第36回 ドル円やはり下方向か?
ドル円ですが、週足で見ると
実体部が短い下ひげ陰線となっています
高値が98.80水準
安値が96.80水準
となり、上値も伸びませんが、下値も切りあがるという
三角保ちあいが継続しています
ドル円日足
ロウソク本体は、安値平均を下抜けした後に
高値平均と安値平均の間に戻っています
今週もまた、高値平均が抵抗となっていることが
確認できましたので、
下抜けする可能性が高いことになります
さらに、30日安値平均が
120日移動平均・120日中間価格を下抜けましたので
大きな流れとしては下方向という分析になります
高値の目安ですが
勇気をもってタイトに分析すると、
抵抗線が集中する98.50水準となります
■短期オシレーター分析
高値特異点ですが、
2回目の伸びが弱く、高値方向へのブレイクは
失敗とみてよいと思います
3回目の高値特異点が出現する可能性よりも
安値方向に特異点が出現する可能性が高いと思います
■30日乖離率分析
0ラインと、バンドセンターに絡みつく動きで
レンジが継続する可能性が高そうですが
30日移動平均は下向きなので
レンジの場合でも、下方向に動きが出てくる可能性が高いです
総合的にはですね
ファンダ面はともかく、テクニカル的には上に抜けそうには
見えないんですよね(^ー^;
急上昇の後ですから、今後上昇するにしても、
さらに調整が必要であろうと思います
引き続き95円を目指す動きを予想します