可能性が高いです
総合的にはですね
ファンダ面はともかく、テクニカル的には上に抜けそうには
見えないんですよね(^ー^;
急上昇の後ですから、今後上昇するにしても、
さらに調整が必要であろうと思います
引き続き95円を目指す動きを予想します