第四十二回 ドル円FOMCで下げるも切り返す?
ドル円です
週足は下ひげの陽線となりました
FOMCは、まさかの緩和先送りで
ドル売りの流れとなりましたが
資金が株に流れ、リスクオンの体制となり
円売りからの上昇となったもより…
ドル円日足
チャート上は、大きな変化はなく
相変わらず30日の高値安値の間に
ロウソクの本体、短期・中期の雲があります
上昇トレンドに復帰したと見るのは難しいかと思います
■短期オシレーター分析
高値特異点が3セットで終了した後
FOMCのドル売りで、安値特異点が出現
下方向に、もうひと押しありそうな形です
99円ミドルから下押しするようであれば
FOMCの安値、97.75水準を割り込む可能性が高いです
■30日乖離率分析
センターライン付近にバンドセンターや本線があり
トレンドがない状態です
30日移動平均は、穏やかな下降傾向ですので
下抜けの可能性ありと読みます
■総合判断
法人税減税など、ファンダ要因はいろいろあるのですが
その辺は考慮せずに分析すると
チャート的には弱含みとなります
安値平均が98円付近ですので
引き続き、98円割れからさらに下をさぐると読みます