台44回 ドル円売りサイン?
ドル円です
週足は実体部の長い100ポイントほどの陰線となりました
日足のロウソクは
30日高値平均と、安値平均との間で動いておりますが
終値で、安値平均を若干割り込んでいます
ドル円日足
大局は変わらず下方向ですかねー
120日移動平均
120日中間価格
短期・中期雲
30日安値平均
もろもろを割り込んでいます
高値平均が99.20水準なので、高値の目安は99.50付近
下のほうは97円から95円を目指す展開となるのか
98-99水準でのレンジが続くのか
この辺は材料次第でしょうか
■短期オシレーター分析
8月に95円台を付けた時と似ていますかね
下押しからの反発が弱いので
次の安値特異点で、
直近安値の97.70水準を割り込む動きとなりそう
■30日乖離率分析
図表の青丸は、バンドが収縮したところです
日足30日の乖離率バンドは、収縮下方向に抜けることが多いので
今回は安値方向に抜ける可能性が高いでしょう
※以前も書きましたが、乖離率バンド収縮は
いしまるオリジナルの分析方法です
■総合分析
変わらず下方向と見ています
80円下からの急上昇で、長期の買いポジと
7月以降の98円~99円でのもみ合い水準での
短期買いポジがかなり溜まっているので
さらなる買い上げ・急上昇というのは
なかなか難しいと思います
第四十三回 ユーロさらにバブルへ!
ユーロドルです
今週は週明けから窓を開けて上昇
それまで抵抗線となっていた、高値平均は窓で突破となり
FOMCでさらに上昇となりました
週足は実体部の長い陽線となっています
ユーロドル日足
高値平均をサポートに延びる強い形です
120日中間価格も、若干ですが上昇しており
中期雲が上に伸び始めましたので
ロウソクチャート的には買いサインとなります
■短期オシレーター分析
上昇特異点が、バンドの外側で跳ねています
この形は反落しやすい(利食いが出やすい)形となり
調整的に下げる可能性が高いです
■30日乖離率分析
拡張していたバンドの下段から、
調整なしで休まずに上段まで走った形
乖離の水準としては高めであり
上昇が継続するというよりは
横ばいから、0ラインに向けた動きが予想されます
■総合判断
雇用統計・FOMCとA級のドル売り材料は
出尽くした感じでしょうか
アメリカが金融引き締め政策を、
あきらめたり放棄するような事はないと思うので
中長期的にはドル買い(ユーロ売り)になると思います
現行の3500~水準は行き過ぎ感が強く
高値平均の3350水準あたりまでは押しそうです
第四十二回 ドル円FOMCで下げるも切り返す?
ドル円です
週足は下ひげの陽線となりました
FOMCは、まさかの緩和先送りで
ドル売りの流れとなりましたが
資金が株に流れ、リスクオンの体制となり
円売りからの上昇となったもより…
ドル円日足
![いしまるのFXでお昼ごはん](https://stat.ameba.jp/user_images/20130922/21/jykai/cd/5a/j/t02200214_0694067412692537453.jpg?caw=800)
チャート上は、大きな変化はなく
相変わらず30日の高値安値の間に
ロウソクの本体、短期・中期の雲があります
上昇トレンドに復帰したと見るのは難しいかと思います
■短期オシレーター分析
高値特異点が3セットで終了した後
FOMCのドル売りで、安値特異点が出現
下方向に、もうひと押しありそうな形です
99円ミドルから下押しするようであれば
FOMCの安値、97.75水準を割り込む可能性が高いです
■30日乖離率分析
センターライン付近にバンドセンターや本線があり
トレンドがない状態です
30日移動平均は、穏やかな下降傾向ですので
下抜けの可能性ありと読みます
■総合判断
法人税減税など、ファンダ要因はいろいろあるのですが
その辺は考慮せずに分析すると
チャート的には弱含みとなります
安値平均が98円付近ですので
引き続き、98円割れからさらに下をさぐると読みます